「永遠の昨日 完全版」4話、浩一の体温、母の幽霊、浩一の正体がわかる

満は半日が経ち、浩一を家に帰すのをためらった。もし帰してしまったら、浩一が「死体」であることがばれる。

 

そこで家に泊めることにしたが、相変わらず浩一は何も食べないし、冷たいまま。このままどうなってしまうのか!?

 

浩一は今の自分が怖いというが、満はそうでもなかった。彼には経験があったからだった。そして、すみこの口から真実が語られた。

 

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冷たいままの浩一の体温

泊まることになった浩一。満の食事する姿をずっと見ていた。「お腹がすかない」と言いながら、

 

「みっちゃんのお母さん料理上手だね。うちなんておおざっぱで」といったが、満の母は10年以上前に他界していた。

 

そして、浩一は「死体」になって動いている自分が怖いという。「UFOは怖くないけど」と言いながらも、

 

満の反応を見ていたが、意外にも満は浩一を怖いとは思っていなかった。それよりも浩一に「死」を実感させるような話をした。

 

母の死の話をすることで、浩一が改めて「死」を実感することでいなくなってしまう気がした。

 

お風呂を勧めるも「溶けちゃいそうだから」と断る浩一。満は怖くない証拠に浩一にキスをした。

 

それは浩一の体温のように、冷たいキスだった。それでもこれで自分が浩一を怖くないと信じてほしかった。

 

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満がみた母の幽霊

浩一を怖くない本当の理由は、以前にも似た体験をしていた満。母が亡くなった後、母が幽霊になって現れた。

 

生前はとても厳しい母で、抱きしめられたりした記憶もなく、病気になってからも見舞いに行くのが怖かった。

 

毎回、勉強をちゃんとやっているか?とか、何かと細かいチェックをされるからだ。しかし、幽霊の母は笑っていた。

 

そして、ちゃんと足も目もあった。だから、浩一が亡くなった後もこうして存在することは不思議ではなかった。

 

満がキスした時、浩一はベッドに満を押し倒した。すると浩一の体に変化が起こり、体温が上昇した。

 

それは「死体」になった浩一にとって、特別なことだったのだが、二人はこの事実を隠すことにした。

 

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すみこによって浩一の正体がわかる

翌日いつものように朝早く登校した二人。クラスメイトの女子が浩一の顔色がいいと言ってきた。

 

しかし、心臓は動いていない「死体」のままだったが、目の前を担任が正気なく歩いていた。

 

そして、教室に入ると、浩一の席に神社の娘で視えるすみこが座っていた。すでに話しを聞いていたが、

 

心臓が動いていないのに、体温がある。でもすみこはある仮説を立てて、短冊に星を書き呪文とともに

 

浩一のおでこに貼り付けた。これは「鬼封じのお札」だったのだ。すみこのレベルでも効くということは、

 

浩一はやはり「鬼籍」になったのだと考えられた。こうなるとこうして生きているのも時間の問題。

 

というのも、なにかしら「エネルギーを摂取する必要がある」そこで、すみこは「昨日特別なことしなかった?」

 

と、二人に聞いてきたが、二人とも記憶にないと答えた。実はそれが浩一がこうして動いているエネルギーになったらしい。

 

そこに、クラスの男子が飛び込んできた。担任が屋上から飛び降りようとしているのだ。

 


 

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