「漂着者」8話、記憶の断片と、これまでの伏線回収、そして預言者の出番
ローゼン岸本とヘミングウェイは「しあわせの鐘の家」でいつものように話しをしていた。「どこまで記憶が戻りましたか?」
「現実なのか、夢なのか境界線がはっきりしません」とヘミングウェイが記憶の断片を思い出したことを告げるが、
ローゼン岸本からもある新事実を聞かされ、自分に何が求められているのかを考え戸惑うヘミングウェイ。しかし、その求められることはローゼン岸本もわからない。という。
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ヘミングウェイが思い出した記憶の断片と場所【トコヨノ島】
またしても女児が誘拐された。しかも新潟県で続発している、「幼女連続殺人」の犯人からの挑戦状のように、
新潟県警捜査一課長の娘の一恵ちゃんが連れ去られ、インターフォンが鳴った後、娘のランドセルと、無数の葬儀案内がはられていた。
犯人からの【挑戦状】だととらえてもおかしくない。そんな時、ヘミングウェイはローゼン岸本と「しあわせの鐘の家」で話をしていた。
「記憶はどこまでお戻りになられましたか?」そう聞くローゼンにヘミングウェイは「夢なのか現実なのか、境界線がはっきりしないのです。」と話し出した。
私は崖の上に立っています。その後ろには私と同じ模様のタトゥーを同じ場所に描いた人々がいて、私に何かを託したように見守っているのです。そして私はその断崖から海に飛び込んだのです。
ローゼンはわかったように「トコヨノ島、楽園を意味する島で、正式な名前はわかりませんが、私たちは代々そう呼んでいます」
と、ヘミングウェイが取り戻した記憶は、本物だと裏付けるはなしをした。その島には「第六感」を持つ者しか住んでいない。
そして、預言者様が必要とされた時だけ、ここにたどり着くことができる。しかし今までも何人もたどり着いたが、
島とここへ来るまでには、激しい潮の渦があり、多くの場合その波の影響で亡くなり漂着するという。
しかし、ヘミングウェイがたどり着いたということは、「預言者様を必要とする時が来た」ということです。
そして、1400年の間、ローゼン岸本の家計は、預言者様を迎える準備をしていたという。幼稚園バスが忽然と姿を消し
運転手が砂場で見つかったのも、【殺人】ではなく、運転手自らの意志で砂場に身をうずめたのだという。
それはあの【幼稚園】が特別な幼稚園だったからだ。潜在的に「第六感」を持つ園児だけが意図的に、あの幼稚園に誘導されており、
預言者様を迎える「14人の使徒」の子供たちを、迎えるために作られた場所だった。しかし、実際に作られた足型と誘拐されたのは13人。
それは【遥香ちゃん】がすでに『第六感』を覚醒させてしまっていたので、まだ覚醒していない13人を集めたのだ。
そして、運転手が偽物にすり替わったのも、幼稚園のバスを敷地内に埋めるための時間稼ぎ。つまり、本物の運転手を警察が探す間に
バスを埋める時間ができる。そのために運転手は自らの【使命】である、13人の使徒を導いた役割を終え命を絶った。
へミちゃんねるにヘミングウェイは登場しない!?
「ねぇ、これっておかしくない?」「いつも私たちがヘミちゃん撮ってるのに、どうして今日は私たちが撮られているの?」
と、3人は不思議に思いながらも、ヘミングウェイは当然の成り行きのように、「君たちじょしこうせいじゃないよね?」とまた同じ質問を繰り返した。
そして、それに答えない3人に向かい「君、ぺリじゃないよね?誰?」と直球の質問を投げかけた。
ヘミングウェイは女子高生の1人が入れ替わっていることに、ずいぶん前から気付いていたのだろう。
するとわざとらしく反論する彼女たちに「そういう振る舞いもなんかおかしいよね?女子高生に見せようとしていない?」
「誰もいない海岸で普通あそばないよね?」と様々な質問を投げかけるも、3人ともそれには沈黙を通した。やはり彼女たちにはなんらか役割がある。
それを今ヘミングウェイに言うことはできないのか!?そして、なぜぺリが突然いなくなったのか・・・!?彼女たちはその理由も知っているはず。
結局いつもの「へ三ちゃんねる」にはヘミングウェイは登場しなかったが、その後のコメントなどがなかったことから、
彼女たちはこの動画をアップしなかったのだろう。それだけ自分立ちの正体が明かされてはいけない何かがあるということなのか!?
その頃、先日急死した総理大臣に代り。藤沼総理代行が緊迫した様子を見せていた「某国のスパイ」がこの国にいる。
という話しだが、話しだけで実情も、年齢、性別すらわからない。その某国のスパイは何を企んでいるのか!?
藤沼がヘミングウェイに助けを求める
藤沼は「盗聴傍受を防ぐように、しあわせの鐘の家に電話をつないで」と、言い渡しローゼンがヘミングウェイに電話を引き継いだ。
「ついにその時がきたようですね。」と固定電話を置いてその場を外したが、電話を切った夜ヘミングウェイは、13人の使徒の壁画の前に座り
何枚も絵を描いては破り捨てて、涙を流していた。一体藤沼から何を依頼されたのか・・・。時を同じくして、一人の男性がキャップを目深にかぶり
黒い大きなカバンを持ちコインランドリーに入った。そして洗濯物を入れると、洗いあがりを待っているのか、中のベンチに座った。
すると、棒付きの飴のような物を加えた女性が、男性が入れた隣の洗濯機に洗濯物を入れて、ふたをして外に出た。
少しすると男性は自分の洗濯物を回収し、最後に隣の洗濯機を開けて、タオルにくるまれた何かを回収した。
そして男は「カプセルホテル」に入ると、カバンの中身を取り出し、自分が持ってきた荷物と、隣の洗濯機の荷物を取り出した。
男性のものは少し大きく、女性のものは少し小さいが、どうやら敗戦でつないで、男性が持ってきた部品に入れるらしい。
その形状から【爆弾】が完成したのではないのだろうか!?藤沼がヘミングウェイに依頼したと考えられること。
・国内に侵入しているスパイを特定すること
・これから起きることを予知すること
・これから起きることを予知したら、違う現実に変化させること
なぜか、藤沼は本来橋キャップが、第100代総理大臣暗殺計画をしていたことを知っていた。そしてその結果を「シャンデリアの落下」へ
ヘミングウェイが未来を変化させたことも知っていた。もしかして彼女には【透視能力】的なものがあるのか!?
キャップは暗殺計画について誰にも話していない。そして、あの絵を詠美は、柴田には見せたかもしれないが、藤沼は知らないはず。
そして、ヘミングウェイが絵を描いては捨て、涙していたのは何度描き変えても【テロ】が起きる事実を変えることができないのではないだろうか!?
そんなヘミングウェイを、詠美は訪ねてきた。詠美の手に触れたヘミングウェイは「父が逮捕される瞬間、母が首を吊った時」を視た。
「辛い過去があったんだね。」というヘミングウェイに「現在だけじゃなく、過去も見えるの?」と聞く詠美。
遥香ちゃんの幼稚園でピアノを弾いた時も、あの曲が浮かび詠美を見ると、隣に詠美の母親が見えたという。
それなら「私たちの未来は視える?」という詠美に「視えるかもしれないけど視たくない」その気持ちを分かったのか、
詠美はヘミングウェイを抱きしめて「今が一番大切」と伝えた。まるで詠美だけには、ヘミングウェイの感情がわかっている陽だった。
8話での伏線回収
・ヘミングウェイは【第六感】だけを持つ人間が住む島から泳いできた
・島には全員同じタトゥーを持った住人が住んでいる
・ローゼン一族は島の存在を1400年前から知っていた
・生きたタトゥーを持つ者が現れた時、日本は変革の時を迎える
・預言者様を迎えるには14人の使徒の案内が必要
・13人のレリーフしかないのは、すでに覚醒した遥香ちゃんが導く人物になる
・やはり、女子高生ではない3人と、ぺリが突然入れ変わっていることにヘミングウェイは何か意味があると、気づいている
・バス運転手は時間稼ぎのために自らの命を絶った
・遥香ちゃんは1回目は事故だったが、2回目は覚醒後だったので、14人目の使徒として連れ去られた
・藤沼には透視的能力があり、日本に何か大きなことが起こることを予感している
・ヘミングウェイは現実にならないように、絵を何度も描きなおしているが、未来を変えられない
・新潟では別の事件が同時に起きている
・預言者様が現れ、自らの使命を全うし命を絶ったもの
・「第六感」の数式を知ってしまったために殺されたもの
・本物の殺人鬼による「連続幼女殺害事件」おそらく深見と嘴屋の息子は性的嗜好、そして嘴屋の女将が殺人鬼
漂着者を1話から視聴
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※本ページ情報は2021年8月現在です。詳細はdTV公式HPにてご確認ください。
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