「リバーサルオーケストラ」最終回、最後の企みとマエストロ不在、玉響の未来

常葉は高階組へ出向き、会長と握手をしていた。そして本宮の秘書が運転する車で帰っていた。

 

それを第二バイオリンの出席である土井が見ていた。常葉はライバルである高階に何を頼みに行ったのか?

 

何も知らない初音は、そして「チャイコフスキー5番」を、楽団全員を引っ張っていくために、常葉に曲調などを叩き込まれていた。

 

コンテンツ

本宮、最後の企み

常葉が高階組へ行ったのは、最後のお願いに行っていた。それは先日の選考会での話、本来ならば、定期演奏会を満席できなければ

 

新しくできるホールのこけら落とし公演には参加できなかった。そして結果的に満席にはできなかった。あと5席足りなかった。

 

しかし、小野田は、演奏を聴いた市民たちが、こけら落とし公演でもう一度聞きたいと言う意見が多い。もしそれを無視したら、

 

市政にも影響が出ると判断して、こけら落とし公演は高階フィルと、玉響の対決で行うことに決まった。

 

しかし、本当は常葉が「最後の演奏は自分は指揮をしない」と言う約束で、こけら落とし公演に参加が決まっていたのだ。

 

だからこそ、初音にコンマスが指揮できるように、曲調やうねりのタイミングなどを、いつも以上に厳しく教えていた。

 

そんなことも知らずに前日を迎えた。この練習室で常葉が笑顔を見せた事はなかったが、そういった理由もあり、彼は少し笑っていた。

 

コンマスの指揮だけでも十分に、高階フィルに対抗できる自信があった。そのくらいにポンコツ楽団は成長した。

 

■キャスト

 

マエストロ不在の演奏

玉響がはじめに演奏することになっていた。しかし、メンバーが集まっても肝心なマエストロの常葉がいない。

 

時間になっても来る気配がなかった。マエストロの控え室にもいなかった。来た形跡もなかった。そんな時に市長である

 

常葉の父親が控え室に来て「あさひは今日は来ない」と伝えた。演奏開始まで。あと20分。マエストロ不在で演奏するのだろうか?

 

今まで以上にコンマスとして、曲の指揮を叩き込まれた、初音はやっと理解した。そして土井が言っていたことも納得した。

 

それならば、本宮の企みであると感じ、高階フィルに、今回だけゲストマエストロとして、三島の父親が出演する

 

それならば、直接三島の父親に「演奏の順番を代わってください」と頭をさげに控え室に向かった。三島の父親は快く了承してくれた。

 

そこで、初音は常葉を迎えに行くと言う。2時までに戻ってこないと演奏できない。コンマスまで不在になる可能性を考えて

 

他のみんなが行こうとしたが、雑誌記者のみどりが「これは谷岡さんじゃないとダメだと思う」と言って、みんな納得させた。

 

以前に合宿した「常葉酒造」へ行ってみたが、どこにもいなかった。しかし初音は何かを手にして、走っていった。

 

たどり着いたのは、いつもみんなが練習している練習室だった。指揮者台に座りうなだれる常葉を見つけた。

 

初音は演奏の順番を代わってもらったことを伝え、指揮をしてくれるように頼んだ。しかし常葉は絶対に指揮はしないと言った。

 

そこで初音は、せめてものお願いとして、「会場でみんなの演奏をを見守ってほしい」と言うと、常葉は動いた。

 

何とか2時までに戻ってくることができた。控え室に初音が入ると鍵を閉めてしまった。これでは常葉は入れないし、

 

みんなスタンバイすることができなかった。初音は「常葉さんが指揮をしないとみんな演奏しません!」と最後の抵抗していた。

 

そこで、みんな演奏させるために、常葉は高階の所へ出向き、発言撤回を求めた。すると、彼女は快く了承してくれた。

 

そしてやっとスタンバイができた。高階は玉響の演奏を聴いたことがなかった。今回初めて聴くことになる。

 

本宮は隣の席に座り演奏が始まるのを待った。何とかしてこの演奏で高階フィルに勝ってもらって、市長退任を要請したい。

 

しかし、演奏が始まると弦楽器の繊細な響きや、そこから始まる管楽器の大きなうねり、一つ一つの楽器を丁寧に見せていく演奏。

 

誰もが、その演奏に釘付けになった。本宮でさえ「悔しい」と心の中で思った。そして三島も少し聴いただけで、この演奏が素晴らしいとわかった。

 

そして、結果が発表された。審査員は4人いるが、観客の投票もあり、審査員は2対2の票に分かれてしまった。

 

あとは観客の投票だ。高階フィル1002票、玉響1009票で、観客票を獲得したのは玉響だった。

 

これで玉響の解散もなくなり、このホールが玉響の常設ホールとなる。これでやっと団員たちも安心して練習に打ち込めるようになった。

 

■キャスト関連ドラマ

 

玉響の未来

ステージの上でも、メンバーが皆、喜んでいたが、会場の外でもメンバーの家族と、友人たちが集まった喜びを分かち合うっていた。

 

そしてみどりの掛け声でみんな集まり、集合写真を撮ることになった。その顔はみんな笑顔だった。

 

本来ならば常葉は、ドイツへと戻るはずだったが、玉響を残すために、高階フィルのマエストロを引き受けていた。

 

しかし、初めて演奏を聞いた。会長は、「来たい時になったらこればいい」と、父親に告げた。それはまだ玉響でマエストロをしていいと言うこと。

 

そして、帰宅することになったが、常葉の横には初音がいた。そして今まで散々言われてきた「冷血漢、鉄仮面」を改めて訂正した。

 

そして、初音は改めて「音楽の世界に戻してくれてありがとうございました」とお礼を言った。それはお互い様だったかもしれない。

 

しかし、これからの玉響を思うと初音はワクワクしてしまった。ちなみに初音が酒蔵から持ってきたのは、マエストロに必須の「タクト」

 

そして、その順番が変わったことを不思議に思って、常葉の母親が楽屋を訪ねて来て、事情を知って「燕尾服」を持ってきてくれていた。

 

■ドラマ関連記事

Twitterの感想

最後に常葉が「いろいろ訂正させてください」と言った時、初音の告白を断ったことも訂正するのかと思ったが

 

訂正したのは初音に言われた「悪口」だけだった。それでも手をつないでうれしそうに歩く後ろ姿が未来を物語っている気がする。

 

その代わりに、妹のかなでと蒼に恋愛要素を持たせたはいいと思う。マエストロとコンマスとして

 

接しているのに、少しでも常葉に近づこうと、ソファーの距離を詰めていく初音が可愛かった。

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