長い闘病生活を終えた歌手「高橋真梨子」のうつ病、そして再発。
かつては人気バンド「ペドロ&カプリシャス」の2代目ボーカルとしてヒット曲を世に送り出し、
その傍らでもソロ歌手として数々のヒット曲を生み出してきました。
しかし、その高橋真梨子さんも「うつ病」により歌が歌えない、家から出られないという経験があります。
そしてついには3か月もの間寝たきり状態となるまでに・・・。
そして、克服をして再び「うつ病」を再発しました。今回は、高橋真梨子さんのうつ病について書かせていただきます。
歌手高橋真梨子プロフィール
名前:高橋真梨子(たかはしまりこ)
本名:広瀬まり子(旧姓:高橋)
旧芸名:高橋まり
生年月日:1949年3月6日
血液型:A型
出身地:広島県
出身校:駒沢学園女子高等学校
旧バンド:ペドロ&カプリシャス
家族:夫 ヘンリー広瀬
所属:ザ・ミュージックス
両親は広島のダンスホールで知り合い結婚したが、当時の父の職業は国鉄職員。
広島で被爆した両親だったが、父は戦後夢だった「プロのクラリネット奏者」を目指して福岡に移り住んだ。
そして、1歳の頃母に連れられ、高橋も福岡へ引っ越したのだが、父の持病が悪化し、家計は母が支えたが喧嘩が絶えず、高橋が5歳の時に両親が別居。
そのまま福岡に残り、10歳のときに両親が正式に離婚し、姓が「高橋」となった。
中学になると、父の住む広島へ移り住み、ジャズプレイヤーとして働いていた父と暮らすが、被爆が原因で37歳の若さで亡くなった。
その後、母の元に戻ったのか「福岡市立高宮中学校」を卒業している。そして、卒業後父の影響でジャズボーカルの勉強を始める。
16歳になり、東京へ引っ越し「渡辺プロ」の本活的なレッスンを受けるチャンスを得る。
しかし、1966年「スクールメイツ」として、デビューするも、自身の方向性とはかなり異なったため、プロダクションも辞め福岡へもどった。
そして、博多のディスコやクラブで歌い始めたところ、「ペドロ&カプリシャス」の梅村にスカウトされ
2代目ボーカルとして、同バンドへ加入することとなる。
そして、翌年1973年には
「ジョニィへの伝言」
「五番街のマリーへ」
など、今も歌い継がれるヒット曲が生まれた。
その後、1978年にヘンリー広瀬とともに、バンドを脱退し「高橋真梨子」としてソロデビューする。
その曲が「あなたの空を飛びたい」今も高橋真梨子の代名詞ともいえるべき曲ですね。
高橋真梨子を襲ったうつ病
ヒット曲を歌い続け、歌手活動も順調に見えた高橋さんに異変が起きたのは、1996年のことでした。
コンサート中に不調が襲ったこともあり、その後コンサートを続けることができず、中断せざるを得ませんでした。
高橋真梨子さんの症状
手足のしびれ
めまい
腹痛
家事ができない
ホットフラッシュ
頭痛
耳鳴り
吐き気
動悸
食べられない
イライラ感
倦怠感
様々な症状を引き起こし、精神安定剤などが手放せなくなるほどでした。
引き金となったのは「更年期」症状でした。そのため、結果的に自宅に引きこもるようになり、
3か月寝たきりの生活も経験されたそうです。しかし、夫である広瀬さんが「戦友」としてそばで見守り続けてくれたため
再びステージに復帰することができました。
2度目のうつ病
うつ病は1度克服しても、初めての場合は50%、2度経験している場合は70%再発すると言われています。
高橋さんもその「再発」を経験しました。
約10年後の2016年、高橋さんが極度に痩せていくのが、視聴者・ファンからもよくわかりました。
何かの病気なのではないか!?と噂されましたが、翌年に自身の口から「更年期性のうつ病」を再発したことを告白しました。
身長が155㎝の高橋さんですが、ベストな歌声を届けるためには41キロがベスト体重だと言います。
しかし、その時年齢は67歳、そして体重は33キロまで減少しており、自分の足で歩くことすらままならなかったようです。
高橋さんのうつ病の原因は「更年期」とされていますが、実の母との確執によるストレスも大きかったとされています。
高橋さんが幼いころ、母が家計を支えていましたが、父親と別居したじきなのか、定かではありませんが、
母が別の男性と「浮気」をしたことが高橋さんの知るところとなりました。
多感な10歳、ちょうど成長期や反抗期、そして、大人との関係もだんだんわかってくる頃に、母から「裏切られた気持ち」がずっと許せないままだったようです。
そのため、中学は父の元へ行き、父の死後は仕方なく母の元へ。そして、高校になると東京へ・・・。
長年、母を避け続けていた高橋さん。そういったストレスもうつ病の引き金になったのでは!?と本人の口から語られています。
そして、再発した時期に、大切な親友を亡くしています。母の死により母からの解放と、親友を失ったショック。
しかし、二度目は「いつか治るだろう」と放置することなく、適切な対応はできましたが、激やせしたため、歩くこともできず
コンサート開始直前まで楽屋で横になり、本番直前に夫に抱えられステージ袖へ・・・。
といった日々が続いたそうです。
まとめ
アラフォーの私ですが、高橋真梨子さんの歌声は大好きです。
最初に聞いたのは「桃色吐息」カラオケへ行ったら必ず歌います。
あと、「五番街のマリーへ」も。どれも好きな曲ばかり!!40周年のアルバムはよく運転しながら聞いています♬
これからも「病」に負けることなく、歌を届けてほしいと思います。
そして、前にも書きましたが、更年期を乗り越えるために、女性ホルモンを積極的にとるここと。
それ自体は難しいですが、女性ホルモンと同じ働きをする「エクオール」これはとても大切です。
普段から、生理不順や、不正出血などがある方は、早めの受診と予防です!!
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