「PICU」6 話、心臓病の圭吾君、移植を拒む理由と、打開策!

PICUに心臓発作で運ばれてきた圭吾くんは、五日たっても目を覚ます事はなかった。

 

しかし、志子田が急性リンパ腫の女の子、ひなちゃんと話しているときに、彼の手がかすかに動いたのを見た。

 

やっと彼が目覚める時が来た。ただ問題は両親は心臓移植を希望しているが、12歳の彼は、自分の意思で心臓移植を拒否している事だった。

 

コンテンツ

心臓病の圭吾くん

彼は拡張型心筋症で運ばれてきた。これまでにも何度も発作を起こし、心臓移植が1番の治療方法だったが、

 

両親は心臓移植を希望しているが、12歳の彼は自分の意思で心臓移植を拒否していた。そして死を選んでいた。

 

12歳ともなれば、心臓移植がどういうものなのかわかる。故に、彼の意見を尊重しなければいけなかった。

 

彼はいつも絶望的なことを口にしていた。しかし隣のベッドのひなちゃんは志子田先生に教えてくれた。

 

「あのね、朝目が覚めるかどうか怖いんだよ」と彼の気持ちを代弁してくれた。確かに、心臓病の彼は、寝ている間に心臓が止まってもおかしくない。

 

そんな毎日を過ごして、彼の気持ちは、恐怖でいっぱいだったのだ。そこに女の子が現れた。赤いコートを着た女の子だった。

 

優里ちゃんは、圭吾くんと付き合っているらしく、先日の修学旅行では、東京タワーにはのぼらなかったと言う。

 

それは「圭吾君と一緒に上ると約束したから」と言って、みんなから寄せ書きをもらい、願いが叶うストラップを持って、

 

週末だけ病院に近い、札幌のおばあちゃんのところに遊びに来ていた。そして、彼の見舞いに来て、元気付けようとしたが

 

圭吾くんはそれを受け入れようとしなかった。みんながくれた色紙をビリビリ破ってしまい、願いが叶うストラップをぐちゃぐちゃにしてしまった。

 

優里ちゃんは、悲しそうな顔で見ていたが、次の週も彼女はお見舞いに来てくれた。そして彼と話ができないことにもどかしさを感じていた。

 

■キャスト

 

圭吾君が心臓移植を拒む理由

志子田は元気になるには「心臓移植」が必要だと彼に話したが、さすがに12歳の彼は、自分が移植される心臓を持つ人物が

 

自分よりももっと重い病気で苦しみ、その末に亡くなってしまった。そしてその心臓が自分に移植される。それを申し訳ないと思っていた。

 

だからこそ、心臓移植を拒んでいた。自分と同じように苦しんだ子の心臓なんてもらうことができなかった。

 

それでも何とか心臓移植を受けてほしいと思い、とにかくこれ以上悪化しないよう植田医師提案のもと、

 

志子田がカンファレンスを仕切ったが、途中で綿貫がどうしても口を挟みそうになるが、周りがそれを止めた。

 

志子田がどれだけ成長しているのか、それを見るため、彼の治療方針をみんなで聞くことにしたのだ。

 

結果的に、全員一致でその治療方針に賛成したが、万が一の場合はどうするのかと言う質問にも志子田はちゃんと答えることができた。

 

しかし圭吾君は搬送されてきて、2度も心臓発作を起こしている。やはり心臓移植を早くしないと間に合わない。

 

そんな時、仕事はあることを思いつき、母親に「バスガイド」を頼むことにした。そしてPICUのメンバーに計画を持ちかけた。

 

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志子田が考えた打開策

それは、彼が行くことができなかった「修学旅行」を再現することだった。そして行き先は「東京」

 

バスに乗った途端、そう告げられて、彼は驚きを隠せなかったが、東京ドームと紹介されたのは「札幌ドーム」だった。

 

そして「上野公園」と紹介されたのは「円山動物園」だった。極めつけは「東京タワー」と紹介されたのは札幌のテレビ塔だった。

 

北海道の中で、東京に似た場所を巡る旅だった。そしてみんなで人気の「チキン弁当」を食べていると、

 

圭吾君は何か思い詰めていたが、みんなが「おいしい、おいしい」と食べていると、彼も元気に食べ始めた。

 

そんな姿を見ていて、母親は少し嬉しかった。そして最終目的地は自分が通っている小学校の近くだった。

 

そこには優里ちゃんを始めとした、学校の友達が集まり、うちわや布を降って、彼を応援していた。

 

みんなが口々に元気になったら一緒に〇〇しよう!と叫んでいた。そして限界の3時間が来た。バスが発車することになったが、

 

優里ちゃんが、一生懸命バスの後を走ってきた。そして「中学校になったら同じ部活に入ろうね…」とこの先を見据えた彼女の言葉があった。

 

植田には思い付かない秘策だったが、彼は心臓移植を決意した。やはりみんなと一緒に釣りをしたりスポーツをしたい。

 

何より自分より生きれなかった、ドナーの為にも、もっと長生きをしたかった。志子田の秘策は成功した。

 

しかし、志子田には気がかりがあった。最近家のゴミ箱がきれいに片付けられている。そして母親が家で食事をした形跡がない。

 

しかも、今日の修学旅行のガイドに母親を頼んだのに、代わりに桃子が来たことが疑問に残った。桃子は言えなかった。

 

南が激しい腹痛を訴えて、当日のガイドができなくなったこと。しかし志子田も少し何か違うと言う事は感じていた。

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