「テイオーの長い休日」5話、荻原の移籍問題、過去の確執、そしてその結論

荻原はゆかりの元で、着々と出演作を増やしていった。そして小さい役だが、連続ドラマも決まった。

 

しかし、デリバリーのバイトをして、ゆかりがかつて所属していた「トレランス」へ訪れた時、

 

寿から新しい映画の制作の話があった。そして同期である五十嵐と、ダブル主演をしないかと言う話があった。

 

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荻原の移籍問題


寿が持ちかけてきたのは、願ってもない主演の話だった。そして同期である五十嵐と一緒に共演できる。

 

しかし、次に突き付けられた条件が、「トレランスへの移籍」だった。荻原はすぐに返事ができなかった。

 

寿も「待っている」と言ってくれた。しかし寿には何か企みがあるのか、以前大五郎をネット記事にさらした女性が、

 

事務所の重役の不祥事を、今度はさらしたのだ。寿が狙っているのは「社長の椅子」そのためならなんだってするつもりらしい。

 

しかし、なぜ荻原を誘ったのか?そこに疑問が残るが、彼は遺跡するかどうかを悩んでいた。ゆかりのおかげで、仕事も増えつつある。

 

そんな時、母親から電話かかってきて「ドラマ見たよ」と教えてくれた。そしてもう一つ大切なことを教えてくれた。

 

「仕事を選ぶときは、人で選ぶんだよ」と教えてくれたのだ。役の大きさではなく、その周りの人たちを見ると言うことだ。

 

そう言われると、オリプロに10年ほど在籍しているが、いまだに売れない自分と、どんどん売れていく五十嵐と差がつくばかり。

 

しかし、ゆかりは荻原のために一生懸命仕事をとってきてくれる。そして事務所のみんなも優しくしてくれる。

 

トレランスに行き、主演映画を取るか、オリプロに残り、小さな役でも着実にこなして、成長していくのか悩んでいた。

 

大五郎は、この悩みに気づいていた。五十嵐からメールが来た後、大五郎の自宅の階段で話しているのを聞いた。

 

うすうす前から勘づいていたが、電話をしている様子で、確信を持つことができた。彼を縛り付けているのは何なのだろうか?

 

■キャスト関連作品

 

過去の確執

りきが棚の上にあった荻原の携帯が鳴り、五十嵐からメールが来たことを伝えたが、勝手にその内容を読もうとした。

 

しかし、それは五十嵐からではなく「トレランス」からのメールであった。長女が「大手事務所」とりきに教えた。

 

そこからゆかりはなんだかそわそわした。実は敏腕マネージャーとして腕を振っていたのは、「トレランス」の事務所にいた頃の話。

 

そして寿とは同期の仲間だった。しかし寿が荻原の移籍を狙っている。その目的がわからなかった。

 

トレランスには、荻原以上の俳優がたくさんいる。それなのにわざわざ五十嵐とダブル主演をさせる意味がわからない。

 

アポを取らないで寿を訪ねた。それはとても勇気の要ることだった。しかし戻ってきたゆかりは、荻原がオリプロにきた理由が知りたかった。

 

社長は初めて大五郎と共演したドラマで、監督が荻原に向かって「代わりならいくらでもいる」といったことで、

 

「代わりならいるってさぁ」と言って、大五郎はドラマを放棄しようとした。その姿に感銘を受けて、荻原はこの事務所に所属した。

 

そしてゆかりが来てから、彼に少しずつ仕事が入り始めていることに、今まで自分たちが怠慢であったことに気づき始めていた。

 

しかし、なぜ寿はゆかりを敵視しているのか?それには過去の確執があった。そして大五郎は何とかこの問題を片付けようとした。

 

そして、事務所に全員を呼んで、自分は裁判官となって、荻原の移籍問題について話し合うことになった。

 

しかし、1つ条件を出した「本人の意思に任せる」と言うことは絶対に使わないこと。それを条件に一人一人意見を述べていくことになった。

 

そしてゆかりの番になったが、ゆかりは荻原が移籍するのに不安があると言う。その証人として五十嵐を連れてきていた。

 

10年前に起きた確執について、彼は証人として話してくれた。当時ゆかりは彼のマネージャーだった。

 

しかし、ゆかりはパワハラを原因に退職に追い込まれてしまった。しかし、五十嵐は今になって思えば、売れ始めていい気になり、

 

自分を見失わないよう、ゆかりは細かく注意してくれていたことをに気づき、自分が寿にクレームを入れたことで、

 

ゆかりは退職することになってしまった。こんなことになるとは思わなかったのだ。そんな確執が2人の間にあったのだ。

 

その後ゆかりを誹謗中傷するような出来事が次々と起きた。だからこそ、寿を信用をして荻原を預けることができなかった。

 

■ドラマ関連作品

主題歌

OP

素顔

上野大樹

ED

Bumpy

Beverly

 

 

荻原が出した結論

最後に荻原が話すことになったが、母親から先日「仕事は人で選びなさい」と言われた。

 

それからますます考えるようになった。自分のために必死に仕事を探してくれるマネージャー。仕事がなくても事務所に置いてくれる社長。

 

それを思うとオリプロから移籍したくなかった。しかし五十嵐は切磋琢磨して、トレランスで一緒にチャンスをつかんで行きたかった。

 

そんな五十嵐の思いを聞いた荻原は、自分でやっと結論を出した。「移籍はしない。」決心したはずだった。

 

しかし、大五郎の自宅に行くと、スマホを見ている荻原に大五郎が声をかけた。「偽証罪で罰を与える。」と言って道場に連れて行った。

 

そして、荻原が「移籍しない」と言いながら、トレランスの同世代の俳優のプロフィールを見ていた。

 

自分と同じ世代の俳優が、どんどん売れていくのがうらやましいと感じている気持ちがある。そんな気持ちを隠して

 

「オリプロ」なら、1番下っ端なので、みんな優しくしてくれる。そんな優しさに甘えていると大五郎を指摘した。

 

そして10年前に共演したドラマのように、自分に向かって来いと言う。そして自分を倒せと言うのだ。

 

荻原は、何度も倒されながらも、立ち上がり、やっと大五郎背負い投げすることができた。そしてやっと決心ができた。

 

翌日になりゆかりと「トレランス」の寿に会いに行った。ゆかりはくれぐれもよろしくお願いします。頭をさげて荻原を託した。

 

そして、相関図を見て、五十嵐が行う役の父親に、どうやら大五郎を推薦したらしい。ゆかりの作戦だったのかもしれない。

 

ゆかりはガッツポーズして、トレランスを後にした。しかし、大五郎は荻原がいなくなった部屋に、まだ慣れなかった。

 

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