「VIVANT」最終回、ベキが知っていたこと、乃木と黒須、日本に帰国したベキ

乃木は気づくと、黒須と同じく吊るされていた。そして父のベキから「別班か?」と問われた。

 

もう一人の乃木はそれ以上言うな。と止めたが乃木はうなづいた。乃木が殺害したはずの別班メンバーが生きている。

 

それが、乃木が最初からノコルに近づくための、演技で発砲したことがばれてしまったのだ。

 

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ベキが知っていたこと

しかし、乃木は最悪を覚悟したが、ベキは刀を向けると縄を切った。そして乃木を解放した。

 

ノコルは「どこから知っていたのか!?」とたずねると、黒須を「殺せ!!」と命じた時、

 

本当はベキの銃には銃弾が入ってなかった。それをあの手でご飯の重さをはかった時、ベキは気づいた。

 

黒須を撃てと命令した時、乃木は最初から中に充填されていない銃だと知っていた。そして、ノコルが渡した銃。

 

これに「1発」だけ入っていたことも乃木は気づいていた。だから黒須に向けてわざと外し、

 

空砲となる2発目でおでこに銃を当て、最初から乃木は黒須を殺すつもりはなかったのだ。だから、

 

ここに来た時からベキは、乃木が何らかの目的で、「テント」に潜り込んできたと知っていて、

 

あえて様々な仕事をさせて様子を見ていた。ノコルは気づいていなかった。しかしベキは最初から見抜いていた。

 

そして乃木は正直に、最初に渡された銃の型式と重さ、そしてノコルの銃の型式と重さの誤差から、

 

どちらに弾があるかわかっており、わざと1発目は黒須がよけれるぎりぎりの場所を撃ったのだ。

 

そして。予定通り彼はよけて助かった。そこでベキは黒須の縄も切り彼を解放した。

 

そして、「別班」を裏切ったように見せかけたのは、最初から別班のリーダーである櫻井は知っていたのだ。

 

そして、乃木は野崎にも様々な方法で、別班を裏切ったように見せてほしいと伝えていたのだ。

 

自分につけられたGPSを小屋に刺したのも、自分とノコルがいる場所を櫻井経由で知らせたのもすべて作戦。

 

そしてあとは、野崎が乃木の残した言葉から、「別班」を裏切るふりをすることを気づいてくれるかかけていた。

 

飛行機の中で野崎にかけた言葉から、乃木が何かを伝えたがっていたことに気づき、乃木が最初に訪問する社名から、

 

野崎が大好きな映画にちなみ、決定的なメッセージを伝えていた。そこで野崎は急遽救助した「別班」メンバーを

 

棺桶に入れて、日本に帰す作戦を思いついてのだ。もしベキがこの映像を視れば、乃木が「別班」を裏切ったと思う。

 

しかし、ベキは乃木の寸分たがわぬ、重さを見抜く確実な力から、すでに「別班」を裏切っていないとわかっていた。

 

そのうえで、2人に任務を与えた。「テント」の最終目的が「日本へのテロ」でない限り、ベキを信用していい。

 

「テント」がフローライトの採掘をしようとしているのを、なぜ政府が知ったのか!?内通者を探し出せというものだった。

 

そして、乃木の部屋に黒須が来た。改めてあの日のことを黒須に謝った。そして、乃木は黒須の心臓ぎりぎりを狙い

 

本来ならば、自分の任務に巻き込まないはずだったが、乃木の行動を瞬時に見抜いた黒須は弾をよけてしまった。

 

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乃木と黒須への任務

いきなり政府が、ベキが「フローライト」を見つけたことをかぎつけた。この事実は本の一握りの人間しか知らないはず。

 

しかし、情報が政府に漏れているということは、「内通者」がいるということ。別班の乃木と黒須に与えられた任務は、

 

この「内通者」をあぶりだすことだった。しかし、日本にいる「blueWalkar」こと太田の力を借りて、

 

内通者はゴビの部下である「ジェイ」だと判明した。ゴビはすぐに部下に刑罰を与えようとしたがベキが止めた。

 

そして、ノコルから「外務省から呼ばれた」と連絡を受けた。そしてバルカの外務省のワニズと話すことになったが、

 

そこに日本領事館の西岡と、日本企業が同席したのだ。そして採掘の権利を「25%」欲しいと要求してきたのだ。

 

次の会談は15日後となった。そしてベキたちは帰り討論した。25%の採掘の権利を譲渡すれば、

 

65%はベキが所有することができ、安全も確保できる。悪い話ではなかった。そして、調印式で、今後フローライト事業を引きつぐ

 

ノコルが書類にサインをした。するとワニズは「まだ終わっていない」というと、ゴビがワニズの書類にサインをしたのだ。

 

そう、ビゴが寝返り、ノコルが管理する65%の権利もバルカにわたってしまった。そしてワニズは役員会議と称して、

 

この「フローライト採掘の責任者」の選定をやり直すと言い出した。しかし、賛同したのはバルカ側だけ。

 

西岡と日本企業は賛同しなかった。ワニズは裏切られた。その時扉が開き、野崎とチンギスたち警察が入ってきた。

 

そして、ベキ達の後ろについた。実は15日前から計画は始まっていた。太田の情報から、ジェイのパソコンをハッキングしていた。

 

すると、ジェイに政府に内密にメールを送るように指示をしていたのは、ビゴだったのだ。彼が内通者だった。

 

そこで、調印式当日ビゴが、バルカ政府に寝返ることを想定して、計画が始まった。乃木は野崎を協力者に推薦した。

 

それは、日本領事館でわずかだが、野崎が「用事がある」と逃げる乃木たちの元を離れたことがあった。

 

野崎は西岡の動きを不穏に感じ、戻って西岡の部屋のあらゆるところに「隠しカメラ」を設置していた。

 

それを見抜いていた乃木は、野崎に協力を要請し、西岡の不正の証拠をつかんだ。ワニズから賄賂を受け取っていたのだ。

 

そして、これを公にしない代わりに、ベキにつくことを提案し、チンギスも自分が孤児院育ちだったが、

 

そのバックにベキがいたことを今まで知らなかった。そのため、政府に掛け合い、警察官の多くが「孤児院育ちであり、ベキに助けられた」と訴え

 

ワニズの不正を表ざたにすることを取り付けた。そのうえでこの調印式に臨んでいたのだ。

 

だから、ビゴが寝返るのも承知のうえで、彼だけが知らないところで計画は進み、ワニズたちは政府に逮捕された。

 

そして、改めて日本企業がノコルに協力し、フローライトの採掘に協力すると約束した。

 

その代わりに、今まで内紛などで多くの殺害を繰り返してきた、ベキとその部下2人は公安に引き渡されることになった。

 

■キャスト

日本に帰国したベキ

しかし、ことはこれで終わらなかった。野崎から「ベキが姿を消した」という情報を聞き、

 

ノコルから「お母さんの最期の願い」という言葉を聞いた、乃木は日本へと急いだ。そして出口には櫻井が待っていた。

 

ベキが日本公安の指示で、バルカに向かい任務を命令した者。そして、バルカでテロに巻き込まれた時、

 

父は自分で日本に救助を要請した。しかしヘリは目前まで来て引き返した。この「引き返し」を指示した者。

 

すべての情報は、すでに当時の公安により消されていたが、櫻井はすべての情報を手に入れていた。

 

そして、ベキが姿を消すのに、公安を裏切った者がいるはずだった。太田はハッキングして、最近の通信記録を調べた。

 

そしてダミーのメールを開いて、公安の裏切者がそのメールを開封した。「新庄」が公安を裏切り、

 

ベキの最後の目的のために協力していたのだ。3人の住まいと車を用意して、公安時代のベキを裏切った人物を探し出した。

 

今は政府の要人となっている上原だった。家族を人質にベキの元に連れて行ったが、乃木もその家にたどり着くことができた。

 

そして、ベキに銃を下ろすように命じた。「テント」の狙いは日本へのテロ行為ではなく、

 

ベキ個人が憎しみを抱き、妻の明美が絶対に許さない。と言った人物。それこそがヘリに「引き返すように」と命じた、

 

初老の男性だった。当時は公安の人間であり、彼からの指示でヘリが引き返した音声が、櫻井から渡っていた。

 

しかし、ベキはそのヘリが引き返したことで、子供が売られ、明美は獄中で日本を恨みながら亡くなった。

 

そのことを今でも深く根に持っていた。「テント」の最終目的はその張本人を殺害することだったのだ。

 

乃木は父を説得した。しかし父の思いは揺るがなかった。あの「引き返し」がなければ、家族がバラバラになることもなく

 

自分は公安や、国籍から抹消されることもなかった。そして銃声が響いた。ベキと部下2人が倒れた。

 

そしてベキは「息子に撃たれるなら本望だ」と息を引き取った。しかしベキの銃は空だった。

 

乃木はノコルに連絡した。ノコルはベキから日本での計画や、死ぬこともすべて聞かされており、

 

その時、息子が自分に銃を向けることも覚悟していた。そしてノコルは初めて、乃木に「お兄さん」と呼んだ。

 

しかし、乃木が見ていたのは事件があった家。炎に包まれ3人の焼死体が発見された。ベキはノコルの元へ帰るのか。

 

そして、乃木は神社へ行った。元気になったジャミーンと、薫が参拝していたが、もう一人の乃木が出てきた。

 

それは、何かを予告するように、灯篭に置かれた「ピンクの物体」乃木は次に何をするのだろうか!?

DVD&Blu-ray 2023年12月23日発売予定!!

 

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Twitterの感想

最後の生き残りのテントのモニターが、新庄だった。野崎もうすうす感じていたのか!?

 

とにかく、バルカの日本領事館は信用していなかったのは確か。そして続編が予告されていることから、

 

渡辺謙さんの次回出演を予告していたのだろうか!?ノコルに乃木がかけた言葉は、父への最後の愛情だろう。

 


 

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