「アウトサイダー」追われる二人と10年前の真実と、2枚のオセロの駒

小宮山の妻はバスルームで手首を切り、自殺を図っていたが命を取り留めることができた。

 

結婚して15年、夫を支えるために尽くしてきた妻響子だったが、何かに限界が来てしまったようだった。

 

それを守るように「大丈夫」だという夫の雄一。一体何を隠して守り通そうとしているのか!?

 

コンテンツ

追われる架川と蓮見の二人

架川はヤクの売人を刺したと、防犯カメラの映像で勘違いされて、殺人未遂の疑いで追われる身となってしまったが、

 

10年前の事件を明らかにしたい。彼なりに動ける範囲で事件を調べていたが、警察があちこちに張っていた。

 

そして、蓮見は身分を偽り、警察官となったことがばれてしまい、追われる身となり、「お兄ちゃん」

 

と慕う羽村も、上司からの追及を受けていた。それでも父があきらめた事件をあきらめたくなかった。

 

そこで、事件をも打ち度洗いなおそうとしているところへ、小宮山が来た。そして「明日の12時までに事をはっきりしないと保証はない」

 

と言われてしまった。それまでに父の潔白と真犯人を見つける必要があった。水木はそんな中で何もできない自分がふがいなかった。

 

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10年前の真実がどんどん明らかになる

蓮見は藤原が追っていた、鷲見組の「マネーロンダリング」の証拠をつかみ、手嶌に依頼して、

 

架川を保護してもらうことにした。しかし、架川も新しく証拠をつかんでいた。美代子と話し、

 

あの時マンションでドア越しに聞こえてきた声は、小宮山雄一のものだったと彼女が証言したのだ。

 

小宮山雄一は10年前に歌川チカの家にいた。その時誰と話していたのか!?そしてなぜそこにいたのか!?

 

水木は父が10年前の事件に関わっている。と母に打ち明けたが、母は「まず目の前にあることからゆっくりと」

 

と、アドバイスをくれた。水木はまず目の前にある事実と向き合うため、架川にあるものを渡した。

 

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2枚のオセロの駒

今度はちゃんと間違えないように、涼牙のアパートへ行った水木。そして事件の日のことを思い出してもらった。

 

彼は多くの警察の目をかいくぐり、裏から自宅に入り部屋にいるところを捕まった。その時部屋のすべてを持っていかれる。

 

と思って、手の届くところにあった「オセロの駒」を2枚持ち出していた。そのことに同時に写真を見ていた蓮見が気づいた。

 

報告書にも「オセロの駒は64枚そろっていた」とあるが、通常のセットならば予備の駒が2枚あるはず。

 

水木に連絡すると、ちょうどその駒を手に入れたところだった。急いで仁科の所へ向かい、自分のボールペンと駒を渡した。

 

データベースと照合すれば真犯人が分かるはず。3人はそう思って、結果が出るのを蓮見は小宮山との待ち合わせの教会

 

水木は父が来るはずの出口で待っていた。しかし、架川から来たメールには思いがけないことが書かれていた。

 

指紋はデータベースとは一致しなかった。しかし、電話で詳しく聞くと「アミノ酸」が多く検出されたという。

 

アミノ酸は男性より、女性の方が2倍の量があるという。そして水木が渡したボールペンの指紋と一致したのだ。

 

それは、小宮山のサイン会の時に、小宮山と妻の響子がサインの時に使ったものだった。

 

つまり、歌川チカを殺害したのは、雄一が浮気を清算した後に、証拠を消してもらうように自宅を訪ねた響子が

 

お金を渡して、頼んだがチカの方が一枚上手だった。そこで「私にもできる」と言い聞かせチカを殺害してしまった。

 

妻の不審な行動に気づき後を雄一はつけていたが、到着したのは殺害の後だった。その時まだ刑事だった雄一は

 

有働にどうしたらいいのか電話で相談していた。その声を美代子は聞いていた。そして有働は証拠隠滅を図ったが

 

そのあと、都合よく梶間が部屋に入り、助けようとナイフに手をかけてしまった。有働が動かなくても

 

梶間が新しい真犯人に自らなってくれた。そして有働は小宮山に父の地盤をついで議員になるように警察から離した。

 

その事実が分かり、蓮見は小宮山に、水木は父にそれぞれ手錠をかけることになった。

 

そして、マル暴時代の不正は、藤原が行っていたことが分かり、架川は元の部署に戻り、

 

蓮見は当初の予定通り、父の冤罪が晴らされたので、身分を偽った罪を償いに自首をした。

 

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