「アウトサイダー」7話、架川を襲った男、カフスボタン、美代子の記憶

架川は有休を使って、春蘭市に来ていた。しかし何者かに襲われて、椅子にしばりつけられていた。

 

その声に聞き覚えがあった。それは藤原が殺害されたとき、「これ以上関わるな」と言った人物だった。

 

北岡という人物は、春蘭市から出ていき今調べている事件から手を引くように、架川を脅してきた。

 

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架川を襲った男と助けた女

架川は北岡に銃を突きつけながら、「何を調べているのか?」と聞かれたが、椅子を倒されて

 

蹴りあげられても、何をされても何も答えなかった。ついに北岡がしびれを切らして、銃の引き金をひこうとしたとき

 

後ろから何者かに襲われた。そして、北岡はその人物に向けて発砲した。ついに死亡者が出てしまった。

 

と思ったが、「せっかくの私のダウンが台無しじゃない」と、仁科が起き上がった。なぜここに来たのか架川には分らなかった。

 

縛られながらも、架川は警察に電話をこっそりかけていたつもりだったが、それが仁科のスマホにつながっていた。

 

以前、スマホの設定を仁科に2台直てもらったので、その着信履歴から彼女にかかったのだ。

 

しかし、それが運がよかった。彼女は「鉄子」ちょうど、電話の向こうで、電車のコンプレッサーと電車の音が重なった。

 

その瞬間があるのは、架川が閉じ込められていたすぐ近くの線路しかなかったのだ。それですぐに助けにむかった。

 

しかし、なぜか発砲された仁科は助かった。それは胸に電車の分厚い時刻表を入れていたからだった。

 

すぐに鑑識でこの弾と、藤原を撃った弾の照合を急いでもらうようにお願いした。

 

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涼牙が持っていたカフスボタン

架川は最後に、蓮見の父親に面会した。そして「蓮見」という男性が、経験枠を使い羽村刑事の紹介で

 

今相棒として一緒に働いている。ということをスマホの写真を見せながら話した。父は蓮見という男の仕事ぶりについて聞いてきた。

 

架川は出来がいい信頼できるバディだと答えた。そして春蘭市を後にしたが、蓮見と水木は涼牙を訪ねていた。

 

そして母が殺された10年前に、何か変わったことがなかったか聞いた。すると思い出したように部屋の奥へ行き

 

1つの小さな箱を出してきた。中身は「カフスボタン」だった。彼は10年ほど前に自宅近くで男性とぶつかり

 

その男性が落としていったが、すごい勢いで走っていったので、追いかけることもできずに返せずにいた。

 

そのカフスボタンの鑑定を頼みたくても、仁科は有休をとっていた。ちょうど架川を助けに行った時だった。

 

そして、蓮見は電話で「カフスボタン」のことを話すと、持ち主を「お兄ちゃん」に探してもらっている。

 

と言ったが、架川は「船津」という刑事のものだと断定した。あの日歌川チカが彼にプレゼントしたものだった。

 

そして、その証拠を取るために、架川は船津に会いカフスボタンを見せて、「これはあなたのものですよね?」

 

と、チカからもらったものか確かめた。彼は自分のものだと認めて、手に取ろうとしたが、中華屋の回転テーブルに乗っていたので、

 

すぐに架川の元に戻った。そんな折、水木が刑事課から異動になってしまった。やっとやる気が出てきたところだったのに。

 

架川も、蓮見も父の有働が関わっていると見ていた。そして水木は家に帰るとアルバムを探っていた。

 

すると、春蘭市時代のものが出てきた。彼女も10年前まで春蘭市にいたのだ。その時警察庁として父が赴任していたからだった。

10年前の美代子の記憶

架川はもう一つ春蘭市で聞きだしたことがあった。それは美代子と人気を争っていた史江の証言だった。

 

彼女は梶間とチカが親し気にしている様子を見たことがなかった。しかし、何者かの指示にしたがい、

 

お店のスタッフ全員に、梶間とチカが「愛人関係にあった」と証言するように、証言の一致を操作していたのだ。

 

お店に放火され、大けがを負った美代子はやっと話せるまで回復した。春蘭市で昔歌手デビューしていたことを聞いた架川。

 

彼女の耳を信じて、10年前の記憶を思い出してもらった。チカが殺された日に美代子はチカの部屋へ行った。

 

しかし、気が動転した男性の声が聞こえたので、訪ねずに帰っていた。美代子は自分の男である当麻をチカに横取りされそうになり、

 

手を引くように交渉しに行ったのだ。そこでカフスボタンの話しをしたときの、船津の声を聞かせたが「彼ではない」と証言した。

 

そして、梶間の声かどうか聴いたが、それも違うと言った。美代子が訪ねた時にはすでにチカは殺害されていた可能性がある。

 

そんな事実が分かるころ、元警察官で今は父の地盤を継いで議員になった、小山内が有働を呼び出していた。

 

週刊誌に「鷲見組」の事務所へ入って行く様子を撮られていた。そのための対策をはなしあっていた。

 

そして、そろそろ「折原に登場してもらいましょうか」と話していた。警察内部でも折原は汚れ仕事を担当しているのだろうか!?

 

元々春蘭市は「信濃組一家」のおひざ元で、父もその恩恵を受けていたのだろう。そして、水木はアルバムの中に気になるDVDを見つけていた。

 

父の小山内のパーティーを映したものだったが、そこに「歌川チカ」が参加していたのだった。

 

やはり、「信濃組」「春蘭市」「警察の上層部」には深いつながりがあり、10年前の事件に蓮見の父は利用されていたのではないのか!?

 

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