「PICU」最終回を終えて、ストーリーとTwitter感想

NHK大河ドラマで話題となった吉沢亮さん主演の「PICU」は、子供専門の「ICU」設立に関するドラマでした。

 

舞台は北海道、そして、新しい「PICU」を設立する指揮をとるのが北海道のNACS所属の安田顕さん。

 

とてつもなく広い北海道だらこそ、子供専用の「ICU」を設立する必要性がある。ということです。

「PICU」ストーリー

大学の同級生、武四郎、桃子、舞、悠太は大学最後のキャンプに来ていた。そしてそれぞれ将来の夢を語り合った。

 

それから数年後、桃子は武四郎の母と同じバスガイドとして働きながら、結婚生活を送り、

 

悠太は北海道の隅々まで、医療を届けたいと言う思いから、稚内のERの医師として働いていた。

 

舞と、武四郎は同じ実家近くの「丘珠病院」に勤務し、小児科医として活躍していた。

 

しかし、ある時武四郎に新しい部門の設立に、異動してほしいと打診があった。

 

それは小児科専門の「PICU」を設立するということだった。これは北海道知事の念願であり、

 

各地で「PICU」の設立に力を発揮してきた、植田医師と看護師の羽生が創設メンバーとなり、

 

小児科から武四郎が抜擢された。なぜ小児科専門の「ICU」が必要なのか?それは大人に比べ繊細な管理が必要であるため、

 

そしてなぜ「丘珠病院」なのか?それは近くに飛行場があり、「ドクタージェット」を常駐させれば

 

ドクターヘリよりも素早く、道内全体から患者を搬送できるからだった。しかし、創設メンバーが3人。

 

とても手が足りる数ではないが、ER医師が兼任したり、外科医や麻酔医が兼任したりして、徐々に形になっていった。

 

子供の管理はとても繊細で、寝ないで見守る必要もあった。武四郎の頑張る姿がある反面

 

悠太の様子に変化があった。武四郎はそれに気付きながらも手を差し伸べることができなかった。

 

悠太は自殺未遂を図った。彼のいたERでは罵倒の日々で彼の精神は疲弊していたのだった。

 

しかし、命をとりめた彼は丘球病院でERと兼任して、武四郎たちと働くようになった。

 

武四郎の知らないところで、もう一つ問題が起きていた。圭吾君という心臓病の子供を助けたい。

 

と、母にバスガイドをお願いしたが、桃子が当日来た。腰痛がひどい。という話だったが、母南は病気を隠していた。

 

ただの病気であれば処方されない「モルヒネ」が処方されていた。すでに末期のがんだったのだ。

 

南はバスガイドを頼まれた時に聞いていたが、口止めされてたため、武四郎が気がついたのはもう少し遅かった。

 

そんな中でも、重症の子供たちと向き合い、その親と向き合い、通常病棟へ帰っていく子もいれば、

 

助からなかった命もあった。その度にミーティングを繰り返し、同じことを繰り返さない努力を怠らなかった。

 

武四郎は母の病気を知り、植田の紹介で東京の病院で検査を受けるが、結果は変わらなかった。

 

しかし、南には「治療」の選択肢はなかった。「自分の命の最期は自分で決めたい」という強い思いがあった。

 

それは武四郎が2歳の時に亡くなった父が関係していた。父は若くして肺癌で亡くなったが、

 

その時の抗がん剤の副作用で苦しむ姿を見ていた。だからこそ、延命治療とも言える治療は受けたくなかった。

 

2人で東京観光を楽しんだ後、1週間で南は父の元へいった。ちょうどその頃、武四郎の元に優里ちゃんが来た。

 

彼女は心臓病の圭吾君の彼女。感染症を起こしており、その原因が不明でこれ以上治療ができず、

 

補助心臓を埋め込むこともできないため、家族と圭吾くんの意思で地元に戻ったが、もう話せなくなった圭吾君を見て

 

優里は「先生、圭吾を元気にしてくれるっていったじゃない!!」と泣きながら訴えた。

 

しかし、武四郎は「ごめん」としか言えなかった。医師として、全力を注いでも救えない命がある。

 

自分が医師として何ができるかわからなくなった、武四郎は辞表を残して病院を去ってしまった。

 

しかし、以前助言を求めてきた、田舎の医師山田からの電話でインフルエンザの少女のためにできるアドバイスをした。

 

翌日心配になり、山田医院を訪れると、彼女は容態が安定して帰ることができたという。

 

山田医師は何かを感じ、しばらく武四郎にここにいて、業務を手伝うようにお願いした。

 

しかし、そこに悠太がきた。圭吾君から手紙が届いたのだ。そして、武四郎は彼を助けたくて、

 

以前、さまざまな病院の小児科医に助言を求めていた。それが武四郎がいなくなり、初めて病院の横のつながりで

 

ミーティングが開かれ、圭吾君の感染症の可能性について話し合われて、最善の治療の可能性が出てきた。

 

そして、圭吾君の意志で、「丘珠病院へ戻りたい」と手紙で伝えてきた。そこで改めて入院している病院へ向かうと

 

話せるようになり、病状も安定していた。ドクタージェットを飛ばしてもらい、圭吾君は治療のために帰ってきた。

 

そして、武四郎もまた医師として戻ってきた。圭吾君の状態を見て補助心臓を埋め込むオペの直前地震が起きた。

 

万が一を考え、オペは中止されたが、震源地近くではトンネルの崩落で、小学5年生の児童たちが巻き込まれていた。

 

道内の病院で受け入れが行われたが、最後の重症者を搬送するには、天候の関係でドクターヘリが飛べなくなっていた。

 

最後の可能性をかけて、「ドクタージェット」を知事に要請した。なんとか「低体温症」の女児を搬送することができた。

 

植田はミーティングの席で、1人が「低体温症」で犠牲になったことを伝え、以前から機会をうかがっていた

 

病院近くの空港に、「ドクタージェット」を常駐させる条件として、札幌の病院の小児科医との交代が出ていると打ち明けた。

 

しかし、そこにその医師が現れ、札幌病院でも「PICU」を整備し、雪で丘珠で「ドクタージェット」が利用できない時に

 

札幌でも受け入れられるように、準備に入ったことを伝えにきた。これで道内2つの病院に「PICU」が誕生することになった。

 

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「PICU」Twitter感想

神様は圭吾くんを見捨てなかった。また優里ちゃんからのキーホルダーが圭吾くんの手に戻った。友情のようなシーン。

 

そして、子供医療にどれだけ配慮が必要なのか、とても実感させられた。

 

離れていても、いつも4人でテレビ電話をしていたが、ラストではみんなおにぎりだけを黙々と食べながら、お互いの覚悟が伝わってきた。

 


最終回を迎えたドラマのSNSでの感想とあらすじ

 

 

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