「VIVANT」5話、乃木の正体と消えた過去、そしてテントとは!?
乃木は野崎と一緒に罠を仕掛けた。それは太田にデータの改ざんを仕掛けるような指示をした人物を洗い出すこと。
乃木は計画通り、同僚の山本を使い、3人の社員を会議室に呼び出したが、野崎からの電話に乃木が反応したら、
山本が会議室からこっそりと抜け出した。太田に指示を出していたのは信頼していた山本だった。
コンテンツ
乃木の正体
山本が目を覚ますと、乃木と黒須がいた。自分の味方と言っていた黒須は「別班」だった。
山本は状況が呑み込めなかった。どうして同僚の乃木もそこにいるのか!?乃木は「別班」の一人だったのだ。
そして、テントのモニターをおびき出す罠を仕掛けたのだ。するといとも簡単に山本がかかり、
自白剤の影響で様々なことを話してくれた。そしたらもう用はない。山本は姿を消した。
野崎はある倉庫で、太田を見つけたが、誰がい場所を知らせたのか知らない。しかし、彼女は助かった。
そして、山本は「自殺」と思われるように、外傷などもなく、道路の上で遺書と共に発見されたが、
不思議なことに、その道路につながる道にある、防犯カメラすべてが作動していなかった。山本の死に不審な点が残る。
しかし、「誤送金疑惑」について、会社での乃木の立場は「疑いが晴れた」そして、自分をさんざん罵った
部下に怒鳴りつけた。もう一人の乃木が「やりすぎ」というが、これでしばらくは乃木は会社で自由にできる。
そして、すでに「アリ」の元へ行く予定があった。そして、上司の宇佐美に許可を取った。
そこに同伴したのは、黒須だった。「別班」として、乃木は本格的に動き出した。乃木は「テント」の存在を追う
乃木の本当の正体は、テントが丸菱を隠れ蓑にして、大金を動かしている事実をつかむために活動している、
「別班」のリーダー的存在だった。野崎は知るはずもない情報が漏れていたことから、乃木を怪しく思い、
過去の履歴を洗い出した。彼は海外でテロリストとして首席で卒業するほどの、エリートだったのだ。
しかし、そのまた過去には不審な点があった。幼少期の記録がないのだ。それを野崎は調べるように指示をした。
乃木の消えた過去
野崎が調べると、乃木は幼少期別名を名乗っていた。そして、彼が通っていた小学校へ出向くと、
乃木は「養護施設」から通っていたというのだ。そして、今でもその養護施設があるため、野崎は尋ねることにした。
すると、乃木は幼少期にバルカ共和国で「人身売買」の道具とされており、物乞いをしているところを
日本人が保護して、施設に連れてきたが、彼には記憶が一切なかった。そのため自分の名前を知らないかった。
そのため、施設の名前を名字にして、名前は施設で決めた。しかし、大学に入ったころから「乃木」と名乗っていた。
それは、養護施設の人の話によると、あるときテレビを見ていた乃木が、何かに夢中になっていた。
何か思うことがあったのか、乃木は島根県へ行ったという。そして、島根に自分のルーツがあり、乃木憂助とわかった。
野崎は島根に出向き、乃木の親戚を訪ねた。そして、乃木が自分の名前を知った経緯を聞いた。
乃木の父親は警視庁の警察官だったが、辞めた後に妻と子供を連れて、バルカ共和国で支援員として働いていた。
たずねた親戚は乃木の父の弟だった。そして、しばらくして家族3人死亡の知らせが届いた。
しかし、まもなく大学生になる乃木が訪ねてきて、当時まだ始まったばかりだった「DNA鑑定」をすると、
親族であるという結果が出たため、叔父は乃木の名前をの名乗るように教え、乃木家に伝わる小さな刀を渡したという。
乃木は両親を亡くしたショックで、過去の記憶をすべて失っていたが、おそらく「家紋」を見たことで、
自分のルーツを思い出したのだろう。そして、3年前に訪ねてきて、「家紋が変わったことはないか?」とたずねてきたという。
そして、野崎は玄関先にある「家紋」に目を向けて、すべてを悟ったようだった。
別班が追うテントとは!?
乃木は予定通り、バルカ共和国に来ていた。そしてアリの居場所を突き止めていた。しかし、1日遅れで野崎がバルカ共和国入りした。
その時、対峙していたチンギスが迎えに来ていた。実は野崎は今度はチンギスと手を組もうとしていた。
それは、「日本とバルカ共和国」が手を取り合うことを意味していた。そして、徐々に野崎の話しに納得していくチンギス。
アリが経営していた会社は、すでに3日前に引き払い、誰も残っていなかった。家族と住んでいた部屋も誰もすんでいなかった。
そこで、野崎はあるものを探すために、チンギスと車で向かった。黒須と一緒に後を追ったが、
盗聴していた音声が、肝心なところで騒音と重なり聞き取れなかったが、おそらく野崎はザイールが自爆した場所に向かっている。
そして、櫻井からの指示で、野崎を後回しにして、アリのいる場所へ向かうことになった。
アリは教会で祈りをささげていたが、何者かが近づき、「海外逃亡を家族とするように」と指示をして、
パスポートやお金などを渡していた。乃木は信者に紛れて、その様子を見ていた。そしてアリを捕まえてある場所へ向かった。
そこにはモニターがあり、アリの家族が映っていた。アリが本当のことを話さないと、「日本では絞首刑だ!!」と脅した。
そして、アリに指示をだしているのは誰なのか!?アジトはどこなのか!?と聞いても満足いく答えがなかった。
そのたびにモニターから一人ずつ、家族が消えていく。最後に娘1人になった時、乃木は写真を出した。
「こいつがテントのリーダーか?」と聞くと、アリは頷いた。そして乃木は写真を捨てて立ち上がった。
すると、モニターの中では家族が次々と引き上げられていた。「絞首刑」と見せかけて、後ろからワイヤーで吊っていたのだ。
そして、「テント」のリーダーはあの馬に乗った、髪の長い日本人男性だったが、乃木が一緒に落とした写真を見て、
アリはなぜこの写真を持っているのか聞いた。それは乃木の両親が映った写真だった。乃木は「俺の父親だ」と名乗った。
テントは日本から莫大な資金を得て、日本に革命をもたらそうとする組織だが、それがいい改革なのか
悪い改革なのか!?野崎は爆破の時小型カメラを装備していたが、爆破の衝撃でなくしていた。
それを現場に探しに行くと、見つけたがドラムのアドバイスに従い、チンギスの知り合いにSDカードの解析を依頼した。
そして、ドラムがGPSを仕込んだ時、乃木は気づいていないようだったが、別の防犯カメラにより、
乃木はGPSに気づいており、わざと気づいていないふりをして、野崎に近づいた。そして運よくテントとつながるジャミーンにも会うことができた。
そして、復元したSDカードで、ザイールが自爆する直前に「2発の銃声」がしていた。1発は野崎のもの。
しかし、ノイズだらけの画像を鮮明に処理していくと、乃木が足に隠して、巧みに0.2秒の誤差で射撃していた。
そして、今回アリの居場所を突き止めたのも、最初にアリの事務所に誤送金の話しをしに行った時に、
たくみに「GPS」を仕込んだ同じスマホを、すり替えて使用させていたのだ。乃木は野崎が思ったよりも
遥かに優秀なテロリストだったのだ。そして、たくみに自分も騙されていたのだった。
しかもクラウドファンディングを提案した乃木だったが、思うようにお金が集まらなかった。
ジャミーンのオペを延期するつもりだったが、薫の元に「匿名」で足りない金額ぴったり寄付されたのだ。
この金額を知っているのは、乃木と野崎だけ。そしてドラムを含め4人で会食の際にお礼を言ったが、
2人とも知らないと答えたが、ドラムの素早い動きで、乃木のスマホの履歴から、匿名の寄付が乃木だとばれた。
「別班」にとって、ジャミーンは生きていなければいけない存在。ということなのだろうか!?
そして、乃木家の家紋と、「テント」のシンボルが同じであることは、深く関係しているのだろう。
「VIVANT」1話、誤送金とバルカ共和国へ行った乃木、そこで知った新事実
「VIVANT」2話、VIVANTの意味、そして脱出計画、誰も乗っていないラクダ
Twitterの感想
ゴールデンスランバーみたいな展開に半沢直樹のような他人への謝罪強要に、古美門みたいな話術、そしてジョーカー的展開という堺雅人セットなのにとうとう「ビッグマックを食べる堺雅人」表情までやってるよ#VIVANT pic.twitter.com/WTRV9b0tKI
— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) August 13, 2023
林遣都が年を重ねたら役所広司になる世界線………夢ある。
#VIVANT pic.twitter.com/JfECDNrwIR
— TantoPaper (b) (@PapertantoB) August 13, 2023
乃木家のモデルは、奥出雲のたたら製鉄御三家・櫻井家(今も続いていらっしゃいます)。
櫻井さんは戦国武将・塙団右衛門の末裔にあたり、
塙団右衛門の妻は、虎屋創業の黒川家。とらやのお赤飯♪#VIVANT考察 #VIVANT #VIVANTep5 pic.twitter.com/8V7ajzFd1Z
— レモンちゃん🍋 (@tondemoremon613) August 13, 2023
やはりネットでは様々な考察が入り乱れていますね。しかし、堺雅人のドジなサラリーマンからの変貌!!
そして、野崎に気づかれた後も平然を装うカモフラージュ。すべてが一流のテロリスト。
本当に、あのテントのリーダーが、その後の乃木の父だとすると、2人は敵対関係になってしまう。
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