「グランマの憂鬱」最終回を終えてストーリーとTwitter感想
高口里純さんのオリジナルコミック「グランマの憂鬱」が、東海テレビの土曜のドラマ枠
「オトナの土ドラ」でドラマ化されました。グランマを演じるのは萬田久子さん。愛ある「喝!」をくれる
村の総領として、村の人々に頼りにされているが、そこに息子の嫁と子供が同居することになった。
コンテンツ
「グランマの憂鬱」ストーリー
夫の提案で由真たちは、義母と同居することになったが、夫の仕事が片付くまで単身赴任という形をとった。
そこは「百目鬼村」という何もない田舎だが、亜子は初めて知る草や鳥の名前などを憶えてすっかり村が気に入っていた。
そして、由真が嫁に来たのは「百目鬼家」この村の『総領』を任されているミキの家だった。
「息子に跡を継いでほしいと言ったことはない」と言いながらも、村の人には頼りにされ、月に一度
百目鬼家に村人が集まり、ミキに相談事を解決してもらっていた。その人数の多さにも最初はびっくりしていたが、
由真や亜子は、ミキがただ「解決している」のではなく、そのあとのこともしっかり考えたうえで結論をしっかり出していることに気づいた。
スマホ依存の女子高生が来た時も、本当は「SNS」でストーカー被害に遭っていたことも見抜いており、しばらく家にあずかることにした。
そして、村で唯一のカフェ「夢竹」の竹が倒れた時に、夢路が「同性カップル」だと告げた時も
驚きもせず「ちゃんと愛し合っていれば性別など関係ない」と言い、その後に越してきた家族は
妻が自分の子供を愛せないで、食事を与えなかったりと虐待をしていることを見抜いた。そして、母としての悩みも見抜き
「若竹」で預かってもらうことを提案した。あの二人はきちんと愛し合っている。子供を愛せるようになるまで預ければいい。
子育ては1人でするものではなく、村全体が支えあってするものだと、愛をもって二人を引き離したが、
それが功を奏したのか、母親は再婚した夫と別れ、百目鬼村での再出発を誓った。そして、いつか娘を引き取れるようになりたいと言ってきたが、
その時も頑張りすぎないで、村人がいることを忘れないように口添えしていた。そんなミキが倒れ、由真は夫にメールをした。
めったに倒れない母親が心配だったのか、久しぶりに百目鬼村に帰ってきた夫だったが意外に冷静だった。
それは6歳の時父が危篤となり、ミキが「死について」しっかりと教えてくれたおかげで、人はいつか亡くなる。
と、覚悟ができている。と言ったが、ミキはただの風邪だった。しかし、風邪が治るとまた村人はミキを頼ってきた。
ミキはこの世に人は生まれ、そして死んでいく。それが「憂鬱」なのだと今度小学生になる亜子に教えた。
高校生のスマホ依存、子供を好きになれない母親、そして同性カップル、最後に「生と死について」
などなど、毎話ミキが愛ある「喝」で人々を救っていくストーリーは、なかなかよかったと思う。
コメントを残す コメントをキャンセル