「シェフは名探偵」2話男性の不安と、【ガチョウ】のカスレの疑問。Twitterでのドラマ評価は?

「ビストロ・パ・マル」今日も高築は外の掃き掃除からしていたが、いつものキックボードの青年に出会い気軽にあいさつした。

 

まだ、高築は彼の【正体】に気付いていないようだ。きっと気づいたらその場に倒れてしまいそうな予感が・・・。

 

今日も予約のお役様がいらっしゃるので、ソムリエ金子と一緒にテーブルのセッティングをしていた。

 

コンテンツ

1組目はカップル

 

1組目の予約は男女のカップルだった。注文したのはポトフ。ワインに悩む女性に、金子は白ワインをお勧めするが

 

男性はどことなくぎこちない。心ここにあらず・・・。飲み物の【水】を注文し、すごいスピードで飲んでしまう。

 

顔も心なしか【高揚】しているので、高築は料理も食べないため、体調が悪いのではないだろうか・・・。

 

と、心配していたが、三舟は金子に「シャンパンを用意するように」と指示をした。金子は何かを察してすぐに2人分のシャンパンを用意した。

 

すると、男性は立ち上がり『僕が!結婚しますっ!あ、僕と結婚してくださいっ!!』と女性に指輪を差し出した。

 

タイミング見図り、金子が「おめでとうございます。」とシャンパンをプレゼントした。すると店内から拍手が起きた。

 

男性はプロポーズのため、極度の緊張状態にあったのだった。無事にプロポーズは成功し、喜んだ男性は翌日、大切なお客様をもてなしたい。

 

と、再び予約を入れたが、予約時間に大幅に遅れてやってきた彼はどこか落ち着かない素振りだった。そして今日も料理をあまり食べていなかった。

 

男性の心配

男性は食事もせず、勧められるままに赤ワインを飲み続け、酔いつぶれてあろうことか、もてなす側が眠ってしまった

 

男性が目覚めた時にはすでに店は閉店していた。しかし、三舟はその理由をちゃんとわかっていた。慌ててトイレへ駆け込む男性に

 

「昨日注文されたポトフのスープです。体に優しいのでどうぞ」と差し出した。そしてやっと男性は落ち着いてスープを口にした。

 

彼女と何かあの後ありましたか?」三舟は単刀直入に聞くと、なぜ気づかれたのか不審に思う男性。

 

三舟は、食事もせずスマホばかり気にしていたことや、食事を食べないでワインばかりを早いピッチで飲んでいたことから

 

あの後何かあり、彼女からの連絡を待っているのだと推測した。すると男性は「僕の話しを聞いてもらっていいですか?」と切り出した。

 

元カレの存在

実はあの後、彼女がいない実家に少し戻っている間に、3年前に彼女が別れた元彼が訪ねてきたという。本来は10年前から彼女とは友人関係にあったのだが、

 

その元彼が仕事先でお客とトラブルになりナイフで刺してしまったことから、親から結婚を猛反対されやむなく別れた経緯があった。

 

そして、彼女の傷も癒えた頃一緒に暮らし始めたのだという。彼女はかき氷が好きなのだが、本当に大好きで冬でも毎日のように食べていた。

 

そして元カレは服役中も、両親が光熱費など支払っていたため、自宅をそのままにしておくことができた。そこで、彼女の【忘れ物】を見つけたのだ。

 

かき氷器専用の製氷器。そこには【透明】の氷が入っていた。それを届けに来たのだが、彼女は帰宅していつものようにかき氷を食べた。

 

しかし、今日になり突然いなくなったのだという。もしかしたら連絡を取り合い、よりを戻したのではないかと気が気でなかったのだ。

 

しかし、三舟は「連絡は取っていませんよ。彼女自身が気づいたんです。お客様の家の冷蔵庫は小さいですか?」と聞くとうなずく男性。

 

透明な氷は、じっくりと凍らせていくことで作られるので、一般家庭の小さな冷蔵庫では、発砲スチロールにタオルでくるまれた製氷皿を入れられません。

 

なので、彼女自身が彼が出所したことに気付いたのです。」そして三舟は独り言のように「もうそろそろなか・・・

 

と、言うとお店のドアが開き、女性が男性を迎えに来た。女性は元カレの出所を知り、ちゃんとお別れをいいに行っていただけだった。

 

2人が帰った後、「どうして彼女が来るってわかったんですか?」と聞くと三舟は「別れるなら、婚約指輪や他の荷物を持っていくはず」と答えた。

 

2組目は常連のお客様

2組目は常連の御木様からの予約だった。料理もすでに指定してきており、2品目に「ガチョウのコンフィのカスレ」を注文してきた。

 

しかし、通常はガチョウではなく鴨肉を使う料理だった。そのため、なぜ【ガチョウ】と注文してきたのか不思議だった。

 

一緒に来店するのが人気エッセイストの寺門だと知ると、スーシェフの志村は喜んだ。彼は彼女の大ファンだったのだ。

 

しかも、彼女のエッセイの中に「まずいカスレ」と書かれた恋人との別れ話があったことを思い出した。ではなぜわざわざ【ガチョウ】

 

それは、彼女の誕生日に彼が「ガチョウのカスレ」を作ってくれたが、それがまずくて別れた。という話しだった。

 

と、疑問を抱くも、普段使わない食材のため、手配して間に合うかどうか・・・。すると同じタイミングでフランスからと、アジア圏から

 

2種類のガチョウが届いた。しかもフランス産はモモ肉だけアジア圏はまるごとだった。その違いが何なのか、後でわかることになる。

 

2種類のカスレ

予約の日、時間通りに来店された御木様たち。注文通りのメニューを食べとても満足していた。寺門は10年フランスに滞在していたので

 

特に喜んでたべていた。それは「パ・マル」1番人気の「フォアグラ」を使ったメニューだった寺門が一番好きな料理だという。

 

そして、三舟は高築に「今日は2種類のカスレを出すと伝えて」と1品目のカスレを提供した。それはとても美味しく2人とも満足した。

 

しかし、2つ目のカスレを口にした寺門は、フォークを落としてしまった。それは「あのときのまずさ」を思い出したからだ。

 

「同じように」見えた【ガチョウのコンフィーレのカスレ】は一体何が違って、味が違ったのだろうか!?それを知った時、寺門は彼の深い愛情を知ることとなる。

 

彼が用意したカスレ

寺門の話しによると、彼は誕生日をお祝いしたいけど、財布を落としたというので、「100ユーロ」渡したという。

 

ならば特別な誕生日を祝ってくれるだろうと期待していた。そして彼は部屋を飾り付け【今日は特別なガチョウを用意した】と言って、

 

【ガチョウのコンフィーレのカスレ】を作ってくれたのだが、それがあまりもまずかった。しかもその日は誕生日ではなく、翌日が誕生日だった。

 

しかし三舟は特別な【ガチョウ】の意味を説明した。フランスは「フォアグラ」の産地でもあるため、通常売られている鴨やガチョウはすでに解体済の物。

 

そして寺門の好物は「フォアグラ」それを彼は知っていて【特別なガチョウ】を手に入れたのだ。それは解体されていないガチョウ

 

つまり、翌日の誕生日に「フォアグラ」を提供し、カスレは日が経つごとにどんどん美味しくなる。そのために、1日前から料理していたのだ。

 

そして、誕生日当日は最高に美味しいガチョウのコンフィーレのカスレ」と「フォアグラ」でお祝いをするつもりだった。

 

なので1つ目のカスレはフランス産のガチョウ。そして、2つ目はアジア圏から来たガチョウ。せっかく2つ手に入ったので、まずいカスレを再現したのだ。

 

そしてなぜ寺門の中で、「嫌な思い出」となっているカスレを注文したのか!?フランスの彼は5年前に来日し、ずっと彼女を探していた。

 

フランス語の講師をしながら。ある時寺門の書籍を見つけ、彼女だと確信して連絡をつい最近くれたので、懐かしくなったのだという。

 

と、いうことは、今でも彼は彼女を愛している。と言う証拠であり、16も彼への思いをまだ断ち切れないでいた。

 

三舟のアイデアで、また1組のカップルが誕生したかもしれない。

 

Twitterでの評価は?

まだ開始間もないドラマであり、よくある【探偵モノ】らしさもないため、視聴者はどのようにドラマを見ているのでしょうか!?

 

確かにお客様に「優しく語り掛ける」という言葉がぴったりですね。気持ちを揺さぶるでもなく、ふわっとした感じ。

 

そして、一緒に提供される「バンショ―」高築は毎回「ちょっといいですか?」となると、バンショーが登場すると思っているあたりがかわいい。

 

しかし、志村にはその「ちょっといいですか?」が時におせっかいなのか優しさなのかをしっかり理解している。チームワークも素敵ですね。

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バンショ―のレシピ

Twitterで気になっている方も多かったので、「バンショー」のレシピを書き留めておきます。

【2杯分】

  • 赤ワインorぶどうジュース 300cc
  • オレンジ果汁  100cc
  • グローブ 4本
  • ショウガのスライス2枚
  • ハチミツ(お好みで)

全ての材料を鍋に入れ、1分ほど沸騰させて、少し冷めるのを待つ。

温かいものを飲みたい時はそのまま、冷たいものがいい時は、冷蔵庫で一晩おくのもいい。

 

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