「きのう何食べた?」season2最終回、誕生日と両親の思い、お揃いのエプロン

この1年様々なことがあった。大きな出来事はケンジが美容室の店長になったこと。

 

そしてシロさんも断り続けていた、弁護士事務所を修と共同名義で、代表者となった。それぞれに責任が増えていた。

 

しかし、そんな中でも、2人にとって、様々な人々との関わりが、それぞれの行事で描かれていた。

 

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誕生日プレゼント


「歳をとるのは嫌だ」と言うケンジだが、シロさんはちゃんとお祝いをしたいと思っていた。

 

しかしケンジから提案をされたのは「プレゼント交換」だった。シロさんはケンジのこう言った面が苦手だった。

 

他にも何度も「お揃い」のグッズを持っていたいと、同じものを色違いで買ってくることも多かった。

 

「今欲しいものはない」と言うケンジのプレゼントをどうしようかと悩む日々が始まった。しかし何も思い浮かばない。

 

シロさんの両親は前から「老人ホームに入居することを望んでいた。今住んでいる家を売却して、

 

2人で老人ホームに入り、シロさんになるべく迷惑はかけないようにしたかったのだ。

 

そして老人ホームの下見にもシロさんは付き合った。しかし今日見てきたところは少し場所が遠かった。

 

息子としては少し自分の近くで、老人ホームを探して欲しかったが、それだと費用がかなりかかると言う。

 

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両親の思い

しかし両親は今日下見してきたところに決めることにした。家を売却して、老人ホームに入れば、

 

もし自分たちが亡くなった後、息子に少しだけでも遺産を残すことができる。そしてもちろんケンジにも。

 

しかし少し費用が高くても、シロさんは自分の家の近くにいて欲しかった。そして「お金が足りない時は僕が出す」と言った。

 

その時母親の顔色が変わった。お金が足りない時と言うのは、10年後20年後のこと。その時シロさんは何歳?

 

自分に子供がいないため、シロさんもその頃には老後を考えなければいけない時に差し掛かっている。

 

親に援助をしている場合では無いのだ。そこまで両親の考えていた。言われてみればシロさんは納得してしまった。

 

そして帰宅してケンジにその話をした。その上で自分も遺言書を作り、自分がもし万が一亡くなった場合、ケンジに遺産を渡したいと言った。

 

しかし、それよりも確実なのは「養子縁組」だった。ケンジはその方法は取りたくないと言った。

 

もし2人が別れた時、それぞれに新たなパートナーができた場合、一度養子縁組をしてしまうと面倒なことになってしまう。

 

そして法律が改正され、同性婚が認められた場合、養子縁組をしていると結婚をすることができない。様々なな問題が出てくる。

 

お揃いのプレゼント

ついに誕生日が来た。ケンジは早朝から予約が入っており、シロさんがキッチンに来る頃にはもう仕事に来ていた。

 

そしてお弁当が作ってあった。プレゼント交換と言っていたので、ケンジは自分も探していたが、ある日それを見られてしまった。

 

思っていたよりも早くシロさんが帰ってきたので、何をお揃いで買ったのかバレてしまった。それはわっぱのお弁当箱だった。

 

今日はそのお弁当箱を使って、ケンジが2人分のお弁当を用意したのだ。そして「食べるまで中は見ちゃダメ」とメモがあった。

 

嫌な予感がしたので、出勤前に見ておきたかったが、メモの言葉を守って中を見ることなく事務所に来た。

 

すると所長がごめんなさいと謝ってきた。シロさんはケンジのプレゼントで悩んでいたのだが、事務所のみんなは違うことで悩んでいると思っていた。

 

そこで所長はシロさんにふさわしい席を用意してくれた。今まで片隅にあったデスクを窓際に持ってきて、新しい椅子を用意してくれた。

 

ちょうどお昼頃に誰もいなかったため、中身が見られないように、持ってきたお弁当を開けてみた。

 

「のり弁」だった。ケンジのことだからもう少し恥ずかしいお弁当かと思ったが、意外にもオーソドックスなお弁当だった。

 

そしてかなりケンジの料理の腕が上がっていることもわかった。そしてやっとプレゼントが決まった。

 

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お揃いのエプロン

シロさんは少し仕事が遅くなり、まだ料理をしていなかったが、ケンジが帰宅したので、急いで料理をしようと思った。

 

ケンジも手伝うと言ってくれたが、その前に渡したいものがあると、きれいにラッピングされた箱を渡した。

 

それはからし色のエプロンだった。袋からシロさんは新しいエプロンを取り出した。ケンジは気がついた。

 

色違いだが、お揃いのエプロンだと言うことだった。2人で並んでキッチンに立った。そんな時に思う事は、

 

この関係が一生続くとは保証できないが、この先もずっと2人で一緒にいたいと思うこと。

 

そしてこうして穏やかな日々が続いてほしいと思うこと。だからシロさんは改めて遺言書を作成することにした。

 

お互いの家族にも認められ、晴れて2人はカップルとして認められた。だからこそできることをしたい。

 


 

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