「あのときキスしておけば」5話おじ巴の正体がわかり面白くなってきた三つ巴!

まさに「三つ巴」の展開になってきましたね!おじ巴をめぐり桃地と高見沢がフラダンスでバトル

 

かと思えば、差し入れをめぐり高級な食品ばかりを高見沢は持ってきたり、桃地は負けじとママのグラタン作ったり

 

ちょっとしたことが、全て巴をめぐるバトルに変わっていき、巴の気持ちが置き去りに…。

 

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初めて知る真実

桃地の部屋の前で倒れた高見沢。起きるなりネームを描き上げるおじ巴の後ろ姿を見て、巴と確信した途端ものすごい勢いで迫った。

 

それをぼう然と見るしかない桃地。あまりの高見沢の勢いに、巴も元夫婦であることを桃地に打ち明けた

 

そしてそのまま連れ去られてしまったおじ巴。1人になった桃地は驚いて落としてしまったお粥も片付けることなく、ただ呆然としていた。

 

2人が夫婦だったなんて…。田中まさおの奥さんに話していた「知り合いの夫婦」の話は実際に自分たちの話をしていたと気づいた。

 

お互い好き同士でも、わかりあえないこともある。と言う事は今でも巴は高見沢を愛しているのだろうか。そしてあの態度から、高見沢は確実にまだ好きだと言う気持ちがある。

 

巴の実家に行った時に、高見沢の下の名前を知ることになった。そしてパスワードが2人の名前を足したものになっていることに気付いた。

「tomo-haru-0807」

最後の2人が出会った日の日付。巴がかつて夏のとても暑い日だったと言っていた。間違いなく巴もまだ高見沢思っているかもしれない。

 

 

しかし巴のママは桃地を応援していた。なぜならともちゃんの様子からして、今好きなのは桃地くんだよ

 

どう考えても、高見沢には勝てないし、どう考えても自分には巴が自分のことを好きになる要素が何もない

 

パニック状態のまま仕事に行き、奇声をあげたりズッキーニを包むはずが投げ飛ばしたり、あまりの変貌ぶりに同じ職場仲間のひと子が心配して声をかけた。

 

その気持ちは「嫉妬」と言うことを桃地に教えてあげた。今まで感じたことのないもやもや。これが嫉妬と言うものなのか。

 

しかも家に帰ると、高見沢が玄関の前で待っており、「巴は俺の元妻だ!これ以上近づくな!」と宣言すると、桃地は勢いに任せて「今は俺のものです!」と思わず口走ってしまった。

 

急いで部屋に入ると、自分が言ってしまったことに呆然とする桃地。まだキスもしたことないし、あるのはデートが2回位そんな程度で俺のものと言ってしまった。

 

ふと見ると、あの日驚いて落としたママのお粥がそのままになっていた。冷静になって片付ける桃地。

 

巴は?

これだけ見てしまえば、「おっさん」をめぐって2人の男性が言い争っているように見えるが、おっさんの中身はれっきとした女性。

 

しかも巴の気持ちを無視して、2人で取り合っている。巴は高見沢の事はもう終わったことで何とも思っていない。今はただ素朴な桃地が好き。

 

でもそれを素直に言えないから、「また5万円でバイトしない」と電話をした。迷う桃地。しかし結局巴の言いなりになってしまった。

 

そしておじ巴は桃地もここで一緒に暮らすことを提案する。しかし2人の関係がまだ続いていると言うことが引っかかり、どうしたらいいのかわからなくなってしまった。

 

そんな時、「また家出したの?」とまさおの妻からメールが入り、謝りに行く巴。喫茶店で話をしながら、また戻ることをつたえたが、

 

帆奈美は確かに今目の前にいるのは、かつての自分の夫ではないこと。そして日記を読んだことで、自分が知らないうちに夫を追い詰めていたこと。などから、おじ巴の存在を認めた

 

そしてまさおの中の魂の正体は誰なのか聞いて驚いた。もともとフラダンス教室に通っていた唯月巴だったのだ。だからお試しの時から、ダンスがうまかったのだ。

 

 

それから2人は意気投合し、男のだめなところトークで盛り上がっていた。帆奈美はやはり自分の気持ちをしっかりと桃地に伝えるべきだとアドバイスをした。

 

しかし次のフラダンスのレッスン。なぜか桃地と高見沢が来てしまい、最初はしっかりとレッスンを受けていたが最終的に2人のダンスバトルになっていた

 

そして勝手に汗だくになり倒れる2人。どんなにフラダンスが上手くても、巴はそんな事は気にしていないと思う。でも2人はどんな小さな事でも勝負にしてしまう

 

コーヒー豆がある場所や、ケーキ用のお皿など、元夫婦だからこそ知っている知識を生かして、高見沢勝ち誇っている。

 

それならば、桃地は自分にできるのは何か…。と、巴の大好きなママのイカゲソ煮を習いに行った。

 

一生懸命に作る姿を、ママは巴に写真付きで送った。するとすぐに返信があり、すぐに桃地にスマホ見るようにと指示があった。

 

そこには「SEIKAの空」の最新話が添付されていた。ママは気を遣って、私がこっちを見てるから、ゆっくり読んでらっしゃいと言ってくれた。

 

最新話に込められた思い

桃地はママのお言葉に甘えて、巴の位牌の前で正座をして読むことにした。するとそれはかつて、桃地が自分のようだと言っていた「もやお」がメインとなったストーリーで、

 

もやおがみんなの足を引っ張っているから、自分はみんなにはふさわしくないと思いを打ち明けると、転んだときに道端に咲いていた花を避けるもやおの優しさをみんなが知っていた

 

だからこそ、仲間として絶対にいなければいけない。もやおが仲間にいるからこそ気づけないことが、もやおが気づいてくれる。だからこそ仲間として必要だと語るシーンだった。

 

それは巴から桃地に向けてのメッセージと受け取れた。涙がこぼれて仕方ない桃地。出来上がったばかりのイカゲソ煮を大切に持って、巴の家へ向かった。

 

 

しかし、いつも通り中に入ると、おじ巴と高見沢がキスをしていた。あまりにも唐突すぎる展開に、思わず手に持っていたイカゲソ煮落としてしまった。

 

ホントのところは、高見沢から強引にキスされているのだが、桃地からはやっぱり2人は愛し合っているように見えたのだろうか。

 

高見沢は今まで「SEIKAの空」を連載していた出版社を辞めてきたところだった。それは蟹釜ジョーの「魂」が生きていることを誰も信じないからだった。

 

そして後2話程で連載打ち切りが決定してしまった。そのためフリーで、新しい出版社を探すために高見沢仕事を辞めてきた。

 

そしてまた1から蟹釜ジョーとして新しいストーリーを生み出そうと言う展開で、勢い余ってキスをしたのか。巴はそれを受け入れるしかなかった。

 

しかし、桃地にはそこまでの2人のやりとりはわからなかったため、そのシーンだけを見て、言葉が何も出てこなかった。

 


 

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