「テイオーの長い休日」1話、ぼやの犯人、就活、炎上騒ぎ

「帝王」こと、2時間サスペンスの帝王「熱護大五郎」は、2時間サスペンスが制作されなくなり、

 

1年1か月の長い休日に入っていた。家には同じ事務所の若手俳優「荻原」を秘書兼お手伝いとして住まわせ

 

常に「俳優」としての立ち振る舞いを教えていた。そんな時一人の女性が就活に奔走していた。

 

コンテンツ

レストランのぼやの犯人

「吉田ゆかり」はある事情から、昔やっていた芸能人の「マネージャー」に復帰しようと就職活動をしていた。

 

そして、面接を受けたのが「弱小プロダクション」の『オリジンプロ』だった。彼女がそこに決めたのは、

 

ある俳優が所属していたから。それが「熱護大五郎」だった。どの作品も何度も観ていて大好きだったが、

 

最近ドラマで見かけなくなり、彼のマネージャーになり返り咲いてもらおうとしたのだが、そこに大五郎が現れて

 

吉田を「不採用」にしてしまったが、一緒についてきていた末っ子のりきの「お母さんを助けて」という言葉に

 

大五郎はこころを動かされた。そしてまだ面接中の母を置いて、りきはあるレストランへ大五郎を連れてきた。

 

その店は「臨時休業中」で、厨房はぼやで燃えた跡があった。そこに長女のひなた、長男のさとるが帰宅した。

 

しかし、全員が母の影響で「大五郎」を知っており、みんなが呼び捨てで呼んできた。大五郎はこれがこの家の「普通」だと自分に言い聞かせた。

 

そして、最後にゆかりが帰宅した。そして大五郎は「キッチンぶらぼーと言えばロケ弁をよく作っていた。」

 

「それはとてもおいしかったが、3年ほど前から味が落ちた」というと、ゆかりは「夫が事故で3年前に亡くなってからです」

 

と打ち明けた。それからゆかりが1人「見よう見真似」でやってきたが、味が落ちたレストランにお客が戻ることはなく、

 

地域一帯の「都市開発」が計画され、オーナーから退去を迫られていた。しかし、嫌がらせが起きたのだ。

 

生ごみがばらまかれたり、鳥の死骸が店の前に放置されたり、そんな中「ぼや騒ぎ」が起き、何とか家族で鎮火した。

 

しかし、そこで大五郎の「俳優魂」に火が付き、火災の原因を調べる消防士の「もゆる」となり、衣装も着替え

 

厨房を調べた。一番燃えているのは「配電盤」ということは・・・。と天井裏を見ていた。そして犯人が判明した。

 

「犯人はシロアリです」と。実はゆかりは退去しないことで、オーナーから賠償金の支払いを求められていたが、

 

大五郎は天井裏が「シロアリに食い荒らされている」この状態は、逆にオーナーの管理不行き届きで損害賠償を請求できるという。

 

シロアリが配電関係も「食い散らかした」ことから、配電盤でショートが起き火災につながったのだ。

 

■キャスト関連作品

 

ゆかりの就活

事務所で大五郎に会ったときは、ゆかりを「不採用」にしたことで、不信感を持ち始めていたが、

 

火災の原因を突き止めてくれたことで、ちょっと大五郎を見直したが、「君のためにやったのではない」

 

という一言から、大五郎への感謝の気持ちも吹き飛びそうだったが、りきの「お母さんを助けて」

 

という一言がなければ、自分はここまでしなかった。という一言にゆかりは大五郎の「やさしさ」に触れた気がした。

 

そして、ゆかりの「就活」だが、大五郎は「不採用!!」と言い放っていたが、社長との約束で

 

「1か月のうちに仕事を取ってくる」という条件が、達成できれば「採用」という約束だった。

 

そのため、ゆかりは就活として、大五郎の仕事を取るために、以前お世話になったテレビ局を訪ね歩き、

 

バラエティーや、食べ歩きなど、「大五郎」を再び認知してもらうよう、まずは「ゲスト出演」のオファーを取ろうと必死だった。

 

しかし、かつてドラマ班にいたなじみのディレクターは、今はバラエティ班になっていたり、途中で大手事務所に所属していたころ

 

同期だったマネージャーの寿に再会したりと、前途多難な就活のための、オファー探しとなってしまった。

 

■ドラマ関連作品

主題歌

OP

「素顔」

上野大樹

ED

「Bumpy」

Beverly

 

 

大五郎の炎上騒ぎ

実はある動画が「炎上」していた。それはゆかりが事務所へ面接へ行く前に、横断歩道を渡る老女を見つけた。

 

その歩幅では信号が変わるまでに、向こうへたどり着けない。とゆかりは付き添うことにしたが、

 

左折しようとしてきた白い車に、クラクションを思いっきりならされていた。ゆかりも憤慨していた。

 

しかし、その助手席には大五郎がはっきりと映っており、老女をせかす大物俳優として「炎上」騒ぎとなっていた。

 

ゆかりはその時運転していた、若手俳優の萩原から「整備不良」だと聞かされた。普段から「車を早く整備に出すように」

 

と大五郎に注意されていたが、自分がそれを怠り、あの時突然クラクションが鳴りだしてしまい、

 

何とかしてクラクションを止めようとした大五郎の姿が、クラクションを鳴らしているように撮影されてしまったのだ。

 

そして、大五郎はプライベートでの撮影を拒否していたが、ひなたは大五郎と写真を撮りたかった。

 

しかし、撮影させてくれないため、「もゆる」となった時にこっそりと動画を撮影し、それがバズっていた。

 

しかも、その動画がきっかけで「ニュース番組出演」のオファーが舞い込んだ。社長にも「採用」を認められた。

 

しかし、大五郎は「ドラマ」にしか出演しない!!と言い張ったので、ゆかりは「俳優も鮮度が命!!」

 

と、言い切り大五郎にテレビ出演を、要請した。するとゆかりたちに「明日からうちに住むように」

 

と言い出したのだ。「うちの事務所の新入社員はすべて、我が家の住み込みの手伝いから始めている」

 

というと、事務員の千春も、萩原もうなづいた。やっとオーナーからせかされずに済む。そしてきれいな住まいへ移住できる。

 

喜んで翌日から、大五郎の家に来たが、大五郎は「子供が大嫌いだからな」と言い放った。

 

しかし、萩原はこっそり教えてくれた。「ここに住まわせるには、あのレストランの状態では子供たちが危険だから」と。

 

また、大五郎のやさしさに触れたゆかりは、子供たちに交じって部屋を見て回った。

 

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