意外と知られていないうつ病は約10種類ある。

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「うつ病」と一言で言いますが、種類があるのはご存じですか?

一番よく知られているのは「うつ病」=大うつ病と言います。

「大」というから”症状がひどい”というわけではありません

ただ、英語表記で「major」という言葉が使われていたので、そのまま「大」となったといわれています。

うつ病には種類があり、その種類により症状の現れ方も様々です。

どのような種類があるのかを見ていきましょう。

 

うつ病の種類

 

 

うつ病

これは最も一般的な「うつ病」です。気分障害のひとつで、

気持ちが憂鬱になって落ち込んだり、物事に対して悲観的な考えを持つようになります。

100人いれば15人は患者数がいるのではないか!?と言われています。

「うつ病」になる原因としてはストレスなどの蓄積が原因と考えられています。

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双極性障害

「双極性障害」というと、うつ病と関係ないように思えますが、「躁うつ病」というと聞いたことがあるかもしれません。

気持ちが高揚しているときは、普段考えられないような大胆な行動をしますが、

うつの状態の時は「うつ病」と同じく悲観的な考えを持ちます。

そう状態と、うつ状態を繰り返すため、診断も付きにくく、そう状態の時には、本人に自覚がないまま自由奔放な言動で周囲を困惑させることも。

そして、この双極性障害が命を絶つ危険度が一番高いとされています。

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産後うつ

出産という人生の一大イベントを乗り越える女性ですが、この時

ホルモンバランスの乱れ

生活環境の大きな変化

などが大きな原因となり、産後うつ病を発症します。

ゆっくり休むことができれば治癒も速いのですが、家族の協力もなく今言われる「ワンオペ育児」に

産後すぐになってしまうと、産後うつを発症しやすいのですが、適切な治療があるので

早期発見、早期治療が大切です。

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気分変調性障害

うつ病と大きく違うのが、はっきりと気分が落ち込むというわけではなく、

なんとなく一日中気分がさえない日が続く。というのが特徴です。

うつ病というには「軽度」なのですが、症状は2年以上と長期にわたる特徴があります。

そして、気分変調性障害と気づくのが遅かったり、早めの治療に取り掛かれないことから

パニック障害や、不安障害を併発することもあり、さらに症状を悪化させ、別の精神病へと変化していく可能性もあります。

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非定型うつ病

うつ病の中でも、もっとも一般的な大うつ病や、気分変調性障害などのうつ病にも区分されない

新しいうつ病です。特に都心部の女性に多く、

非定型うつ病

新型うつ病

と、言われます。その特徴はうつ病とはことなり、「甘え」ととらえられることが多く

本人も気づかないうちに、悪化させていくことも多くあります。

うつ病との大きな違いは、夜になると気分が悪くなるという点です。うつ病の多くは朝方気分が重い。

ということが多いので、夜になり仕事のせいでつかれている。と思い込む人も多いのです。

 

仮面うつ病

一般的なうつ病とあまり扱いは変わらないように思えますが、気分的な落ち込みなどはあまり見られないのが特徴です。

そのかわりに体に多くの症状が現れます。そのため、精神科ではなく内科などを受診することが多いのですが、

実際には「うつ病」なので「内科」を受診し続けても症状が良くならないのも見分ける特徴になるかもしれません。

もし、体に様々な症状が出ており、内科的な受診を繰り返しても改善が見られない場合、仮面うつ病を疑ってみてください。

 

ほほ笑みうつ病

うつ病なのに「ほほ笑み」とは無関係な感じがしますが、うつ病のひとつです。

人に心配をかけまいと、人前では一生懸命ほほ笑みを絶やさないように頑張るのですが

一人になると激しいうつ状態に陥ります。こういった場合は、病気であることを周りに隠す傾向があるので

自分だけで解決しようと、専門機関の受診をせずに症状を悪化させていく場合があります。

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更年期うつ病

文字からわかるように「更年期」に多く見られるうつ病です。

大きな原因は更年期による、ホルモンバランスの乱れです。「更年期」というと女性が多いように思えますが

更年期うつ病は

退行期うつ病

初老期うつ病

と、呼ばれることがあります。身体的にも、精神的にも症状は現れますが

年代が50代から60代で発症することが多いため、本人が「精神疾患」だと認めないことが多いのも特徴のひとつです。

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季節性情動障害

こちらも文字から見るとよくわかるでしょうか!?

ある一定の季節になるとわけもなく落ち込むことが毎年続きます。

季節の変化に伴うものですが、脳機能障害の一種と言われています。

うつ病と同じように、倦怠感や不安、イライラを感じ、時には睡眠障害を起こすこともありますが

決まった季節がすぎてしまえば、症状も落ち着くので専門医を受診するのに至らないこともあります。

 

婚前うつ病

よく聞く「マリッジブルー」です。結婚は環境の大きな変化があります。

そして、結婚により責任感が増えるといった、今までにない環境の変化が一気に起こります。

そのことが原因になり、不眠症や不安症などを発症し、精神的にも、身体的にもうつ病と同じような症状が現れます。

「マリッジブルー」=女性というイメージが強いですが、結婚により引っ越したり、姓が変わったり、相手の家で同居になったり

結婚により、生活環境が大きく変わるのは女性の方が多いからです。

しかし、男性でも結婚により環境に急激な変化が訪れるのは同じことです。

そのため、男性でもマリッジブルーになることもあります。

 

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まとめ

うつ病の原因となるのは

 

長期にわたるストレス

生活環境の大きな変化

遺伝的疾患

 

などが考えられますが、どのうつ病の場合も、早期に専門医を受診し

早期治療に取り掛かることが一番大切なのではないでしょうか。

今後は、それぞれのうつ病を体験している芸能人などを紹介していければと思います。

そして、その芸能人の治療法などが、誰かの役に立ったらいいなと思います。

 

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