「永遠の昨日」7話、忘れられていく浩一、明るく振る舞う浩一、残された時間

高校に入って1年生の時に知り合い、そして徐々に仲良くなり、3年に入り付き合うようになった。

 

しかしそんな幸せな日々は続かなかった。それは雨が降った朝、2人は事故に巻き込まれた。

 

怪我をしたのは浩一。しかしその結果は致命的だった。それでも浩一は生きていた。死体として。

コンテンツ

忘れられていく浩一

浩一は事故が起きた後も学校に登校していた。「鬼」として生きることができていた。

 

しかし徐々に彼の姿は、他の人から見えなくなっていた。まるでそこにいないように。

 

浩一の部活の仲間に、この間のDVDを渡してくれと頼まれたが、浩一はすぐ隣にいた。

 

しかし彼にはその存在が見えていなかった。すぐ隣にいるのに渡せない。

 

満にはその状況がもどかしかった。しかし浩一にとっては当たり前のことだと明るく笑ってみせた。

 

■ドラマ関連作品

原作

「永遠の昨日」

榎田 尤利

Ayumu Imazu
「Sunshawer」
久保あおい
「遠い夏の日」

 

明るく振る舞う浩一

浩一の姿がが見えるのは満と、学級委員長。今のところ派遣見えるのはその2人だけだった。

 

それでも彼は自分が「死体だから」と笑ってみせた。でもそれが満には悲しかった。

 

浩一の足の傷口が開いてきてしまったため、再び満の父の病院に駆け込んだ。

 

しかし父の愛人である、内科医の医師は、彼の傷口を縫うことができなかった。

 

それは浩一の姿が見えないから。しかし満が話しかけている時だけ、その姿ははっきりしていた。

 

その帰り交通事故を起こしたトラックの運転手に出会った。彼は近隣の病院に聞きまわり

 

その後浩一がどうなったのか気になっていた。しかしそんな話をしている隣に彼はいる。

 

しかしトラックの運転手には見えていなかった。待っていてくれと言われたが、2人は帰ってきた。

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浩一に残された時間

2人は満の家に帰ってきた。その後満が高熱を出したためだ。

 

浩一は眠らなくても、食事をしなくても、鬼として生きていくことができた。

 

しかし充は生身の人間だ。熱を出して動くことができなかった。

 

浩一はそんな満のために、自分ができる精一杯の看病をしていた。

 

こうして、充と過ごせる時間はあとどれくらいあるのだろうか?

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