「星降る夜に」最終回、伴親子と医師、深夜の決断、それぞれの道

伴は「もうゴールがない」と堤防に上り、海に向かって進んでいた。しかし背後から娘の声がした。

 

一人でいるのを心配して、春と一星が鈴がいる場所まで連れて来た。号泣する伴。何も聞こえないが悲しみは伝わる。

 

一星が伴を抱きしめた。鈴も背中をさすると一星が手を伸ばして、鈴も一緒に抱きしめた。

 

コンテンツ

伴親子と医師達

伴は全てに絶望していた。お金もなく、娘を育てなくてはいけない責任感。様々なことが、

 

今回、伴を強行に走らせたのかもしれない。でも、妻だけでなく子供も一緒に亡くした深夜は、

 

自分のようにおちぶれることなく、そこから医師を目指した。それは「復讐」のためだった。

 

妻子を失っても泣くことができない自分。しかし、見送りの時まだ若かった鈴が目を腫らして泣いてくれた。

 

それだけで、この医師チームは「できる限りのことをしてくれた」と、思ったが、心のどこかで「何か手違い」があったのでは?

 

と、疑う気持ちがあった。しかし、実際に医師になってみると、亡くなる妊婦や、赤ちゃんを目の当たりして、日常だと思い知った。

 

そして、今伴にできることは「寄り添うこと」なぜか海に来たメンバーで、銭湯にいくことになかったが、

 

静空が壁の向こうから話しかけて来た。それに恥ずかしそうに答える伴。一星は、壁の上部に隙間が開いていて

 

お互いの声が聞こえるのを初めて知った。すると「女湯をのぞいたことあるか?」と伴に質問したが、

 

春は通訳するないようではないと、放っておいたが、怒った一星が、春にお湯をかけて、軽く喧嘩のようになった。

 

それでも、鈴に髪を綺麗に乾かしてもらい、娘と合流した伴はどこかすっきりとしていた。考えが改まったのかもしれない。

 

■キャスト関連作品

 

佐々木深夜の決断

銭湯の後、春と一緒に帰ったはずだったが、東京の家にきていた。傷まないように布をかけた家具。

 

ソファーに座り周りを見渡していた。そして翌日院長に、休みを申請して、昼休みに「ポラリス」へ大量の鯛焼きを持ってきた。

 

北斗に「これは彩子の分ではありません」と言って、東京の家の処分をお願いした。それを鈴に報告したが

 

土曜日に行われると知り、鈴も行くことにした。北斗の友人ということで、社員全員総出で行われ

 

始めにチーフの一星から挨拶があり、要望通り「全て処分でいいですか?」と聞いた。深夜は了承した。

 

鈴も何か手伝いたかったが、チーフの一星が「任せて」というので、深夜と一緒にいることにした。

 

2階には使われなかった、ベビーベッドを春が解体していた。「妊娠5週」と聞き嬉しくて買って来たものだった。

 

そして、リビングでは北斗が天体望遠鏡を目の前に、涙を流していた。よくこの家に集まり3人で星を見ていた。

 

安産祈願の時、彩子が昼間の一番星を見つけた。大人になるとその時間はいそがしいよね。と言う彩子に

 

深夜は子供の名前を「一星」と名付けた。どこにいても一番に見つけてあげる。という意味を込めて。

 

彩子に笑われたが、賛成してくれた。すると赤ちゃんはお腹をポンポンと蹴って来た。まるで名前が気に入ったようだった。

 

すると、片づけが終わったと一星が教えてくれた。そして「最後にこれだけは確認してください」と星BOXを渡した。

 

中にはお揃いのスニーカー。そして彩子からのカードがあった。「結婚記念日おめでとう」と書かれてあり

 

記念日の翌日が出産予定日だった。だから彩子はサプライズで、深夜が欲しがっていたスニーカーを3人分プレゼントで用意していた。

 

10年経ちその事実を知り、深夜は初めて号泣した。このスニーカーを3人で履いて歩きたかった。

 

■ドラマ関連作品

主題歌

OP

由薫

『星月夜』

挿入歌

NCT ドヨン

『Cry』

 

みんなそれぞれの道へ

家の整理が終わり、日常が戻ってくると、深夜は鈴に「マロニエ」を辞める。と言って来た。

 

「マロニエ」に来たのは、あの時泣いてくれた、雪宮鈴先生のようになりたいと思ったから。

 

今でも一番尊敬する先生ではあるが、産婦人科医として、独り立ちした一人前の医師になるため、

 

他の病院へ行くと言う。一星にもそう報告し、一星は「南がいい」と言っていたが、募集がでていたのが、

 

北か南だったのだが、結局東北の産婦人科に決まったらしい。今まで出産した人に「おめでとう」が言えず、嫉妬した気持ちもあったが

 

今は心からおめでとうが言えるようになった。そして親になれるか心配だったうたと春も無事出産し

 

看護師の伊達は、彼が書いた短編小説がヒットし、映像化や次作の話しも来ていて、子連れ出勤をしていた。

 

倒れた一星の祖母も元気になり、ババ会を楽しんでいたが、一星とは一緒に住んでいないのか、料理が貧相だった。

 

一星と鈴は、海の近くに新しい住まいを見つけて、2人で暮らし出した。そして、スーパーへ買い物へ行き

 

「すき焼き」の材料にネギと…春菊と探していると、「春菊はこちらになります」と差し出したのは伴だった。

 

先月から働くようになり、静空がちょうど帰って来た。伴は照れくさそうに、こっそり「半額シール」を貼ってくれた。

 

そして、春はチーフに昇格した。みんなでお祝いしていると、桜が「彼氏が出来ました」と黒髪に袴の男性が入ってきた。

 

名刺は漢字になっているが、「チャーリー」が桜の彼氏だった。それはそれで楽しい未来が待っているのかも。

■ドラマ関連記事

 

Twitterの感想

最初の出会いからなぞりながら、お互いを思い合い、メールをして「会いたい」ってメールしても既読にならない。

 

一星が「好き」と言ってくれた線路の向こうで、今度は「愛してる」の言葉。そりゃあ、カバン投げて走りたくなりますね。

 

でも、この2人は本当に結婚式までして欲しかった。北斗1人では癒せなかった、深夜の気持ちを一星と鈴がいたから、

 

深夜は次の一歩を大きく踏み出せた。だけどやっぱりドジは変わってなくて、安心した。

 

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