「あのときキスしておけば」7話入れ替わる巴とまさお、その原因は？

しばらく前から巴が憑りつかれたように漫画を描き続け、倒れたことがあった「何かせかされている感じがする」

 

それはまさおの「魂」が目覚める前兆だったのだろうか・・・。同じ体内に2つの魂を宿していることになる。

 

それは桃地がキスを迫った時に突然起きた！「誰だ！お前！」完全に男。そのままはだしで逃走してしまった。

 

探し回る3人

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どこへ行ったのか、追いかけたが見失った桃地。一人では探しようがない。そこで電話を掛けた。

 

集まったのは高見沢と、スーパーの店長反町。どちらも「田中まさお」を認識できる人物。

 

3人で手分けをして探すと、歩道橋を乗り越え飛び降りようとする「田中まさお」を見つけた桃地。

 

慌てて引っ張ると、恐怖のためか「おじ巴」に戻った。そこでやっと反町に説明された。まさおの体は事故により

 

2つの魂が入り込んでいること。そして、最初は誰もが巴だけが憑依したと思っていたことなど。

 

家に帰るおじ巴

まさおが裸足で逃げだしたため、おじ巴の足は傷だらけ。家に戻り手当てをした後、高見沢と桃地はそのまま泊まった。

 

翌朝何事もなかったように起きてきたおじ巴にほっとした二人。そろって朝ごはんを食べた。

 

フラダンスのレッスンだった。なぜかまた3人で参加をしたが帆奈美とすでに顔見知りなので、何も言われない。

 

しかし、踊っている途中におじ巴の表情が一変し、「なにしてんだ？」帆奈美が「まさお」と声を掛けると反応したが逃げた。

 

再び追いかけ、みんなでまさおの家に行き事情を説明した。何かの拍子に「おじ巴」と「まさお」の魂が入れ替わること。

 

何が原因！？

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桃地はこの2回の入れ替わりに何か【法則】がないか探りだした。1度目はキスをしようとして【欲情した】

 

2回目はフラダンスを踊っていた。どちらも心拍数が上がっているときかもしれない。

 

しかし、それに関係なく再び入れ替わりが起きた。最初は30分、2度目は半日。今度はどのくらいなのだろうか！？

 

おじ巴は早くネームを仕上げないと間に合わないと焦るが、まさおの間は描くこともできないし、記憶もない。

 

高見沢と話し合い

桃地はあれほど嫉妬を覚えた高見沢と、いつの間にかタッグを組んでいた。それはおじ巴が「SEIKAの空」完結に向けて

 

何としても「入れ替わりの法則」を見つけなくてはいけなかった。しかし、高見沢も【心拍数】を指摘したが

 

3度目は関係なく入れ替わってしまった。そして徐々に入れ替わってまさおの時間が増えている。

 

そこでおじ巴は戻った時に腕に何かをペンで書き始めた。起きてきたのはまさお。

 

「顔に何か書いてありますよ」と指摘され、鏡で読むと「腕を見ろ！」

 

腕を見ると両腕に「借金はもう返した。心配はない。息子とちゃんと話しをすること。そして、あなたが死なれたら私が困る」

 

と、巴からのメッセージだった。それを受けて桃地は優太郎君ともう一度ちゃんと向き合うことを提案し、

 

一緒にアパートまで行った。「おかえり」と迎え入れる妻と、「おかえり」と泣きながら抱き着いてきた優太郎に戸惑うまさお。

 

4人の夕食

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まさおにとってはとても久しぶりの一家団欒。そして優太郎と楽し気に漫画の話しをする桃地。

 

そして2人は夕食の席を離れ、コミックを出してきて話し始めた。その間帆奈美は「今日のメニューの意味わかる？」と問いかけた。

 

まさおは「大好きなから揚げ」と答えたが、二人が結婚して初めて作ったメニューだった。

 

その事実を知り、手でから揚げをつまみ口にすると、ぼろぼろと泣きながら「から揚げおいしい」と泣き始めたまさお。

 

やっぱり命を絶つよりも家族といたかったのかもしれない。

 

巴の母からの電話

そんな幸せな時間。当たり前の光景だが、またいつおじ巴が戻ってくるかわからなかった。

 

そんな時、巴の母から電話があり、「いかゲソ煮はどうだった？」と高見沢と張り合っていた時の話しを聞きたがった。

 

そのため、桃地は家へ行きおじ巴の体に、2つの魂が宿り、まさおと巴が入れ替わり始め、徐々に正雄の時間が長くなっていることを報告した。

 

母は泣いたが、「神様が巴にくれた時間かもしれないね」と泣きながらも納得した。

 

そして、仕事中に元気のない桃地を見て、ひと子が公園へ誘って話しを聞いている最中、おじ巴から電話が来た。

 

「靴ずれのばんそうこうを貼った場所で待ってる」

 

ひと子はあとは自分が仕事を引き受けるから。と桃地を送り出してくれた。懸命に走りあの場所へ行くと，正装したおじ巴がいた。

 

そして自宅に戻ると、おじ巴に迫られ、二人は何度もキスをした。まるで夢のようなキスをした。

 

しかし、それ以来おじ巴は桃地の前に姿を現さなくなった・・・ということは、完全にまさおに戻ってしまったのだろうか！？

 

 

 

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