「IP-サイバー捜査班-」最終回、仕組まれた永尾の最期と、絆が核心した親子のきずな。
現職の警官がディープフェイク動画作成ソフトの売買に関わっていたことや、自らが死を遂げる動画を生配信していたことは、世間ですぐに問題視されていた。
しかし、あまりにもタイミングもよく、できすぎた警官の最期に安洛は疑問を持たずにいられなかった。そして、永尾の動画をよく見ていると
ある人物が写り込んでいることに気付いた。そして、それは仕組まれた動画であり、永尾は騙された被害者だと裏付けていた。
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ディープフェイク動画が、真実と嘘の境をなくし、人々は嘘を信じるようになり、世間は混乱する。そんな危険性があり、警視庁の調べで
ディープフェイク動画の拠点は【京都】にあるとわかり、警視庁から桐子警視正が派遣されてきた。彼女はサイバー捜査班と事件を解決するために来たのだが
安洛が永尾の死のタイミングに疑問を抱き、動画を何度も見ていると、かすかにビニールのカーテン越しに写る人物がいることを発見した。
それを全員の前で拡大して、公開すると写り込んでいたのは、桐子警視正だった。なぜあの現場に自分たちより早く彼女がいたのか!?
ディープフェイク動画問題で、メディアにも多く登場した西堂が関係していた。桐子は彼に呼ばれ協力を依頼された。そして告発するために
永尾の元に「箱」を届けるように指示されていた。しかし、岡林の調べで、深い部分でしかわからなかったが、永尾のパソコンはハッキングされており
あのとき、フリーWi-Fiでやり取りをしていたのは、永尾ではなくハッキングした人物だった。そしてその人物が永尾を利用し、
「ディープフェイク動画」の警鐘を鳴らすと共に、殉職をするというシナリオを描いたのだ。一体誰がそのことを仕組んだのか!?
安洛はあの時気づかなかった。永尾の「警鐘」を呼びかける動画こそが、【ディープフェイク動画】だったのだ、実際には誰かとオンライン通信しており
警察がもすぐ来ることに動揺を隠せない彼が写っていた。そして犯人は即座にその姿を、自分が話した動画とすり替え、いかにも「今」永尾が話したように映像を流した。
そして、永尾には「落ち着くために、さっきもらった安定剤を飲め」と指示していた。それが桐子が運んだ箱だった。彼女は中身を知らなかった。
そのため、自信が届けた箱で、永尾が殺害されたことに驚きを隠せなかった。協力者だと思っていた西堂こそが、この事件の真は人だった。
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絆は医学部の解剖医、夏海から永尾の死因を聞いていた。そして、その時絆の母の事を初めて話してくれたのだ。彼女は自分の才能の限界を感じ
もっとキャリアを積むために「海外留学」をすることにしたが、安洛に言ってしまうと、決心が揺るぎかねない。と安洛に何も言わずに日本をたった。
おそらくその時すでに絆は生まれていたのだろう。「決してあなたを捨てた訳じゃない」と夏海は言っていた。絆はおそらく祖父母の元に預けられたうえで
母はキャリアアップのため、海外へ行ったのだが、帰国して間もなく亡くなってしまった。安洛には一切その事実は夏海も話さず心にしまっていた。
そして、サイバー班に戻って来た絆は、多和田と一緒に西堂の家に行こうとするが、多和田が いなかったため、「所在確認だけでも」と一人で出かけた。
しかし、西堂は留守だった。その事をサイバー班に報告すると、そのタイミングを見計らったように、西堂が絆に近づき、肩を抱きスーツを広げた。
小型の爆弾がいくつも仕掛けられており、自分がヘタな真似をすると、西堂と共に死ぬことになる。絆は西堂に言われるまま、ある場所へ連れていかれた。
その頃、サイバー班に戻って来た多和田は、絆を探すが、西堂の不在を伝えてから、ずいぶん経つのにまだ戻ってこないことに疑問を持った。
そこで、絆のスマホのGPSをたどるが、道端に捨てられており、そこには防犯カメラはなかった。安洛はすぐに行動に出た。そしてある広場に誰でも弾けるピアノが設置されていた。
川瀬にそこの防犯カメラを解析してもらうと、男に連れられた絆らしき人物が写っていた。安洛は何度も動画を見返し、拡大した。
絆は何かを伝えている。口の動きから「鳥居」と呼んだ安洛。以前に飲み屋で京都の大文字焼きの話しをしたことを思い出した。
その中に、ひとつ「鳥居」の形をした山があった。そこには使われていない建物があることを思い出した。すぐに安洛は自転車を走らせた。
やはり絆はそこにいた。しかし「時限爆弾」があるため、安洛に逃げるように言う絆に向かい、「お父さんが助ける!!」と窓を強引にこじ開け
何とか数秒前に2人は脱出することができたが、爆発は起きなかった。そしてそこへ一緒に来たはずの西堂もいない。
そこで安洛は【時間稼ぎ】のために、わざと絆を閉じ込め、捜査が自分に及ばないようにしていることに気付いた。
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木曜ミステリー
『#IP~サイバー捜査班 』
\\父娘の《絆》
そして衝撃のラスト…💥
お楽しみいただけましたか?💁🏻♀️最終回までご視聴いただき
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サイバー班は西堂が、オンラインである場所へ向かうチケットを購入したことをつかんだ。それは海外。すべての罪を永尾に擦り付け
誰でも簡単にフェイク動画が作成できるように、ソフトをばらまいたうえで、自分は素知らぬ顔をして、海外逃亡するつもりでいるらしい。
そんな西堂の元に、ニュース映像で「緊急速報」が入り、西堂が向かう国で紛争が起き、入国制限がかかったと報道された。
急遽行き先を「マレーシア」に変更し、飛行機の出発を待つ西堂の元に、「サイバー班全員」の姿がそこにあった。
自分がばらまいたフェイク動画。そして、それを見抜く方法もテレビで語っていたのだが、西堂は「見抜けなかった」
ニュース速報はサイバー班が作った「似せのニュース」であることに。そして目の前で最初に乗るはずだった飛行機は行ってしまった。
西堂は逮捕された。これでフェイク動画の真犯人は捕まったが、ソフトがばらまかれている現在、油断はまだまだできない。
そんな中、安洛は「警視庁への異動」を断っていた。少し前なら喜んで行ったかもしれない。しかし、本来の目的は警察内部で行われる犯行が
年々増加しているため、内部のデータ管理をし、現職警官の犯罪を未然に防ぐと言った内容だった。
そのため、安洛はこのままサイバー班に残ることにした。そこには絆の存在が大きかったかもしれない。愛する人を突然失ったが
瓜二つで性格も似ている、娘の成長を見て行きたい、親心が芽生えたのかもしれない。その証拠に、絆を助ける時、安洛は自分のことを「俺、ボク、私」などと言ったことがないのに
絆に向かって初めて「お父さん」と自分のことを言ったのだ。絆だけが聞いた言葉だったが、のちにメンバーにばらされてしまい、まんざらでもない様子だった。
そして、警視庁のポストを約束されていた多和田も、実の父であり、安洛の監視を依頼していた上司に「サイバー班に残りたい」と伝えた。
多和田が報告を終えた後、安洛は急激に変化していったのだ。それは絆への愛情が、安洛を変えていったに過ぎない。だからこそ多和田はもう少しこの親子を見守りたいと、思ったのかもしれない。
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