「永遠の昨日」担任の自殺を止めた生徒、打ち明けられない事実と終わりが近づく

早朝に生徒が登校してくると、屋上に担任の小河先生がいることに気づき、慌てて教室へ急いだ。

 

そして、担当の生徒たちが屋上へ急ぐと、まだ小河は屋上の端に立っていた。どうしたのだろうか・・・。

 

そこに、玉置先生が来た。どうやら二人は付き合っているようだが、話しがこじれて小河先生は絶望しているらしい。

 

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担任の自殺を止めた生徒

いつもビシっと髪を整えて、物腰も柔らかな担任の小河だが、髪はぼさぼさでこちらの声もあまり聞こえていない様子。

 

隙を見て、浩一が柵を超えて教師の元へ行きながら、話しかけそして、シャツのボダンを外した。

 

そして、傷だらけの体を見せて「交通事故で俺はもう死んでんだよ」と、自分の心臓を触らせた。

 

確かにその鼓動を感じない心臓。そして、隙を見て満も近くに来た。そして医師の父を持つ見解から

 

「ここから落ちても、下は柔らかい土で、死ぬことはできず、大けがで後遺症が残るだけです」ともっともなことを言い

 

自殺を思いとどまらせ、玉置の元に戻した。何とか生徒たちは担任の死を止めることができた。

 

そして、早朝ということもあり、他の生徒もいなかったので、騒動にはならずに済んだ。

 

■ドラマ関連作品

原作

「永遠の昨日」

榎田 尤利

Ayumu Imazu
「Sunshawer」
久保あおい
「遠い夏の日」

 

打ち明けられない事実

浩一は学校帰りに、今度は自分の家に満を誘った。自分が「死体」であることがばれたくないのもあるが、

 

まだ妹、弟も小さいため、今本気で遊びに付き合ったら、もっと怪我がひどくなり、本当に死んでしまう。

 

その可能性は満も否定できずに、浩一の家に行くことした。途中満がくしゃみをしただけで、

 

浩一は満の体を心配したが、本来は反対だろう。そして、浩一の家族と鍋を囲んだ満だが、

 

母が早くに亡くなり、父は仕事が忙しいため、いつも家政婦が作り置きした食事を一人で食べる。

 

そんな満にとって、大家族の食卓は居心地がいいものではなかった。やっと解放され、縁側から外を見ていた。

 

すると、浩一がラムネを持って入ってきたが、満はラムネの開け方を知らなかった。浩一の真似をして開けて乾杯したが、

 

浩一はそれを飲まなかった。「のどもあまり乾かなくなった」と少しだけ口にした。

 

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浩一の終わりが近づくのが分かる

 

布団に入ると、浩一は満に抱きつき「みっちゃんはあったかい」と抱きしめてきた。

 

それは少し痛くもあったが、心地のいいものだった。しかし、朝のことで小河に浩一が

 

「もう俺は長くない」と言った言葉が気になった。それに浩一が何も口にしないことで、余計に

 

本当に浩一の、本物の死が近づいていると満は近くで見ていて感じ取っていた。だからこそ、

 

浩一を失いたくないと、今さらながら強く思ってしまう。そして浩一にこのまま抱かれていたい気持ちも強くなる。

 

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