「グランマの憂鬱」最終回、グランマの不調、就活、グランマの憂鬱

グランマはどこかしら、体の変調を感じていた。しかし、気のせいかとも思いそのままにしていた。

 

しかし、村長がたまたま家を訪ねてきたときに、グランマは体調が悪そうにしていた。自分の母の異変に気付かず

 

気づいた時には手遅れで亡くしてしまった経験から、由真に大奥様の体調の変化に気を付けるように忠告していた。

 

コンテンツ

グランマの不調の原因

グランマ自身どこかおかしいと思っていたが、普段通り生活をしていた。そして亜子は「夢竹」にお世話になっている

 

あゆみちゃんたちとお絵描きをしていたが、一人が「ハムスター」の絵を描き、「小さくてとってもかわいいから、今お母さんにお願いしている」

 

というと、亜子もその可愛さに「自分も欲しい」と思うようになり、ママにお願いをしたが、どうしても「いいよ」とは言ってもらえなかった。

 

そこで、グランマに相談すると、意外にあっさり「いいんじゃないかい?ただしお母さんがいいと言えばね」

 

と、条件を付けた。由真はハムスターのお世話について話しをすると、「亜子できるもん!!」

 

と、言ってきかなかったが、「最期に看取ることもできるの?」と問うと、亜子は「ハムスターが死んでしまう」

 

という考えがなかった。そこで、その「看取る」覚悟をすることができず、ハンガーストライキと言って、

 

食事をしないことにした。グランマは「それも成長の証」としていたが、翌日になり突然グランマは蔵の掃除を始めた。

 

亜子もお手伝いをしていたが、それを見た三婆と村長は「いよいよ就活か!?」と話し出したが、

 

亜子がそれを耳にして、グランマに直接聞いてしまった。グランマは「人生の片づけさ」と教えてくれたが、

 

亜子はあまりよく理解できなかったが、やっときれいになった蔵を村長と観ているときに、グランマは倒れてしまった。

 

やはり体調不良を起こしていたのだ。東京から帰ってきて、その疲れが取れていなかったのか!?

 

しかし、村長の母親は亡くなる1か月前に、突然身辺整理を始めたことから、グランマはいよいよじゃないか!?

 

と、由真に言ったので、由真は夫のとおるにメールをしたが、既読スルーされてしまった。

 

往診に来てもらったが、熱が高くグランマは目を覚まさない。亜子も心配していた。体調不良の原因は何か違うところにあるのか!?

 

■ドラマ関連作品

原作

高口里純

主題歌

「鋼の騎士Q」
THE ALFEE

 

と、話した。そして、とおるは眠る母の顔を見て、「母さんなら大丈夫」「寝顔を見ていたらそんな気がしてきた」

 

と、心配して、三婆と村長が付き添ってくれていたが、とおるはみんな家で休むように帰した。

 

しかし、由真はとおるの対応に納得がいっていなかった。どうして「大丈夫」だと言えるのか!?

 

突然蔵の整理をしだしたのはどうしてか!?やはり「就活」なのではないのか!?と話していると、

 

外から物音がした。亜子が「グランマがいなくなっちゃうなんて嫌だ!!」と蔵の中のものを出してしまっていた。

 

しかし、とおるには「覚悟」というものがあった。自分の父が亡くなったのは6歳の時だったが、

 

母であるグランマが「死」について、しっかりと教えてくれた。そのおかげで父が亡くなっても、

 

自分なりに「死」というものを受け入れることができた。だから、何となく母が亡くなる覚悟はしっかりできている。

 

と、初めて自分の気持ちを話してくれた。そして、亜子にもちゃんと話せば伝わるはずだと思っていた。

 

翌日になり、グランマは目を覚ました。「風邪」が原因で眠ってしまっていた。普段病気をしないグランマは、

 

自分の体調不良に気づかずに、風邪を悪化させていたのだ。そして、元気になったグランマは亜子を連れて散歩に出た。

 

そして、亜子に「私は娘っ子より何十年も生きている。だから、先にいなくなるのは物の通りさ」と話してくれた。

 

亜子も何となく、「生きているものはやがて死ぬ」ということを理解し始めた。そして、ハムスターの死を自分で受け入れられるまで

 

飼うことを自ら辞めると宣言した。そして、元気になったグランマの元にあゆみの母が来た。

 

■ドラマ関連記事

 

夫がこの村が自分には合わない。というので、「夫と離婚して、私はここに残ります。この子のアレルギーもよくなってきたので」

 

と、離婚を決意し、母親だけはこの村に残り、「シングルマザーとしてしっかりとやっていけるように見守ってください。」

 

というが、グランマは「そんなことをいうもんじゃない。この村ではみんなで助け合って生きている。頼るときには人に頼りなさい」

 

と、母の気持ちをなだめた。そして、改めて、亜子は来年から小学生になる。とおるは有休をとって1日だけ村にいた。

 

亜子はグランマが大好き。だけどグランマは亜子より長生きはできない。グランマは亡くなった人を悲しむのは

 

最初のうちだけ。そのうちいい思い出だけを思い出すようになる。と言いながらも、それが「憂鬱なのさ」と話した。

 

それから、亜子はグランマの空を眺めるような視線を見ては、「グランマ憂鬱?」と聞くようになった。

 

この世は「憂鬱」でできている。だからこそ人は亡くなった人を悲しみ、そして思い出す。

 


 

2023年フジテレビ4月スタートドラマ概要、ストーリーなど一覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です