明らかになった刈部清一郎の過去、そして思い「レンアイ漫画家」7話

清一郎の家の電話に「美波」と名乗る女性から連絡が入った。「レンにも会いたいから、明日の夕方会いに行く」

 

と、言って電話は切れてしまった。しかし、清一郎はレンと美波を会わせたくない。

 

それは弟純の気持ちだからだ。そのためあいこに頼みごとをしようとするが、うまく話せない清一郎。

 

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可憐の暴走

言い出せないまま、あいこはカフェのバイトへ行くという。そこで清一郎は「締め切りが近いから、お店で夕飯を食べてくるように」とレンに伝えた。

 

「帰ってきていいんですか?」と、不思議そうに聞くレン。そういえばあいこには言い過ぎたことを謝ったが

 

レンには「出て行け!」と言ったきり、それに関する会話をしていなかった。そこで清一郎は素直になり

 

「お前は他にどこに帰る家がある?帰ってこい」というと、うれしそうに返事をするレン。

 

ほっとして仕事に向かったあいこだったが、昨日の夜二階堂に「キス」されたことをおもいだしてしまった・・・。

 

 

気まづいまま仕事始めとなったが、清一郎の家でもひと騒動起きそうだった。

 

金篠可憐が、タッチの感じからして読み込んだ「銀天」のまりあ様は清一郎に間違いない!!

 

と、先日こっそり盗んだネームをもって家に来たのだ。そして「まりあ様を全力でお守りします!!

 

と、言っているそばから、美波が家に来てしまった。可憐は清一郎が困っていることを察して、瞬時に【婚約者】になりすまし

 

彼女を迎え入れた。そして、純の位牌に手を合わせる美波。しかしレンはいない。

 

 

清一郎と純の過去

清一郎は河原で見る女性に恋をしていた。そのスケッチを純に見せたことがあった。

 

ちょうど、純とあいこが付き合いだしたころだった。純は兄の気持ちを知ってその女性と兄をくっつけようとした。

 

しかし不器用な兄のため、そばにいることも多かった純。結局、その女性が好きになったのは清一郎ではなく純だった。

 

しかも、すでに子供までできていて・・・清一郎は「3人で幸せになれ」としか言えなかった。

 

それ以来【恋愛を封印】し、恋愛は描くものだと思い込んできた。美波を忘れるために。

 

 

しかし、美波は他に好きな男性ができ、純と別れ海外へ行ってしまった。だから純はレンに「ママは死んだ」と嘘をついていたのだ。

 

そのことも知っていて、レンを美波にわ会せたくなかったのだ純が嫌がっていたことをしたくない。

 

しかし、あいこが何だか眠れずに下へ行くと、すでに日本酒で出来上がった清一郎がいた。

 

そこで、あいこは3人の間で何があったのか聞こうとするが、「みんな純、純、純!!」

 

は俺の気持ちを知ってて、くっつけようとしてくれてたんだよ。でも美波は純が好きだったんだ!」

 

と、言ったとたんに、あいこは思わず清一郎に背後から思いっきり抱き着いてしまった。

 

状況が把握できない清一郎に【愛です!!】というと、手をおろしてもらい部屋へ行ってしまった清一郎。

 

鼓動しだした清一郎

訪ねてきた美波に「今でもせいちゃん、私のこと好きでしょ?純がいなくなって寂しい。そばにいて」

 

と、背後からだきつかれたが、その手をほどいた清一郎美波の勝手な行動や言動にこれ以上振り回されたくないと思ったのだろう。

 

そして、気持ちよくお酒を飲んでいたら、あいこから「愛です!!」と抱きしめられた。これにはさすがにパニックになり

 

思わず【辞書】で「愛」の意味を確認する清一郎。翌朝、朝ごはんを食べに来なかったが、部屋ではまだ昨日の【愛】がぐるぐるして

 

言葉の意味を延々復唱し続ける清一郎がいた。自分がするはずのない「愛」それが今目の前にあるということ

 

 

美波への気持ちは過去の気持ちとして封印したものの、あたらしくきたあいこの「」に戸惑いが隠せない。

 

そこへあいこがドアをノックした。「そのまま聞いてもらっていいですか?」とドア越しに会話する2人。

 

あいこは昨日突然抱きついたことを謝りつつも、決して酔っていなかったことを伝えたうえで

 

「私はもう疑似恋愛はしたくない」と告げるあいこ。そして「恋愛したいです。刈部さんと」と付け加えた。

 

何も言い返せない清一郎。それだけあいこへの気持ちも封印しようとしていたところだったのだろうか。

 

 


 

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