疑似恋愛をしろ!!無職になったあいこに報酬100万「レンアイ漫画家」1話
あいこはセレモニーホールで働いていたが、いきなり迫ってきた男性を突き飛ばし、怪我をさせてしまい
仕事を首になってしまった。月末で様々な支払いがあるあいこが、途方に暮れていると
いきなり、出版社の男性が現れ、とある場所へ連れていかれる。
コンテンツ
突き飛ばした男と再会
連れていかれたのは豪邸。そこには男性が一人で住んでいるようだったが、
あいこは彼を見て思い出した。元カレの葬儀の日に突き飛ばした男だった。
しかし、あいこを連れてきた男性向後は、大ヒットコミック「銀河天使」の作者だと紹介するも
漫画に疎いあいこには全く分からなかった。しかし、だが業界では11年も続く大ヒット作を描き続け
タイムスリップしてきた少女が、様々な時代で「レンアイ」をするストーリーがうけているらしい。
しかし、男性はスランプなのか、なかなか思うように描けない。最愛の弟が急死したショックもあるだろう。
あの時、レンとあいこの会話を清一郎は聞いていた。最愛の弟の最後の顔をスケッチした後
外に出ると、レンのパパである清一郎の弟純と、高校の時に5回告白してやっと付き合った。
と、話していたのだ。清一郎の記憶がよみがえる。河原でスケッチする横で、嬉しそうに弟が
「5回も告白されたらすきになるよな」と嬉しそうに話していたこと。あれはあいこのことだった。
いきなりの接近
思い出した清一郎は、いきなりあいこに近づき壁に寄せるといきなり「レンアイしろ!!」と迫って来た。
ガタイのいい風貌だが、訳の分からぬことを言われパニックになったあいこは清一郎を突き飛ばしてしまった。
それが原因で無職になったのだが、清一郎の家に連れてこられたのは、ある「依頼」を引き受けてくれたら
報酬を100万円くれるという。そのある依頼とは・・・!?【ダメ男ホイホイ】と言われ続けたあいこに
「恋愛」をして、その話しをすべて清一郎に聞かせること。そしてそこからインスパイアされ
清一郎は漫画を描く。という依頼だった。ダメ男ホイホイの自分がそんなことできるわけない。
と、断るもあまりの気迫と、報酬に思わず了承してしまったあいこ。
するとすでに「ミッション」は用意されており、【丸の内のOLになりきり、エリートサラリーマンと運命の出会い】
あいこは報酬の為に、丸の内にいそうなOLのファッションを研究し、衣装も経費と言われたので
それらしいファッションで指定されたカフェで、ラグビーが好きなサラリーマンと8時半までに運命の出会いをする。
ラグビーのことは一夜漬けで向後に叩き込まれた。そしてラグビーボールのキーホルダーをちらつかせ
店内を歩き回るも、それらしき男性に出会うことができなかった。そしてタイムリミットの8時半。
あいこは男性とぶつかった拍子に、キーホルダーを落としてしまった。そして男性が拾ってくれたが
何か言いたげな表情。もしかしてこれは!?「ラグビーお好きですか?」と聞くあいこ。
ギリギリ時間までに彼に出会うことができた。そしてラグビーの話しで意気投合し、翌朝同じカフェで会う約束をした。
業務報告
2人が出会って、楽し気に話す様子は、リアルタイムで誠一郎に動画で送られていた。
しかし、動画だけでは詳細がわからないので、あいこは話した内容や、「キュン!!」とした瞬間などを
細かく教えたが、清一郎は文字を書いていない。すべてスケッチに現わしてメモをしていた。
弟がなくなった時も、その顔を、様子を忘れないようにスケッチにして残していたのか。
そして、「キュン!!」とした瞬間の中に、人を避けるためにいきなり肩を抱かれた瞬間をあげたが
もっと具体的に教えて欲しい。と頼まれ男性の手の位置や、抱き寄せ方を清一郎で実演していた。
そんな様子を、清一郎に引き取られたレンは2階から見ていたが、清一郎から「ここにいたいなら対等であれ!!」と言われ
返事はしたものの意味が分からず、辞書をひくレン。しかし書いてある文章の意味も理解できなかった。
そして、清一郎はあいこにも「対等」を求めた。あいこはこれでミッション終了!!
と、思ったが次なるミッションが待っていた。
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