「ザ・トラベルナース」7話、礼の夢とそれを叶える力、そして静の夢と現実

無事に看護婦長として愛川が戻ってきた。さっそく各看護師への指示が的確におこなわれていた。

 

そして、外科に入院していた大学生の礼の検査結果が出ていた。そして、それは彼の夢を奪うものでもあった。

 

しかし、それをあきらめさせない静のすがたがあった。なぜなら彼も病魔に襲われていたからだった。

 

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礼の診断結果と夢

愛川が戻ってきて、看護師長を代理していた吉子は仕事を休んだ。思いっきり眠るらしい。

 

そこに礼の診断結果が来たが、まず「親を呼ぶ」ことになった。礼に伝える前に、彼の病状を親に説明する必要があった。

 

彼のガンは再発しており、すでに脳や骨にまで転移が見られた。母親は手術を希望したが、

 

優秀な外科医でも無謀な手術となるため、医師として薬での治療を勧め、他の病院への転移を勧めた。

 

そのころ、礼は応募していた脚本「ゾンビは生きている」が賞を獲得して、喜んでいた。

 

そして、サークルの仲間も駆けつけて、「映画化しよう!!」と話しがもりあがっていたが、そこに険しい顔の母が来た。

 

そのため、気配を察して仲間たちは帰っていった。母親は改めて礼に「映画じゃなくて、治療に専念するよう」に諭した。

 

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礼の夢を叶える力

静は礼の車いすを押して、外へ散歩に出ていた。そして、改めて夢を聞いた。礼は目を輝かせて

 

「映画を作りたい!!」と言ったが、それは無理だと自分に言い聞かせていた。しかし、静は自分も病に侵され

 

いつ死ぬかわからないところにいることを伝えたうえで、「その夢を叶えましょう」と、外科医の郡司に1日外泊の許可と

 

キャストが足りないので、看護師から一人内緒で休暇を取り、静も休暇を取り、歩は当日外泊のサポートに回ることになった。

 

しかし、外泊は実家ではなかった。1日で映画を完成させるという無謀なものだった。そのために

 

礼は絵コンテを一生懸命に仕上げて、映画製作に臨んだが、途中で郡司が合流して、礼の体調管理をした。

 

しかし、ラスト1シーンで礼は力がなくなってきた。ドクターストップを掛けざるを得なかったが、

 

どうしてもラスト1シーンを撮影したい。と言いそのまま続行した。そうして礼は転院してから、編集作業に入っていた。

 

■キャスト

 

静の夢と現実

静は礼に夢を聞かれて「このポンコツナースを一人前にすること」と答えていた。静は時折右わき腹を抑え

 

苦しそうにする場面があったが、愛川が遭遇した時には、筋トレのやりすぎで肋骨を痛めたと言っていた。

 

そして、礼との話しを聞いていた歩は、また「自分が病に侵されている」と嘘をついていると思っていた。

 

しかし、映画を撮影して、数日が経ち病院へ礼が死亡したという知らせが入った。そこに母親が乗り込み

 

「映画の撮影に連れ出した病院の責任」として、病院を訴えると言ってきた。しかし、遅れて入ってきた静は

 

大学の友人からお母さんへ預かりました。と1枚のDVDと手紙を差し出した。礼からの手紙と完成した映画。

 

そのまま院長室で鑑賞して、母親は泣き崩れてしまった。本当にやりたいことをやり通りて彼はなくなったのだ。

 

そんな光景を見ていると、静が部屋を出ていった。心配になった歩が追いかけると、わき腹を抑えて、ふらふらと階段を下りる静。

 

普通ではない姿に驚きながらも、静を追いかけると、彼は階段から意識を失って落ちていった。

 

もしかしたら、礼に話していた「病に侵されている」という話しは本当だったのかもしれない。

 

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