「シジュウカラ」最終回を終えてストーリーとTwitter感想

「シジュウカラ」それは忍のデビュー作に登場した鳥でもあり、その作品に救われた幼い日の千秋が読んだ漫画。

 

しかし、その時2人は別々の場所で、忍は夫の不倫に、千秋は男に依存する母に悩んでいた。

 

そんな2人が出会ったのは、運命だったのかもしれない。「シジュウカラ」=「40から」やり直せる人生もある。

心身が削られて行く千秋

忍はデビュー作以来、世間に漫画画出ることはなかった。アシスタントとして働いていたが、辞めることになった矢先、

 

デビュー作の「地獄にホットケーキ」が電子化され、リバイバルヒットとなり、多額の印税を手にする。

 

そこから自分の仕事部屋や、機材を揃えもう一度本気で漫画を描くことにした。そこでアシスタントを募集すると、

 

すぐに「千秋」という名前の応募があった。喫茶店で初対面した時、忍は驚いた。女性だと思っていたが、まだ可愛い男の子だった。

 

自分より18歳年下の彼は、すでにアシスタント経験もあるため、すぐに採用し2人で作品作りに取り組んだ。

 

しかし、面白くないのは夫、洋介だった。忍はまだ知らなかった。忍がゆうたを出産し、育児で疲れ果てている頃、

 

夫はある女と不倫をしていた。それが千秋の母だった。そして、夫はことあるごとに「お前がマンガを描けるのは俺のお陰!」

 

と、言い放ち、忍の心を傷つけていった。そして妖艶な魅力を持つ千秋に惹かれていくが、千秋の後をついて行った時、

 

あるデジャブが蘇った。幼いゆうたを抱っこして、夫をつけた時、同じ部屋に入り、表札も同じだった。

 

忍は一瞬、千秋が夫の隠し子かと焦ったが、千秋から訂正された。しかし、夫への愛情は日に日に薄れていき

 

ゆうたが大学生になったことから、家を出る決心をした。千秋にあって5年が経っていた。千秋も漫画家デビューをしていた。

 

しかし、デビュー作が世に出る頃には、忍は姿を消して見つけることはできなかった。でも千秋にとって忍は忘れられない存在として輝き続けた。

 

そんな時、同じ編集者が担当だと分かり、偶然千秋は忍と再会した。いなくなった間に、夫が倒れ、ゆうたが進学した。

 

そして家も引っ越した。夫とは離婚の準備に入っている。しかし、千秋には逃げてきたみひろを匿っており、

 

まだ母、冬子は息子を財布がわりに頼り切った生活をしていた。自分の無力さに悲しくなるが、

 

千秋は全てを清算する決意を固めた。ちょうどみひろも独り立ちをしたタイミングで、母とも決別することにした。

 

そして、忍も同じ頃千秋への思いが再燃し、婚約者の岡野と別れていた。そしてどちらからともなく惹かれあい結ばれた。

 

40歳からの純愛がやっと実った瞬間だった。

 

■関連作品

原作

坂井恵里

「シジュウカラ」

 
 主題歌

ロイ-RöE-

「ニードル」

SpendyMily

「後悔」

Twitter感想

確かに、息子のゆうた以外は何らかの被害者。しかし、ゆうたもまた被害者なのではないのだろうか!?

両親の離婚は割り切っていたけど、やはり息子にとっては辛いことかもしれない。

でも、父親のモラハラから、母を守れなかった自分という者を責めているからこそ、わざわざノートを見せに着たのかもしれない。

もがいてもがいて、最後に息ができた場所が、2人だけの空間なのかも知れない。

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