「永遠の昨日 完全版」最終回、ベッドの2人、父の告白、エピローグと5年後の満

浩一に2人目の妹が生まれた。父から「最初に抱くのはお前だ」と言われ、生まれたばかりの力をもらった。

 

そして、病室から出てきた浩一は、やはり「もう俺はだめだから、自分のことはよくわかる」と言っている。

 

そんな浩一の手を引っ張り、満は「今日はするから!!」と強引に家に連れてきたのだ。

 

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ベッドの上の2人

いざ浩一を連れてきたのは良いが、何もできない満。背中合わせにベッドに座る2人。そんな空気を感じたのか

 

浩一は「みっちゃん暑くない?」とシャツを脱ぎだした。浩一は死体で気温の変化も感じないはずだが、

 

満の気持ちは感じたのだろう。だから満が宣言したとおりにするために、自分から仕掛けてきたのだろう。

 

満もパジャマのボタンを外したが、恥ずかしくてシーツの中で上のパジャマを脱いだ。その間に浩一は

 

ベッドの中に潜り込んできた。「みっちゃん。俺初めてなんだけど」「俺も初めてなんだけど」と言いながら、

 

浩一からキスをしてきた。そして、何度もキスをして体を重ねあった。そして、浩一はいなくなった。

 

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父の告白

朝起きてコーヒーを淹れていると、父が起きてきた。そして珍しく向き合って座りコーヒーを飲んだ。

 

そして、「浩一君はとまったのか?」と聞いてきたが、次に予想外の言葉が父から出てきた。

 

「どこまで家族に浩一君は見えている?」と。あの内科の医師に聞いたのかと思ったが、父も同じ体験をしていた。

 

それは初めて聞く父の告白だった。母が満に冷たかったのは、自分の病気がもう治らないとわかり、

 

いついなくなっても満が「寂しい思いをしないように」とわざと冷たく接していたが、母はそれは間違いだったと気付いた。

 

でも、もう遅かった。そして母は亡くなり、「生きるしかばね」となり、父のそばにしばらくいたという。

 

満は初めて、父の告白から母の態度の、本当の意味や、「生きるしかばね」が浩一だけではないことを知った。

 

父はずっと気づいていて、気づかないふりをしていたのだ。そして、おそらく母も同じ期間父といて、

 

いなくなったのだろう。だからわざと父は「浩一君は帰ったのか?」と濁して聞いたのだろう。

 

本当は息子の様子から、浩一はもう動かない「死体」になったことを悟っていたはずだった。

 

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エピローグと5年後の満

浩一がいなくなり、5年が経っていた。満は1人キャンプに来ていた。雨でできなかったキャンプ。

 

あの頃、なにかといえば「雨が降り」2人の思い出を邪魔してきた。おそらく2人とも「雨男なのだろう」と思う。

 

しかし、1人のキャンプは晴れていた。そこに高校時代のみんなから電話が来たが、「浩一」を覚えているのは、

 

すみこしかいない。だから満のことを心配してくれた。そしてなぜかまるちゃん先生も忘れているはずなのに、

 

浩一と満が一緒に写った写真を送ってくれた。あの日約束したように、満の中の一番は今でも浩一のまま。

 

そして、浩一はいなく名前に、自分の「エピローグ的」な思いを満にこころの中で語りかけていた。

 

「自分は父の顔を知らない。母も家を出てしまった。」でも、運よく母の弟が養子にしてくれた。

 

だから、いつも自分は「誰かの一番」になることはできなかった。でも、妹が生まれた時「一番」に抱かせてくれたのは

 

父の浩一への愛情からだった。そして、満を見た瞬間「目つきが怖かったけど恋に落ちた。」自分が男を好きなんて。

 

それから、2年かけて距離を縮めていった。そして満の一番になれた。自分の中でも満は一番になった。

 

そして、抱き合った翌日、満が起きる前に「ベッドで発見」されないように、あの草むらに戻った。

 

そして、浩一は「遅れて見つかった遺体」として、事故処理がされたのだ。お互い一番のまま恋を終わらせることができた。

 


 

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