「Night Doctor」10話、大規模停電とNight Doctorの意味と存続の危機を迎える
「Night Doctor」が試験的に導入されている、【あさひ海浜病院】付近で台風が発生した。そして、恐れていた停電が起きてしまった。
幸い予備電源と【節電】により危機を乗り越えようとしたが、「予備電源」や「自宅療養者」には電源供給が止まってしまった。
そんな中理事長からとある現実を突きつけられ、Night Doctor存続の危機を迎えることになる。
た。
コンテンツ
収容先が見つからない救急患者
いつものように「夜間救急受け入れ要請」の電話が鳴る。美月はいつもやって来る若い消防士から【どうしても受け入れて欲しい】
と、懇願されたが本郷に「断れ!!」と言われ、逆らうことができず断ってしまった。自分の母がたらいまわしの挙句亡くなった過去を持つ、美月には辛い決断だった。
【どんな患者でも受け入れる】それがNight Doctorの理念だったはず。しかし、本郷が「断れ!」と一喝したのも理由があった。
すでに2時間受け入れ先が見つからない患者の容態を考え、今の地点から【45分】離れた場所にいることから、
搬送されても助かる確率はなかったからだ。そして次も受け入れ要請が来たが、本郷は到着時間を【15分】と聞き受け入れを了承した。
しかし、到着が2分遅れたため、本郷の一か八かの賭けだった賭けに負けてしまった。救急要請の段階で助かる見込みはなかったが
より早い搬送で助かる確率が上がることに賭けたのだ。しかし2件続けて救えなかった【命】に美月は心が折れそうになった。
しかし、医師としてチームが励ましてくれる限り、前を向いて現状と向き合うしかなかった。
思う必要は無い」と声をかけた。
美月非番の日の台風が巻き起こす大規模停電
美月が非番の日、外の天気は荒れていた。神奈川県上空を台風が通過し、今後災害の予想がテレビで報道された。
夕飯を食べようとしていた美月は、窓から外を見ていたが、しばらくして部屋からいなくなった。同じころ病院では患者の受け入れが急増していた。
おそらく突風による転倒や、不安から来る体調不良もあったかもしれない。しかし、予想していた事態が訪れてしまった。
【停電】幸い、「あさひ海浜病院」には自家発電システムがあるので、予備電源に切り替われば、何とか患者の維持装置は保たれる。
しかし、台風による停電のため、復旧がいつになるのかわからない。そうなると、発電システムがあっても許容範囲を超えてしまえば
この病院のシステムはすべてダウンしてしまう。本郷の指示で看護師と深沢が、余計な電源を落とすため、病院内を駆け回った。
患者にも協力を要請し、廊下やテレビの電源も落とした。そして戻って来た深沢に本郷は調べ上げたリストを渡した。
「節電体調!これらの電源をすべて落としてこい!!」見える範囲の電源を落とすだけでなく、システム上電源を落としても支障が出ない機器の電源を落とした。
間もなくすると、センターの電話が鳴りやまなくなった。自宅療養している患者が人工呼吸器が停止したり、発電システムを持たない病院から
患者を受け入れて欲しいというのだ。本郷は深沢たちの判断にゆだねた。結果すべての患者を受け入れ、足りない病床を確保していった。
そこに美月が現れ、働き始めた。外の様子から病院が大変な事態に陥ることを想定して、休みを返上したのだろう。
そして、美月の指示のもと患者のベッドの割り振りが行われたが、当初よりも随分人数が多くなり、病床がもうなくなった。
すると本郷が「まだある!!」と総出で、待合のロビーに即席の患者用ベッドを設置して受け入れを始めた。
しかし最終的に「人工呼吸器」が足りなくなった。美月は手動で空気を送り続けることにし、医師たちが交代でポンプを押して夜を越した。
理事会で決定事項となったNight Doctor存続の危機
何とか無事に夜の任務を終えた。そして昼間の救急のセンター長が出勤してくると、ロビーに並んだ無数のベッドから拍手が起きた。
昨日の災害で受け入れてもらえた患者から感謝されていた。そして救急センターも歩く隙間がないくらいにベッドが並んでいた。
あれから病院の発電システムだけでは限界がある。と悟った若い消防士が「電源車」を手配してくれて、病院内の電源を朝まで確保することができた。
そして、引き続き夜間の医師たちも手伝う!!と申し出るが、いつも嫌味ばかり言うセンター長だが、拍手で迎えられ気分を良くしたのか
「これくらいなら、我々だけで充分だ!!いつ電気が復旧するかもしれん!!お前らは帰って寝ろ!」と言われてしまった。
しかし、そんな彼らに本郷から非情な現実が告げられた。「あさひ海浜病院」が所属する【柏葉会】での理事長会議で
試験的に始まった「Night Doctor制度」で昼間に働きたいという、医師が増え来院する患者も増えた。表向き良い評価だったが
現実は甘くなかった。夜間に運ばれる患者の多くが、住所不定の身元不明人だったり、保険未加入で痛みに耐えられなくなった、
いわば「支払い能力のない」患者も多くいたため、【Night Doctor】の実績から見れば『赤字の大損失』という結果に、解散が決定したのだ。
本郷から事実を告げられたメンバ―達は、ようやく一丸となり、相手の気持ちを読み合いあうんの呼吸となってきたところだったのに・・・。
この決定はもう覆ることがないのだろうか・・・!?
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