フジテレビドラマ「シャーロック」に残された謎
2019年12月16日月曜日、フジテレビドラマ「シャーロック」が最終回を迎えました。
人気小説「シャーロック」を日本版にアレンジし、そして令和の時代にマッチしたシャーロックを生み出しました。
しかし最終回は謎に満ちたものでした。
コンテンツ
守屋壬三登場
守屋壬三に心酔している、元警視庁捜査二課市川刑事により、守屋の居場所が判明します。
ロンドンの英子さんは空に吊るされて海を見ている
誉がこのキーワードを解読したのはこうでした。
ロンドンのA子さんは、海の見える場所にある高い船の中にいる
A子とは、日本国内では、名前を伏せる時や、名前がわからないときに仮ににつける名前です。
ロンドンで一般的に名前がわからない場合に、女性を呼ぶ場合「アリス」や「アリシア」が使われます。
その予想的中させるかのように、若宮があるマリーナに、リットンビジネススクール所有のアリシア号と言う船が係留されているのを見つけました。
早速2人で訪れますが、既に廃船となっており、船はその場所にはありませんでした。
廃船となるとジャッキアップされ、地上より高い場所に保管されます。
それにいち早く気づいた誉は1人で、小型ボートに乗りその場所へ向かいます。
そして19番倉庫の前、誉が差し掛かった頃電話が鳴り、シャッターが開きました。
船の上に男がいました。守屋壬三です。
謎を解明した若宮
誉が去った後、若宮1人でキーワードを思い出し、どこへ行ったか導き出しました。
そして、廃船がジャッキアップして保管される倉庫へと走って向かいましたが、すでに誉と守屋は対面しており、
海のすぐ近くにいました。
そして、若宮たちが見ている前で2人は海に吸い込まれるように落ちていきました。
原作でもこのように、2人は滝壺に飲まれて最後を迎えますが、最終的には生きていると言う話です。
だからこそ、そのシーンを海で再現したのではないでしょうか?
そして私個人が思ったのは、誉は目の前にいる人物は偽物なのではないかと見抜いたのでは…。
目の前の男が提示するゲームに勝てば、東京の秩序を守り、さらに本物の守屋壬三に会えるのではないでしょうか。
あれほどまでに誉が追っていた、守屋壬三のシーンが少なすぎるのがその原因です。
そして留置所から逃げた4人のうち、田中は早々に刺殺されてしまいます。
すなわち、守屋壬三に踊らされ利用された人物の1人です。
元刑事の市川は、守屋壬三の居場所を伝えるとともに再度逮捕されました。
そしてもう1人女性がいますが、元都知事の事務所に爆弾を仕掛け逃走しています。
まだ守屋壬三のやり残したことがあるはずなのです。1人の女性が自由に逃げているのです。
彼女が何らかの任務を外に担っているかもしれません。
そのため、守屋壬三は生きているはず。そして、一緒に落ちた誉も。
12月23日に公開されるFODプレミアム配信の12話では、爆弾を仕掛けた女性も登場します。
そして事件についての取材等のシーンがあります。
果たして、12話で全てがすっきりと明らかになるのでしょうか…
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