「大豆田とわ子と三人の元夫」最終回、新に知る事実と、昔の初恋

大豆田とわ子は建築会社「しろくまハウジング」社長としてバリバリ働く女性。社長と言っても雇われ社長で、前任の社長が病気のため

 

指名を受けて社長となった。そして社内には前社長の実の息子もいるので、いずれはとわ子は社長の座を譲る時が来るだろう

 

そして彼女を語るうえで欠かせないのが「結婚歴」3人の元夫と1人娘の唄がいる。今まで交流は会社の顧問弁護士慎森以外はなかったが、

 

社長就任直後に母が亡くなり、バタバタしているうちに、パソコンを起動させるのに母のパソコンにパスワードが設定されていたことから、

 

元3人の夫たちとの交流が始まっていく。そして「一人でいたいわけじゃない」とわ子も元夫たちとの交流を楽しんでいた。

 

コンテンツ

詐欺師

以前、船の船長をしている。と言う男性と出会い、写真を撮ってもらったとわ子。いい感じの人だと思い、食事の誘いに乗るが

 

話しがもりあがってくると、「病気の母がいて・・・」と怪しげな展開になって来たので、それ以来連絡を取っていなかった。

 

一時【会社買収】で、ごたごたしていた会社は、平穏を取り戻していたが、今になりその「詐欺師」が捕まったという。しかも男性は取った写真をSNSにアップしていた。

 

そこから、モザイクはかかっているものの「とわ子」とわかる写真があった。焦るとわ子だったがベテランの六坊が、写真ととわ子を見比べ気づき

 

他の社員に仕事に戻るようにせかしたことで、難を逃れることができた。社員は「見るからに怪しい。こんな人に騙される人もいるんだね。」という。

 

その『騙された一人』に自分はカウントされてしまっていた。あの時はちょっとだけ新しい恋の始まりを期待したのに。

 

朝方の電話

朝4時に電話が鳴った。慎森だ。別案件でハワイらしい。しかし電話の内容が、「ハワイだからって、半袖ハンズボンでいる意味が分からない。僕はいつも通りスーツでいるのに・・・

 

と、現地の時間で電話をしているので、とわ子がまだ寝ていることもお構いなしに、ハワイでスーツを着ている自分をおかしい。と言われた出来事を

 

慎森なりのへりくつとひねくれた性格ゆえに、永遠話し続ける。とわ子は電話を切ることなく枕を2段重ねてまた眠った

 

そこで電話を切らないのが、とわ子らしいと思う。普通ならうるさくて切ってしまうが、切ってしまえば慎森がすねてしまうことがわかる。

 

だから、あえて切らずにそのままにして、話したいだけ話させて、とわ子は「寝落ちした」ということになるだろう。

 

母の持ち物

慎森がハワイにいるので、唄は勉強を見てもらおうとした当てが外れてしまった。しかし、鹿太郎が「僕だってできる」と言うので自宅へ行くが

 

Wi-Fiがつながっていないので、パソコンがインターネットにつながらない。Wi-Fiの説明書を探すが、八作に聞かれて「そういうたぐいは無意識に捨ててる

 

と、答えるとわ子。あらゆる箱を開けてみるが、また昔の【書初め】が出てきた。『一匹オオカミ』眺めていると、唄が「未来を予言してたね。」

 

確かに・・・。今とわ子は一匹オオカミだ。しかし他の箱を開けると、母の写真が出てきたことから、「母の荷物か・・・」と思い中を見ると

 

見たこともないお菓子の缶らしきも物が出てきた。中には古い映画の半券が詰まっていた。そして、一通の出さなかった書きかけの手紙を見つけた。

 

封がされていなかったので、手紙を読んでみると、「読まない方がよかった」と後悔したとわ子。それは『不倫』を匂わせるような内容だった。

 

「まーさん」母が父ではなく、愛した人の名前、そして最後書きかけの部分は、「夫と娘の世話だけで、私の人生が・・・」と書かれていた。

 

とわ子は自分が産まれたことで母の自由を奪ってしまったのか・・・。と母へのお詫びの気持ちがわいてきた。

 

唄の宿題

母の荷物に気を取られてしまったが、Wi-Fiの説明書を探すことが目的だった。しかし、唄がやっている宿題は彼氏の【西園寺】くんの物だった。

 

それはおかしい。と反論するとわ子に、唄は「西園寺君は忙しいの。彼が医者になれば私は医者になる必要はない」と断言している途中

 

西園寺君から電話がかかってきて、「喉が渇いたからコーラをかってくるように」と言われたらしい。娘を便利屋のように扱う西園寺君。

 

思わずとわ子は電話を奪い取り、宿題をやらせたり、買い物をさせたりそのくらい自分でしないさい!!と怒りをぶつけると「別れる」と言われたらしく

 

唄を怒らせてしまった。後日娘の恋を邪魔したお詫びに、西園寺家を訪れるも、インターフォン越しにとわ子が持ってきたお土産ではなく

 

自分んは「〇〇の方がよかった」とインターファンが切れた。急いで買いに走り、再びインターフォン越しに「何味?」と聞かれてインターフォンは切れた。

 

再び買いに走るも、売り切れだからあるだけ買ったが西園寺くんは初めから、唄の母親を相手にする気はなかったらしい

 

結局会えないまま、とわ子は最後にインターフォン越しに暴言を吐きその場を後にした。唄と別れて正解だ。と思っただろう

 

結局彼には都合のいい、女の子が良かっただけで、唄でなくてもよかったはずだ。しかも将来「結婚」まで考えている唄のことを考えると

 

将来が見えてしまって、なおさら親としては賛成できないお付き合いだった。

 

母の手紙

唄に母の書きかけの手紙のことを話したとわ子。唄は「まーさんに届けに行こう」と提案した。しかし気が進まない。不倫相手に会うのは・・・。

 

結局唄に押し切られる形で、会いに行くもその住所には別の人が住んでおり、今「まーさん」は近くのアパートにいるという。

 

玄関前、決意を固めるとわ子をよそに、唄がドアをノックしてしまった。中から出てきたのは、母と同い年くらいの身ぎれいな女性

 

大豆田です。」と名乗ると、何かを察したような顔をした。そして「まーさんはこちらにいらっしゃいますか?」と聞くと「まーさんは私よ。

 

と、快く迎え入れてくれた。そこで思いもかけず、生前の母の話しを聞くことになったとわ子。当然唄が「恋人だったんですか?」と質問すると。

 

「そうね、今ならそういえるかもしれないけど、当時はそんなことは言えなかった。」とわ子は「まーさん」が男性だと思っていたが、

 

女性だったことに少し安心しながらも、自分が母を家庭に縛り付けたのではないかという不安はぬぐえなかった。

 

まーさんはそれを察したように、「言い忘れてたわ。彼女は娘さんも、旦那さんのことも愛していたわ。」ととわ子の気持ちを救ってくれた。

 

しらずしらずに涙があふれてきた。あの「映画の半券」はまーさんと母の思い出なのだ。時々2人で会うことで日々の癒しを母は得ていたのかもしれない。

 

その帰り、唄は「私医大を目指す!」と宣言した。西園寺君とは完全に別れたのだろうか・・・。自分が便利屋ということに気付いたのだろうか・・・。

 

とにかく、当初の唄の夢「医者になる」という願いは、唄の力で勝ち取りそうだ。

 

初恋との再会

話しは戻るが、慎森から朝方電話を受けた日、八作のお店に来ていた男性に出会った中学の同級生『甘勝』くんだった。

 

甘勝くんと話し出したとわ子に、気をもむ鹿太郎は慎森に電話を掛けるも出ない・・・。嫌でも2人の会話が聞こえてくる

 

甘勝の初恋の相手がとわ子だったらしく、告白したがとわ子は振ってしまったらしい。今ではいい思い出らしいが・・・。

 

彼は今はクルージングヘリのパイロットらしく、おもむろに帽子をかぶせて、写真を撮った。デジャヴか!?うん、これはデジャヴだ。

 

しかし、さっそく写真が添付されたメールが届き、食事の約束をした。そして食事をしながら、今も変わらないとわ子を褒める甘勝

 

またしても新しい恋を期待してしまうとわ子だが、「10人いたら9人が君を好きになるよ。」「僕は残りの1人だけどね」と言われたことからすでに恋は終わった。

 

帰ろうとすると、自動ドアが開かない。何とか開いたが、出ようとしたら「挟まった・・・」そこに唄から電話が。

 

鹿太郎がやきもきしているので、電話をしてきたのだが、とわ子は「もうギューッとされて、キュンって感じ」と表現したが、それは自動ドアに挟まれて身動きできないということだ。

 

通りすがりの人に何とか助けてもらって帰宅するも、疲れ果てたところに慎森ハワイから帰国。お腹空いたから朝ごはん食べたい。という。

 

長い夜の始まり

時差ボケもいい加減に今は夜だから。といっていると、夫が勢ぞろいしてしまった。みんなにお土産を渡すも、夫は半袖のモノクロの英字新聞シャツ。

 

嫌な予感がしてとわ子は自分のお土産を見ると、3色の英字新聞の長袖シャツ。なぜここへきて4人でペアルック!?

 

慎森の考えがわからないが、メガネをしたままハワイにいた慎森は日焼けして、パンダのような健康的な顔になっていた。みんなに笑われるも

 

「僕の何がおかしいの?」という慎森、これが彼の愛すべきところかもしれない。しかも、3人おそろいのシャツをお土産にしてしまうところも彼らしい。

 

早速4人着替えてみるが、なぜか「夫ボーリング」が始まった。3人の英字新聞男を、見えないボーリングの球で【ストライク】を出してははしゃぐとわ子。

 

「朝ごはん」と言う名の「夜ごはん」

勝手に「朝ごはん」を作り出した八作。慎森の「朝ごはん」のために、それらしいメニューを作ってくれた。

 

夫ボーリングをしたり、なんだかんだもりあがる夜。とわ子は1人居眠りをしてしまった。夢の中で3人に「愛してる」と言われたとわ子。

 

目が覚めると、テーブルにワインのコルクにそれぞれのメガネを再現して絵が描いてあった。そして並んで座っている3人

 

とわ子が起きると、3人が口々にとわ子のことを今でも好きだという。それは夫婦としての「好き」とはまた違うニュアンスだが

 

これからもそばにいてくれる。3人の元夫の存在が愛おしい。それぞれ性格も趣味も異なるが、そんな3人が転んだとわ子をいつも起こしてくれた。

 

今後結婚することはもうないかもしれない。外れた網戸も自分で直せるようになった。母の死や、親友の死、会社のトラブル。様々なことがあったが

 

いつも3人がとわ子を起こしてくれていた。これからもずっとそんな関係が続いていくのだろう。

 

Twitterでは?

この「春クール」で人気の高いドラマでしたね。とわ子が抱える胸の「もやもや」まーさんに出会ったことで、すべてが肯定されて、自分はそのままでいいんだと最後に思わせてくれる。

 

そして、3人の元夫はなんだかんだ言っても、とわ子を放っておけない愛情の深さ。義理の娘でも本当の父のように友達のように接する夫、2,3。

 

夫3人がそれぞれにとわ子を思いながらも、3人それぞれの性格を理解し互いに気にかけあう仲になる。とても深いところでつながっている4人。

 

今度は唄ちゃんが「親ボーリング」でストライク出して欲しいな。きっとその頃には彼女はお医者さんになっているのかな。

DVD&Blu-ray発売予定


大豆田とわ子と三人の元夫 DVD-BOX [ 松たか子 ]
大豆田とわ子と三人の元夫 DVD-BOX [ 松たか子 ]

発売日

2021年11月5日

定価

DVD 25,740円

早期予約 19,819円

Blu-ray 31,600円

早期予約 24,393円

 

 

「大豆田とわ子と三人の元夫」を1話から視聴するには?

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本ページの情報は2021年6月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
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