「VIVANT」6話、もう一人の乃木の正体、ジャミーンのオペ、ベキの狙い

アリは「テント」の幹部だった。山本がテントの一員として、太田を使い「誤送金」を仕組んでいた。

 

そして、乃木は黒須と共に、アリの家族を利用することで、「テントの最高責任者」が誰なのか分かった。

 

その名前は「ベキ」、誰もがあがめる人物だが、このベキこそが乃木が会わなくてはいけない人物だった。

 

コンテンツ

もう一人の乃木の正体

乃木は最初から2人存在している。一見優柔不断で、気弱そうな乃木と、意見をはっきりという乃木。

 

はっきりとした乃木は時々しか現れない。それは乃木自身に何か迷いがあるときだった。

 

バルカ共和国で「テントの最高幹部」の正体を知った乃木。アリは写真を見て「ベキ」と言ったが、

 

もう一枚の写真をみて、「なぜこの写真をあなたが持っているのか?」とアリにいわれた。

 

その写真は父と母が結婚した時の写真だった。しかし、両親は父が警察を退職して、農業使節団として、

 

バルカ共和国に入り、テロに巻き込まれ死亡したとされていた。そして、乃木は人身売買され、

 

物乞いをしているところを、日本人によって連れて帰られたが、記憶を失っていたため、

 

自分自身が誰なのかわからず、施設で過ごす日々だったが、そんな時「もう一人の乃木」が現れた。

 

「しっかりしろよ!!奨学金を取って大学に行って、アメリカに行けばエリートしか入れない部隊がある」

 

と言ったのが、もう一人の乃木だった。乃木はもう一人の乃木が言ったように、勉強を頑張って、

 

奨学金を獲得して大学に入学して、精鋭たちが集まる大学を首席で卒業して、公安が恐れる「別班」となった。

 

そして、またアリの証言を聞いて、もう一人の乃木が姿を現した。「大丈夫!!」というのも、

 

「ベキ」はテロで死亡した。とされている『父親』の可能性があり、別班とテントは敵対関係にある。

 

しかし、乃木は親の記憶がない。だから自分を受け入れてもらいたい気持ちがあるが、ベキはどうするのか!?

 

そんな悩みに、もう一人の乃木は答えをくれる。「あってもいい」のだと。そして、時々乃木は離れ離れになる前の両親を思い出すようになっていた。

 

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ジャミーンのオペ

乃木が予想したとおり、野崎は乃木が「別班のメンバー」だということにすでに気づいていた。

 

そして、乃木が近々動き出すことも察知していた。それは、「ジャミーンのオペ」だった。

 

もう一人の乃木が言ったように、乃木は薫に思いを寄せ、ジャミーンとの3人での暮らしを望んでいるのかもしれない。

 

で、なければ何千万というお金を匿名で寄付するわけがない。その通り、乃木は薫のことも気になっていたが、

 

ジャミーンのオペも気にしていた。だから日本に帰国した。空港からすぐに新庄がマークしていた。

 

そして、公安も乃木の過去に触れて、父が元警察官部であることを、佐野に話し写真を見せた。

 

すると彼は、古いデータ化された資料を出してきた。乃木の父と会ったことがあるという。「乃木卓」

 

そして、公安が乃木卓を危険視しているのには理由があった。乃木家の家紋と「テントのシンボルマーク」が同一であること。

 

乃木は予定通り、ジャミーンのオペの前に病院に来た。何も知らないドラムは喜んで出迎えた。

 

そして、野崎も合流して、ジャミーンのオペが無事に狩猟するのを待った。乃木と野崎。お互いの立場がばれている。

 

だが、乃木はその腹の内を探らせない。顔色一つ変えない。さすが訓練されているだけのことはある。

 

しかし、野崎は乃木は他の動きもあるとにらんでいた。それは山本がなくなり、太田が行方不明になったままだったからだ。

 

ジャミーンのオペは終わったが、肺の調子が良くなく、サチュレーションが上がらなかった。

 

「人工心肺」を用意しようとした薫だったが、乃木が手を握りしめていると、ジャミーンの手が動いた。

 

そして、自力でしっかりと呼吸を始めた。こうなったらもう大丈夫だと薫は泣いて喜んだ。

 

乃木は思わず彼女を抱きしめてしまった。「好き」という気持ちが出てしまったのだろう。そして、乃木はその気持ちを素直に認めた。

 

■キャスト

テント、ベキの狙い

テントはアジトに集まり、今年前半の収支報告の幹部会を行っていた。そこで、収支が大幅に増えていた。

 

それは、丸菱商事からの「誤送金」をアリが宝石に換金していたことや、もう一人の幹部が、

 

宝石を換金したことの功績が大きかった。アリはすでに乃木たちの手により、ロシアを抜けて、

 

第二の人生として、新しいパスポートを家族分用意してもらい、国外に逃げ出していたので、

 

幹部会にはいなかった。しかし、アリよりも2倍以上の献金をした幹部がいた。いつもベキのそばに控える秘書のような男性が、

 

「ベキからの贈り物」と言って、箱を手渡した。男性は喜んで箱を開けたが、中に入っていたのは、

 

宝石を換金した男性の右手だった。思わずおののく男性幹部だったが、ベキはすでに調べていた。

 

彼が「宝石を換金した日付」が、いつも一番「高値」ではないこと。そこを追及され、男性は担当者の判断ミス。

 

と説明したが、動画が流れ担当者が追及されていた。換金した日付と、報告された日付に食い違いがあるのだ。

 

それは、男性と担当者が共謀して、一番高値で換金しておきながら、少し前の日付で換金したことにして、

 

その差分の儲けを折半しよう。という約束がされていたのだ。そして場面は変わり、男性の自宅になった。

 

男性の話しだと、家族の病気の治療や、家の購入費用と言っていたが、開かずの間に大量の段ボール箱があり、

 

その中に札束がぎっしり詰まっていた。男性はもう言い訳はできなかった。ベキが刀を抜いた。

 

ベキたちはこうしてお金を集めて、日本で何かをたくらんでいる。それを阻止するのが「別班」だが、

 

野崎は太田をマークしていた。どこかのアパートを借りたようだった。しかし、搬入されたのはごく一般的な家電だった。

 

しかし、野崎は逃していなかった。彼女が入居する前に、巨大なコンピューターを扱うことで有名なメーカーのトラックが止まっていた。

 

そして、ジャミーンの無事を確認した乃木はどこかに向かった。新庄は途中で巻かれてしまったが、

 

野崎は必ず太田のアパートに来ると確信していた。その頃アパートではアリが助けてくれたお礼に。

 

と、「期限はあと4日」と言って、数字の羅列の紙を渡してくれた。別班本部でも調べたがわからなかった。

 

しかし、「blue@waller」を名乗る天才ハッカー太田を使い、この紙の意味を調べていた。そして、この紙の持ち主のスマホを欲しがった。

 

彼女はスマホの画面を見ると、何かひらめいたように笑い、カメラを紙に向けるとメールアドレスのコードになっていた。

 

「テント」への連絡手段だが、テントがどのサーバーを使っているのか逆探知できるのが、「あと4日」だった。

 

しかし、かなりもう時は経っていた。太田はハッキングを開始して、相手に空メールを送り、

 

テントのサーバーアドレスをコピーすることにしたが、途中で黒須がナイフで果物を向いているのを確認した。

 

そして、あと数秒で期限切れを迎える瞬間に、テントのサーバーにたどり着いた。そして、乃木も合流したが、

 

山本は彼女を拉致して、かなり乱暴なことをしたらしい。太田はまた同じ目に遭うなら「ここで死ぬ」

 

と、素早くナイフをつかみ首に突き立てたが、乃木がそうはさせなかった。山本とは同類ではないと動画を見せた。

 

山本が自白して、亡くなるまでの一連の映像を見た。その隙にナイフを奪ったが、インターフォンが鳴った。

 

太田が対応すると、新庄がいたが中に踏み込むと、引っ越してきたばかりの新しい部屋だった。

 

そこに乃木がなぜいるのか!?「僕はただ同僚の引っ越し祝いに」と手土産を見せた。何も収穫はなかった。

 

野崎の指令で引き上げることになったが、野崎の読み通り、別班はもう一つ部屋を借りて、壁に穴をあけ、

 

スーパーコンビューターのある部屋と、普通の部屋を内部で行き来できるようにしていた。

 

そして、乃木は通常業務に戻った。どこかの工事の「入札」があるようだった。部下の女性と参加して、

 

見事に入札した工事の受注を受けたが、2番目に指名された企業の代表は黒須だった。発表が終わると、乃木は部下を先に帰した。

 

そして、「配置変換」と言ってすぐに入札した6名が、会議テーブルに着席した。そこに幹部の櫻井が現れた。

 

この入札は別班が仕組んだものであり、結果はすでにわかっていたようだった。そしてこの6名は会議に招集された者たちだった。

 

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Twitterの感想

ちょっと前まで味方だった、東条が敵になり、何でもない経理の女性社員だったのが、

 

世界をも揺るがす天才ハッカーだった。そして、乃木は別派以外では、あの気弱な乃木を演じながらも

 

垣間見えるスキルの高さがある。今度はどんな展開になるのか!?乃木はベキに会うのか!?

 


 

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