あいこと清一郎が【疑似恋愛！？】いきなりの展開に2人は！？「レンアイ漫画家」5話

上機嫌で朝食を作るあいこ。朝食はあいこが作っていいことになったのだ。

 

レンがあいこの朝食を「おいしそう」だとうらやましそうに見ていたのと、誕生日にあいこが作った料理が評判良かったのだ。

 

あと少しで完成！！というところに、うるさく鳴るインターホン。レンの登校に友達が誘いに来るには早い・・・。

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仕方なくインターホンに出ると、向後が「焼き立てパンの差し入れでーす♬」と笑顔で応対してきた。

 

そして、安心してドアを開けると、背後に「おねえ」と以前疑似恋愛をして振った早瀬がいた。

 

向後によると、門を入るところで強引に2人が付いてきてしまったらしい。

 

おねえはあいこの姉るりこ。心配になりアパートを訪ねると「取り壊されて」おり更地だった。

 

その時、偶然そこにいた早瀬に、事情を話しここまで連れてきてもらったところに、向後がいたというわけだ。

 

 

早瀬は、自分があまりにもあっさりと振られて「納得がいかず」その後もあいこを追っていた。

 

学校の先生といい雰囲気にになったり、かと思えばロールスロイスでデートしていたり・・・。

 

そして、挙句この屋敷に引っ越してきたので、気になって時々見に来ていたのだ。あいこが「ストーカー」と感じていたのは早瀬だった。

 

早瀬は「自分はストーカーではない」と言い張るが、全員から「立派なストーカー行為」と言われしょげてしまった。

 

向後がこの件は後で話す。と早瀬を帰した。るりこはあいこの姉なので返すわけにもいかず、そのまま部屋に通された。

 

するといきなり、清一郎とあいこがいるので、同じ屋根の下に住めば【結婚！！】という考えのるりこが

 

いつ結婚するのか！？などしつこく2人を問い詰め始めた。そこで向後は思いついた。次のネームの為に「2人が疑似恋愛を」と。

 

そこで、あいこの提案で向後がるりこに付き合い、買い物へ出かけている間に、2人は設定をすり合わせることにした。

 

 

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るりこが出かけた隙に、2人で詳細な設定を考えて、セリフや仕草も練習するが、恋愛経験がほぼない清一郎と

 

「ダメ男ホイホイ」のあいこではなかなかうまくいかない。そこであいこは、清一郎が描く「銀河天使」に登場する男性はどれも素敵。

 

だから、その中から誰かになり切って欲しいと提案した。たしか、20巻の警官だろうか・・・。とてもさわやかな青年で

 

優しさにあふれた人柄のキャラクターだった。清一郎も頑張ってなり切ったが、その上を超えてあいこに接してきたので

 

逆にあいこが驚いてしまった。キャラクターになり切れば何とか乗り越えられると確信し、後は詳細な設定をしていた。

 

 

向後はるりこの買い物に付き合いながら、「あいこさんと姉妹でも、だいぶ年が離れてますね」と尋ねると、

 

2人は異父姉妹だった。母が再婚したので、あいこが生まれたが、まもなくして父が他界し、

 

自分が母代わりになりあいこをそだててきたので、今でも妹のことが気がかりで仕方がないらしい。

 

特に、誰にも「甘えることなく」育ってしまった妹は、それがアダとなりいい人が現れないのではないか。と心配していた。

 

そして、買い物から帰ると門を除く女性。ライバルの金篠可憐だった。姪が遊びに行き「エピペン」を拾い

 

この屋敷の家主が「刈部」ということは、憧れの【刈部まりあ先生】が住んでいる！！と確信していたのだ。

 

そこに登場したるりこ。そのいでたちから、るりこを「まりあ」と勘違いした金篠だが、

 

向後が出入りしていることで、更に確信へと変わってしまった。そこで苦し紛れに、向後は「刈部」はペンネームです。

 

と、弁解するも、ではなぜ向後がこの屋敷に出入りしているのか説明できなかった。

 

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帰宅したおねえは、「夕食を作る」と張り切っていた。どうやら泊まっていくらしい。となると、部屋はどうする！？

 

おねえは、清一郎とあいこは同じ部屋で寝起きをしていると思っている。しかし実際は違う。

 

そこまで想定していなかったので、酒癖の悪いおねえを早く酔わせて寝かせてしまう作戦に出たが、

 

おねえは「子供がいると色々大変でしょ？2人で公園でも行ってキスでもしてきたら？」

 

と、飛んでもないことを言い出した。なるべくレンには大人の事情はきかせないように、あいこはレンの耳をふさいだが

 

成り行きで外へ出ることになってしまった。公園まで歩く2人。なんとなくあいこはおねえの話しを始めた。

 

父が早くに他界し、母親代わりに育ててくれたから、自分のことを誰よりも心配してくれている。

 

でも姉も結婚して間もなく夫を亡くし、一人で田舎暮らしをしているなどと身の上話を始めた。

 

なんとなく寂し気なあいこを抱きしめた清一郎。いきなりの展開に驚くあいこだが、「ハグの練習だろ」と言われ

 

あいこも清一郎の背中に手をまわした。一瞬清一郎の表情が変わったように見えた。本来の姿だろうか・・・。

 

その現場を行きつけのカフェの二階堂達に見られているとも気づかず、2人はしばらく抱き合っていた。

 

 

 

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