「IP-サイバー捜査班-」6話で登場した【ジュースハッキング】とは!?被害に合わないための対策とは!?
最近は、ファミレスなどでも「USBポート」を備えた施設が増えた。漫画喫茶などでも当たり前のようにあるUSBポート。
しかも、ご丁寧に「ご自由にお使いください」と書かれていることもあるため、気軽に充電に使用してしまいがちになる。
それが今回の「落とし穴」となった。【ジュースジャッキング】と呼ばれる手法で、同じシステムから充電したスマホを知らないうちにウィルス感染させてしまうのだ。
【ジュースジャッキング】とは、デバイスはどこのメーカーでも関係ない。つまり同一の電源ケーブルを通してウィルスに感染させることができる。
しかも恐ろしいのは「ウィルスに感染するまで1分」という速さだ。ちょっとだけ充電と、コーヒーを一杯飲んでいるうちに
すでに感染し、特定のソフトから目的となるデバイスに簡単にアクセスすることが可能になります。
つまり極論を言えば、悪意を持った犯人は、【特定の人物】のデバイスをハッキングし、コピーを作成し「なりすまし」することが容易になります。
しかし、その危険性が訴えられるようになり、Appleではデバイスを充電するときに「許可」を求める表示がされるようになりました。
それでも急いで充電したい人は、公共の充電器があれば便利なのでついつい使ってしまいがちですよね。
では「ハッキング」された場合どのような危険性があるのでしょうか!?
今や生活に欠かせないデバイスのひとつに「スマートフォン」があります。パソコンやタブレットはなくても
手軽に運べるスマートフォンを使用している人がほとんどでしょう。そして、まもなくガラケー対応していた【3G】回線の提供が終了し
スマートフォンへの移行を各キャリアも呼びかけています。つまりこれは自分の最大の秘密情報を持ち歩くことになります。
そして、うっかり細工されたUSBポートや、それにつながる電源ケーブルを共有するコンセントで充電することにより、以下のような被害に遭うケースがあります。
・個人情報の閲覧
・コピースマホの作成
・なりすましによる被害
・クレジットカードなど決済情報の漏洩
・不要なアプリのインストール
・見覚えのないお店などからのメール
・最悪の場合デバイスの故障
充電したいだけなのに、スマホが壊れてしまっては、大切な情報を失くしてしまったことにもなりますよね。バックアップができていればいいのですが。
しかし、ほとんどの場合「電話機能とメール機能は使える」程度でスマホを持ち歩く人がほとんどで【セキュリティー】に対してはノーガード。
という人も多いでしょう。アップル社の場合独自の「safari」というネット閲覧ツールを使用することで、会社独自のセキュリティを通してくるため、
ネットからのウィルス感染はある程度防げる場合が多いですが、AndroidはGoogleが開発したシステムを、各メーカーが利用しているので
セキュリティに関しては別途「ウィルス関連」のアプリをインストールすることが必須となります。
大切なデバイスを危険から守るために以下の方法があります。
・公共の充電システムを利用しない
・好況で行う場合は充電専用ケーブルを使用する
・モバイルバッテリーを持ち歩く
・充電に関する監視ソフトをインストールする
まず、充電コードには2種類あるのはご存じですか?
・充電専用ケーブル
・充電・データ転送共有ケーブル
このうち、被害に遭うのは「充電・データ転送共有ケーブル」です。充電専用は充電しかできないため、情報を漏洩することが防げます。
そして、どうしてもバッテリーなどを持ち歩くことが不安な場合、この「充電専用ケーブル」を持ち歩くようにしましょう。
最近は充電するデバイスの差込口も「ライトニング」「タイプB」「タイプC」「micro-USB」など様々なので、
このケーブルを1本持ち歩くことで、どのデバイスも充電可能になります。
安価なモバイルバッテリーだと、発火して荷物が焦げたり、リュックの場合背中にやけどをする危険性も報告されています。
そして、【ジュースハッキング】も監視してくれるアプリをインストールすることをお勧めしますが、動作が遅くなる場合もあります。
そんな時は、セキュリティシステムが組み込まれた、USBポート付のコンセントを介して充電することをお勧めします。
このように自分からデバイスを守る方法は、あるので安心して公共の充電システムが利用できるように普段から備えておきましょう。
「U-NEXT」では【IP-サイバー捜査班-」を第一話から視聴できます。
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