「永遠の昨日」8話、見えなくなっていく浩一、存在するために必要なことと新しい命の誕生

浩一の事故が起きて4日が経過した。満にはちゃんと浩一が見えていた。2人ではしゃぎすぎたのか

 

満は熱を出して寝込んでしまった。翌日もまだ熱は下がらなかったので、学校を休むことになったが

 

浩一だけを学校へ行かせたことを、後になり後悔するのだった。

 

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見えなくなっていく浩一

満は朝起きると、まだ熱は下がっていなかった。1階に降りると父が朝食をとっていた。

 

そして、目の前には浩一がいたが、「昨日はだれか来ていたのか?」と聞いてきた。父には浩一が見えていない。

 

浩一はすぐ目の前、水を取ろうとしたまま動かない。父は手早く食事を済ませると、学校を休むように。

 

と言うとそのまま出勤していった。最後まで浩一がいることに気づかなかった。父には浩一が見えていなかった。

 

浩一はふざけて「水だけが宙に浮いて見えるかな」というが、満は浩一1人学校へ行かせることにした。

 

■ドラマ関連作品

原作

「永遠の昨日」

榎田 尤利

Ayumu Imazu
「Sunshawer」
久保あおい
「遠い夏の日」

 

浩一が存在するために必要なこと

満はしばらくすると熱も下がった。暇をもてあましていると、クラスメイトの寿美子が家に来た。

 

前に浩一のことを見て、「鬼になった」と言った彼女だ。なぜ来たのかわからなかったが、

 

浩一が2時間目の途中で、教室を抜け出して早退したという。しかし、浩一が見えていたのは5人位。

 

寿美子にも浩一は「ぼんやり」としか見えていなかった。浩一が見えるには満から「エモーション」を受け取っているのではないか!?

 

と、寿美子は想像していた。しかし、浩一に電話してもつながらない。そこで家に電話してみたが、家には帰っていないようだった。

 

満は自分がいれば、浩一に嫌な思いをさせないで済んだんだ。と考え、一人で学校へ行かせたことを後悔した。

 

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新しい命の誕生

満は浩一を探していた。でもどこにいるのかも想像がつかなかった。そして、「公衆電話」から着信が入った。

 

何も話さないが「浩一」だとわかった。どこにいるのか聞いても言わなかったが、後ろで病院らしきアナウンスが流れた。

 

満は直感で、父の病院だと思い駆けつけた。すると浩一は「産婦人科」の待合室に座っていた。

 

「ここにいると、気持ちが楽になる。」と言っていた。それは赤ちゃんのはじけるパワーを浩一がもらっているのだろうか!?

 

そこにたまたま、オペに向かう父が通ったが、朝には見えなかった浩一が、今は父に見えていた。そして挨拶を交わした。

 

そして、しばらくすると浩一の弟がきた。「どうして、兄ちゃんが先にきてるの?」と不服そうだが、

 

父親と妹も慌ててきた。満はとっさに「分娩室はこっちです!」と家族を案内した。

 

本来は違う病院でお産するはずだったが、そこが満床となってしまい、急遽ここで産むことになったんだ。

 

と、満は直感したのだ。そして、無事に女の子が生まれたが、浩一の父は「母さんが一番に浩一に抱かせる」

 

と、言っていた。と浩一を伴って病室に入って行った。そして、浩一に抱かれる赤ちゃんはまぶしく輝いていた。

 

こんな風に「守ってもらわないと生きられない存在」自分たちも昔は想だったのかもしれない。

 

浩一は家に帰るというが、また存在が見えなくなることを恐れて、満は家に連れ帰り以前と同じことをする覚悟でいた。

 

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