8話のラストシーンの【拡散希望】犯人とその目的は?「レンアイ漫画家」9話

前回【拡散希望】として、清一郎の写真を添付して、「この人が銀河天使の刈部まりあの正体です」

 

SNSに拡散した人物がいた。しかし、清一郎は機械に疎いのでそういったことに気付くことはなかった。

 

しかし、向後が編集部でネット上で「刈部まりあ」の正体が話題になっていることを知ってしまった。

 

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犯人は誰なのか!?

「まりあ様を全身全霊でお守りしますっ!!」と【銀河天使】に憧れて漫画家になった可憐は、犯人探しを始めたが

 

それに役だったのが、向後の後輩で、あいこの最初の疑似恋愛の相手である【早瀬】だった。

 

あいこのことがあきらめられず、「パトロール」と称して、常にあいこの後をつけていたので、

 

清一郎が「写真を撮られるチャンス」は早瀬がカウントしただけで【3回】そして、その中から「服」を見て

 

この服を着ていたのは1回。あいこの姉が来た時に、姉の勧めで2人で夜外出をした時。

 

歩道橋の上で抱き合う2人。あいこが抱き着き「愛です!」と言った時だった。

 

 

早瀬はその時歩道橋の下に、2人の人物がいたことも記憶していた。カフェの二階堂と彼女の2人。

 

となると、その2人のうちのどちらかが流出させた可能性があるが、何の目的があって!?

 

と、話している時に二階堂が来たので、パソコンの画面を見せたが、清一郎が「まりあ」であることを

 

なんとなく気づいていたが、それは言っては【公にしてはいけない】と感じて黙っていた。

 

早瀬は清一郎が「まりあ」と名乗っていることすら気づいていなかった。となるとこの様子からすると二階堂も違う

 

 

真犯人と目的は?

清一郎は自分が男で、漫画を描いていることがネットで話題となり、批判と応援メッセージがあふれる中

 

自宅まですぐに特定されたことで、ファンと野次馬が殺到した。向後たちが何とか追い返したが

 

清一郎の気持ちを傷付けたのは、ネットの批判や野次馬たちではなかった。

 

可憐が清一郎の気持ちを代弁していた。踏みつぶされた「銀河天使」を拾い上げ、【漫画家にとって作品は子供

 

 

そう、清一郎は自身の素性がバレたことよりも、踏みつけられた自身のコミック本が放置されていたことがショックでならなかった。

 

またしても、向後は「漫画家大賞」に勝手にエントリーしたことを言い出せなくなってしまった。

 

しかし、あいこの言葉にも耳を貸さず、食事の席にも来なくなった。もう向後しか頼る人はいなかった。

 

向後は清一郎の部屋の前に座り、出会った時の話しをし始めた。本当はスポーツ雑誌を担当したかったのに

 

漫画担当になり、やる気をなくしていた時に、編集部の電話が鳴り「持ちこみ原稿」の方を対応しなくては行けなくなった。

 

それが、まだ若き日の清一郎だった。読むうちにどんどん引き込まれていき、そこから始まった二人三脚。

 

そして、少女向けコミックならペンネームも女性の名前で。と言い出したのは向後だった。

 

最後に、「刈部君にあの時君に出会わなければ、僕はとっくに会社を辞めていたよ」とつぶやき家を後にした。

 

真犯人とは?

向後が清一郎に語り掛けている間に、あいこは二階堂から呼び出されてカフェにいた。

 

二階堂と元彼女の由奈がいた。二階堂が申し訳なさそうに謝罪した。SNSに「まりあ」の正体を拡散したのは

 

由奈だった。彼女自身もここまで騒ぎが大きくなるとも思わずやってしまったのだという。

 

それは、二階堂の気持ちがどんどん離れて、あいこの方へ傾くことが許せずにしたことだった。

 

あいこは、なぜそこに「刈部先生が関係あるのか!?」自分に対しての恨みならばなぜ・・・。

 

と、思いをぶちまけてしまったが、その帰り道「刈部さんを苦しめているのは自分なんだ」と気づいたあいこ。

 

家の門の手前まで来て、どこかへ消えてしまった。自分が「刈部清一郎」の近くにいなければ

 

清一郎は今まで通り、静かな環境で暮らし、漫画家として【銀河天使】を描き続けられた。

 

自分がそばにいたせいでこんなことになってしまったことに、深く責任を感じてしまった。

 

「家を出て行かなくてもいい」と清一郎から言われたが、やはりこの家にいることは難しいことなのだろうか・・・。

 

 

 


 

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