「Night Doctor」5話、知ってしまった成瀬の過去と、身元が怪しい子供
美月は高岡の歓迎会の飲み物を、買い出しに行こうとして、階段を上ってきた成瀬と出会った。様子がおかしいことにすぐ気づき
ほんの隙を狙って、隠し持っていた封筒を見てしまった。裁判所からのものだった。成瀬は医療ミスで訴えられているのだろうか?
しかし「お前には関係ない」と、言って部屋に入ってしまいそれ以上聞くことができなかった。
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医療ミスではなかった
翌日美月は院長室へ行き真実を確認した。成瀬は「医療ミス」などは起こしていなかった。ただその結果に納得がいかない親が訴訟を起こしていると言う。
自転車で転倒し頭を強打した少年が運ばれてきた。「脳挫傷」を起こしおりすぐに手術しなければ助からなかった。
そのオペを担当したのが成瀬だった。不安な母親に、「最善を尽くします」と約束したもの、少年の命を出す方が半身麻痺が残った。
その状態に納得がいかず訴訟起こされていると言う。命が助かっただけでも奇跡だった手術。それなのに訴えられている状態だった。
この話はすぐにみんなの知るところとなった。そして各できることをやろうと、美月と深澤は過去に起こった症例を調べてみたり、
高岡は成瀬がもしいなくなった場合の、病院与える損失を試算してみたり、桜庭は母親から有能な弁護士を紹介してもらって一覧表を作っていた。
しかし、成瀬はまるで訴訟のことを忘れようと、すべての患者の対応自分1人で行ってしまい、他の医師が成長するチャンスを奪っていると本郷に注意されてしまった。
最初に運ばれてきたホステスは、働き方改革で収入が少なくなり、その代わりに夜副業としてホステスをやっていたと言う。
その話を聞いた美月は、すぐに自分が昼間に働けそうな病院を探した。今の状態で医療の技術が磨けないならば、副業で技術を磨きたい。
幸いにもすぐに受け入れてくれる昼間の救急センターがあった。眠る時間を惜しんで、医療を学ぶめわざわざ救急センターで昼間に働きだした美月。
夜間救急に運ばれてきた少年
その時に夜間救急に運ばれてきた少年日向がいた。すぐに処置を行ったものの、少年の容体が急変した。
すぐにカルテをチェックするが、母親は保険証をどこにしまったか忘れたと言うことで、後日持ってくると言う。
しかし本郷があることに気づいた、母親が記入した書類と、告げてきた年齢の食い違いがあると言う。保険証がないことと年齢の食い違い
そして、精密な検査をしようとするが、ある遺伝性の病気の疑いがあった「ケトン症」すぐに夫に既往歴がないか聞いてみたが、
胃の粘膜や、鼻あらゆる場所から出血しているが、その根本的原因がわからない。しかも母親の態度も怪しい。
そして生年月日の食い違いを指摘され、ついに本当のことを話をした。その時ちょうど高岡がゴミ箱からあるものを拾ってきた。
母親が言っていた名前と、少年が履いていた靴下。そこで書いてあった名前は違っていた。本当は彼女の住むアパートの隣人の子供だった。
しかし少年は日常的に両親から虐待を受けており、女性が通報して少年は保護施設に預けられた。しかし一定期間終了してしまったため、再び両親の元に戻っされた。
そしてまた激しい暴力の日々が始まった。ご飯を食べさせてもらえないのに日常のこと。狭い車にいつも閉じ込められて、少年は状態が良くなかった。
見かねた隣人である女性が、救急搬送してきたのだ。しかし脳に異常が見つかりすぐに手術しないと危ない状態だったが、両親のサインが必要だ。
しかし両親はそこにはいない。女性は「犯罪だとわかっていても、彼を助けたいんです」と言って彼女が全責任を負う覚悟で少年を助けたいとサインをした。
成瀬は、仲間たちが訴えられるのは本心ではないと思い、1人で手術を行うとオペ室へ向かった。しかし美月も高岡もそれに続いてオペ室へ向かった。
全員が少年を助けたいと言うそれだけの気持ちだった。そして成瀬の気持ちをみんながしっかりと理解していた。手術は無事に成功したが、
彼女が行った事は犯罪に値する事は間違いなかった。しかし、アパートの大家に問い合わせると【家賃滞納】の末夜逃げ、警察には少年が行方不明という届も出ていなかった。
本当の「親」より、隣人である彼女のような女性が「親として」ふさわしいこともあるが、法律的に親でないため犯罪になってしまう現実・・・。
昼間の救急隊のメンバーに引き継ぎをする際、「インフォームド・コンセント」を徹底してくれないと困るとクレームが入った。
しかし本郷がそこで「アメリカではインフォームド・コンセントに力を入れた結果訴訟が増えたと言う事実をご存知ですか?」と昼間の責任者に質問した。
緊急のオペが必要な場合、大量の書類を見せられ、多くの専門用語が使われた紙を見て、その全てを話しても素人としては理解できない。
不安だけが募りその結果訴訟が増えたと言う。それを聞いていた成瀬は自分にあの時何が足りなかったかわかった気がした。
1番言葉が響いたのは成瀬だった
本郷の言った言葉が1番下に響いたのは成瀬だった。確かにあの時「最善を尽くす」と約束したが、確かに素人ではあの書類を短時間で全て理解することは不可能だった。
自分の説明が足りず、母親に余計な不安を与えてしまったことが今回の訴訟の原因だと気づいた。急遽あのときの状態をわかりやすくした資料を用意した。
みんなが仕事を終えて寮に戻ってきたが、成瀬は1人封筒を抱えて出かけていった。あのときの説明をさせてもらうために。
かつてオペを行って半身不随になった秋山少年の家だった。家まで押しかけてきた成瀬に向かって母親は冷たい態度をとった。
しかし封筒を差し出し、もう一度説明させてほしいとお願いしたが、無情にもドア閉められてしまった。
しかし幸いにも、封筒が玄関のドアに挟まり、中に落ちたため父親がそれを拾い少年と一緒に読み、少年が自分の手術がどれだけ大変だったかを理解することができた。
そして母親に向かって「僕が今生きているのは奇跡だね」と喜びの笑顔を見せた。それを見た母親は嬉しさのあまり涙を流し、その後訴訟は取り下げられた。
すぐにそのことを伝えたくて、いつもジムでトレーニングしている成瀬を迎えに深澤と美月は、走ってやってきた。そして訴訟を取り下げられたことを伝えた。
ほっとした成瀬。そして帰宅した後屋上で歓迎会が行われた。訴訟が無事取り下げられたお祝いだ。しかし一人ひとりに向かって成瀬はお礼の言葉ではなく
一人ひとりの欠点であり伸ばすべきところを注意していた。成瀬らしい感謝の言葉であったと思う。
美月は相変わらずみんなには内緒で、腕を磨くため昼間のバイトをしていた。しかしその様子がおかしいことに深澤は少し気づき始めていた。
そんな時にドクターカーの要請が入った。建物内で崩落事故が起き、犠牲者は不明だと言う。本郷の指示で成瀬と美月が向かおうとしたが
深澤が自ら志願して、自分もいかせてくださいと3人で現場に向かった。そしてそれぞれができる限りのことを行っていた。しかし、やはり深澤は美月を頼ろうとした。
その時美月はめまいを感じて、近くの手すりにつかまった。しかしその手すりは溶接されていなかった。そのまま手すりごと美月は転落してしまった。
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