「アウトサイダー」5話、5年前の事件と、清掃会社の関連、そして真犯人は!?

2018年に暴力団の組員に向けて発砲する事件が起きていた。しかし、そこでは殺人はなかったので、

 

問題視されていなかった。しかし、5年後の今になり山林から、白骨化した遺体が発見された。

 

所持品に免許証があったので、身元はすぐに分かった。当時仁英組の下層の構成員楠本だった。

 

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5年前の暴力団同士の事件

まず楠本の亡くなる直前の足取りを追うことになった。彼の所持品の中になぜか課長の矢上の名刺があり、

 

水木は真犯人は課長だ!と言い切るが、それには理由があった。楠本が亡くなるより1年くらい前に

 

「組を抜けたい」と矢上に相談してきたことがあり、名刺を渡していただけだった。そこで、組を抜けるならうってつけの人物がいた。

 

それは清掃会社を営む小松崎だった。彼も10年前までは暴力団の組員だったが、組を抜けて清掃会社を起業し、

 

組を抜けたいものや、刑務所から出所した者などを積極的に受け入れ、更生に力を入れていた。

 

そこで小松崎の所へ行くと、確かに亡くなった年の6月3日に楠本は、「組を抜けたい」と履歴書を持ってやってきていた。

 

しかし、それ以後彼と連絡が取れなくなっていたのだった。そのあとに楠本は組同士の抗争に巻き込まれたのだろうか!?

 

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事件と清掃会社の関わり

架川、蓮見、水木はそれぞれ関係個所を当たることにした。ポイントとなるのは6月3日から3日後の6月6日。

 

この日に何か起きたのだ。その前に重要なことを水木が見つけてきた。ちょうど5年前に小松崎の会社は経営難に陥り

 

多額の融資を受けていた。それは仁英組の組長玉田と関係していた。実は楠本が元組員の攻勢に力を入れている。

 

と、テレビ局に小松崎の会社を売り込み、撮影に来たのだが、それが逆効果となり、ヤクザの清掃会社のレッテルで

 

会社は大損害を受けた。そのため経営難に陥っていたのだった。そこに「黒扇会」の土方が絡んできた。

 

小松崎は玉田と契りを交わしていたが、土方から玉田を襲撃する代わりに多額の援助を受けることを約束された。

 

しかし、その日に楠本はまた動いていた。玉田に姐さんの不倫を告げ口したのだ。それに怒り心頭の玉田は

 

楠本を伴って、相手の元へカチコミに行った。そして、相手をぼこぼこにして刑務所入りとなってしまった。

 

そこはタイ式エステを営む場所だったが、小松崎の元で更生し有名プロレスラーとなった、店長の店で

 

架川は大ファンだった。便乗して水木もサインをもらった。そして、改めて小松崎に話しを聞きに行くと、

 

玉田を襲撃したのを認めたが、その時電話が鳴り、店の従業員や楠本の顔がちらつき何もできずに走り去った。

 

その時スマホを落としてしまい、そのまま環7でタクシーを拾い逃げてしまった。そして拳銃は「黒扇会」へと返却した。

 

蓮見は一連の分かったことを整理して、楠本の行動に一貫性がないという。「更生したい」と言いながら、

 

玉田の姐さんの浮気相手の襲撃に付き合って、のし上がりたいのか、彼は一体何をしたかったのか!?

 

しかし、エステの証言で楠本が誰かに電話していたことが分かった。内容も少しわかったので、相手が小松崎だと断定した。

 

落としたまま見つかっていないスマホ。今さら見つかるわけがなかった。しかし、水木が通勤途中に、

 

「環7のウサインボルト」と異名を持つ、なんでも道端にあるものを拾ってしまい、ゴミ屋敷となり

 

近所トラブルとなっている場面に遭遇したのを思い出した。もしかしたら5年前に拾っているかもしれない。

 

そして、その男性の家を訪ねて、探すが意外にも年代で分別されており、探しやすかった。

 

しかも、ケースにはエステの店長のサインが入っている。という特徴があった。男性が「これかね!?」とスマホを出した。

 

水木がもらったサインと比べて、確信を持ち仁科に託された。そして、パスワード解除を試みると、

 

やはり小松原に6月6日楠本は電話をして、留守電を残していた。それによると「玉田の襲撃を辞めるように」という願いと

 

これからも更生していく人々の光であってほしい。という楠本の心からの願いだった。おそらく自身の死を覚悟していたのだろう。

楠本を殺害した真犯人

架川は尊敬していた藤原が殺害され、まだ詳しくはわからないが、蓮見の父の事件とかかわりがあると確信していた。

 

そこで詳細が知りたい。と蓮見の家を訪ねた。当時長野県警にいた蓮見の父は、「スフレ」というクラブの女性と

 

愛人関係にあり、その地上のもつれから、殺人を犯した。と考えられていたが、「折原大吾」という会計に勤務していた男性が関与しており、

 

彼がでたらめな蓮見の父の愛人関係を、でっち上げたことから冤罪をうみだしてしまった。

 

藤原も亡くなる前に「折原大吾」には気をつけろ。と言っていた。藤原は違う何かをおっていてその人物にたどり着いた。

 

そして、楠本を殺害した真犯人だが、仁科が気になるものをごみの中から見つけて、男性に借りてきていた。

 

それは将棋の駒の大きな飾り物。その隅に「弾痕」のようなものを見つけたのだ。持ち帰りピンセットで抜き取ると

 

やはり縦断だった。それは小松原が玉田に向けて発砲したものだった。そして、白骨化した遺体から見つかった銃弾。

 

それと比べると見事に銃弾が一致した。同じ銃から発砲されたことを証明していた。

 

となると、黒扇会の何者かが楠本の死に関係していることになる。そこまでわかると、架川たちは10年前に殺害された

 

歌川チカ同様、同じ男の愛人とされていた、美代子が都内でバーをしているという話しを聞きつけ、店を訪ねた。

 

しかし、急いだ蓮見が10年前の事件について切り出してしまったので、架川が止めに入り店を出た。

 

架川から「急ぐな」と言われたが、蓮見は「急がないとあったことがないことになる」というのだった。

 

そして、それが本当になってしまった。美代子が土方に電話をしていた。すると「消せ」と言われ、

 

ハングレの男が店を訪れ、放火し彼女は面会謝絶の重傷を負ってしまった。これは本当に急がないと10年前の真実が消されてしまう。

 

そして、蓮見に協力していた「お兄ちゃん」は、蓮見のDNA鑑定を依頼していた人事課の羽村だと架川に打ち明けた。

 

DNA鑑定を依頼したのは、蓮見から注意をそらすため、本人のものとは別のDNAを提出して、人事の目を蓮見からそらしたのだ。

 

なぜそれほどまでに協力するのかわからないが、18年前に蓮見の父と知り合ってからの仲らしい。

 

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