「クロサギ」7話、大手銀行につぶされた店、黒崎のターゲット、桂木の狙いとは!?

黒崎はしばらく桂木の元へ現れなかった。かの子は心配していたが、桂木は「放っておくよう」に忠告した。

 

その間、黒崎は一人で行動していた。いつもなら桂木からネタを買うが、今回は見つけたターゲットがいた。

 

そして、自分の家族と同じような境遇にある家族に出会い、黒崎は本格的に動き出した。

 

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大手銀行につぶされた店

黒崎が目を付けたのは、宝条が取締り執行役員を務める、大手銀行「ひまわり銀行」だった。

 

それは、亡くなった父が家族を守ろうと、銀行から融資をしてもらっていたが、なぜか金利の高い子会社のファイナンスに借り換えをしていた。

 

そして、結果的に支払いができなくなり、父は家族を道連れに心中を図った。その銀行こそが「ひまわり銀行」だったのだ。

 

黒崎は、「ひまわり銀行」の中でも、選ばれた『支店長』しか招かれない昼食会へ潜入していた。

 

そこで、女性の支店長『牛山』に目を付けた。そして、接触の機会をうかがっていたが、「人殺し!!夫を返して!!」

 

と、銀行に乗り込んできた女性がいた。黒崎は『弁護士』となり、彼女たちの話しを聞くことにした。

 

亡くなった男性はレストランを経営しており、経営資金として「ひまわり銀行」から融資を受けていた。

 

それは「経営資金」としての融資は難しいので、「住宅ローン」という形で7千万の融資を受け、一戸建てを手にした。

 

その後順調に客足が伸びていたが、コロナで客足が遠のき、返済が滞ってしまった。すると担当者は「ひまわり銀行」の

 

子会社のファイナンスで、新たな借り入れをして、その一部を銀行側へキックバックをするように提案してきた。

 

それならば新たな融資が可能だという話しに乗り、男性は言われるがままファイナンスからお金を借り、

 

一部を「ひまわり銀行」にキックバックとして戻したが、返済できるめどがない。すると、担当者は「この家が抵当に入っている」

 

と言い、家からの立ち退きを迫ってきた。すると追い詰められた男性は自殺を図りこの世を去ってしまった。

 

そして、銀行へ来ていたのはその妻と、義妹だったのだ。まだ子供が幼く夫がなくなり、謝金は相殺されたはずなのに

 

家を取り上げようとする銀行に抗議をしに来たのだった。そこで黒崎は妙案を思い付いた。

 

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新たな黒崎のターゲット

黒崎は自分と同じような境遇の家族に会い、牛山への作戦は決まった。企業の社長として、3億円の融資を申し出た。

 

そのうち3千万を銀行にキックバックする。という話しを持ち掛けた。担当者は牛山に相談した。

 

そのうえで、黒崎の会社が実在するのか?今までの実績はどうか?など十分な調査を行い、融資を決めた。

 

しかし、これでは決め手に欠けるので、先ほどの家族の父親である男性に、『常務』を演じてもらうことにした。

 

自社ビルに担当者を呼び、『常務』も同席させて信頼を得るため。万年平社員の父親は、娘たちのために必死に常務らしく振舞い、疑うことなく、黒崎への融資が決まった。

 

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黒崎を泳がせた桂木の狙いとは!?

黒崎は約束通り、家族に返済を迫られている「2千万円」を渡した。そして、自分は2億5千万円を手にした。

 

そのころ、牛山の身辺が怪しくなった。融資した黒崎の会社は「登記」はある会社だが、経営のない会社。

 

そして、自社の会議室として通された部屋は、会社自体が誰にでも「会議室をレンタル」していたのだ。

 

つまり、黒崎は実在する会社を使い、「レンタル」という方法で実態のある大きな会社を借りることで

 

牛山たちを見事にだまし、金を巻き上げることに成功したのだ。しかし、今回は桂木に極秘で行動していた。

 

桂木も黒崎の動きを知っていて、泳がせていた。黒崎も「ひまわり銀行」と桂木の黒いつながりに気づきながらも、

 

見事にだまして金を巻き上げたが、桂木がそれを黙って見逃していたのはなぜだろうか!?

 

黒崎の腕を試しているのか、宝条をあまり好ましく思っていないのか・・・!?

 

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