フジテレビ月9「Night Doctor」6話、美月の副業がバレついに事故が起きる。そして事故現場も同じ問題を抱えていた
工事現場で足場の崩落が起き、多数のけが人が出たため、「ドクターカー」の出動要請が出た。ベテランの成瀬と美月、そして経験のため成瀬も同行させた。
そして、重機に挟まれた男性がいた。救助しようとするが必死に違う場所を指さし、何かを一生懸命訴えていた。
そこで深澤が懐中電灯を片手に声をかけながら、指をさされた方へ声をかけながら進むと、わずかに声がした。その方向へ行くと、足場の上に人がいた。
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深澤のチキン!!
上にいたのは男性。しかも足場の鉄パイプが大腿部を貫通しており、その血が床にたまっていた。重機の操作ミスで足場が崩れ
男性はそのままパイプが貫通し、逃げることも動くこともできなかったのだ。しかし、重機を操作していたのは、現場責任者だった。
誰がどこにいるかちゃんと把握していたので、必死に自分より彼を助けるように医師に訴えていたのだ。しかし、深澤は自分一人では無理だと判断し
どちらかの助けが必要だと判断し、呼びに重機の場所へ行った。美月は目がかすむような症状を感じながらも、現場に向かうと残っている足場から上がろうとした。
すると、つかんだパイプはいとも簡単に外れた。深澤が危険だ!!と止めても、美月は安全を確認しながら、上に登り男性の処置を始めた。
そして、処置が終わり立ち上がると、立ちくらみを起こしてそばの手すりにつかまった。でもその手すりはすでに外れており、美月は落下した。
深澤が「美月!!」と呼ぶ声だけが成瀬に聞こえた。成瀬も処置を終え美月の元に向かったが、意識はなく肋骨がおれていると判断し、救急搬送した。
現場からけが人が運ばれてくるので、みんな処置が追い付かず、成瀬が美月の処置を行った。と翌日目覚めた美月は高岡に知らされた。
しばらくして、「えっ!!ということは、肋骨・・・えっ!!」とパニックになっているところに成瀬が来た。「医者なら自分の体調管理をしっかりしろ!」と叱られた。
美月は「いろいろとご覧になられたと思いますが、以後気を付けます」と謝罪した。美月が眠っている間、本郷の原因究明が行われていた。
誰もが美月が最近疲れていることを認識していた。でも誰も美月のことを気づいて気づかないふりをしていた。そして出てきたのが美月が昼間に働いている病院の社員証。
そして、本郷はシフトも確認し、両方合わせると【労働基準法】を軽く超えていた。その責任は本郷が取ると断言し、医院長室に呼ばれた。
猶予を懇願した本郷
そこには会長の桜庭も同席していた。「働き方改革をして3か月」改革どころか、事故が起きてしまったことに、会長は考え直すことを提案したが
本郷は「もう少し待って欲しい」と医院長と会長に頭を下げた。今回はすべて自分の監督責任だと。
美月は「ベルトを着用していれば大丈夫」と1週間で現場復帰した。そして一番最初に来たのあったのが深澤だった。
そして、深澤に向かって「みんなお見舞いに来てくれたのに、深澤だけ来てくれなかったね。冷たい」と言ってしまった。
しかし、それには深い事情があるということを美月はまだ知らなかった。後になり高岡が「今回の美月の事故に対して、自分が行くべきはずのところを、自信がなくて行けなかった」
「その結果、美月に無理をさせてしまって、転落事故が起きたのは自分の責任だと、あの後自分を責めていたという。」だから、見舞いに行くことができなかった。
美月は深澤にとても残酷な事を、軽く言ってしまったと反省した。そして夜の巡回、前日の重機を操作していた男性が起きていた。
責任者として、ちゃんとみんなに労災が下りるように、書類だけは作っておかないと。とまだ傷も癒えてないのに、無理をしていた。
そして、翌日の巡回でパイプに挟まれた男性が、松葉づえで美月の元に現れた。あれだけの大怪我でもう動いていることに驚いたが、成瀬が最新の治療法をしてくれたらしい。
昨日労災認定の書類を必死で書いていた上司について、自分たちは上司の異変に気付いていたが、誰もが見て見ぬふりをしながら、いつか事故が起きることを予感していた。
それは、上司が残業時間を超えて部下を働かせるわけにはいかないと、一人で抱え込み無休で働き続けていたからだ。
と、男性は事故の原因を教えてくれた。それはつい先日自分が犯したミスと同じことを上司はしていた。自分は経験を積みたいばかりに
昼間も働き、無理をして夜も働いた結果、メンバー全員に迷惑をかけてしまった。とても身に詰まる話しだった。
深澤への謝罪
美月が入院中も、ドクターカーの要請が入った。本郷は高岡と、成瀬に指示をしたが、あの時何もできなかった自分が情けない。
だからもう一度チャンスをください!!と深澤は頼み込み現場に向かうも、やはりけが人を目の前にすると足がすくむ。
でも、自ら志願してきたからには、何かをしなくてはいけない。とにかく患者の元へ行き容態を確認したが、この後がわからない。
すると成瀬が状態を知らせろ!!と言ってきたので、自分の診断を伝え、それについてやるべき処置を説明した。すると成瀬が「正解!!」
「慎重にやれよ!!」と言われ、一つ一つの工程を確認しながら、慎重に処置をして患者を一人救急車に乗せることができた。
そして、その時「チキン!!」は卒業していたのだ。ちょっとだけ自信を持った成瀬。美月は退院した翌日、深澤の部屋を訪ねた。
自分の失言を謝罪した。するとテーブルの下に最新の医療系雑誌や、手術時のDVDなどが山積みになっていた。雑誌は桜庭から、DVDは高岡から500円でレンタルしているという。
そして、成瀬は医療系セミナーに参加して、最新の知識を得ているという。自分は現場で経験を積むことこそが、知識を深める最善の術だと思っていた。
しかし、みんなは働き方改革で、短くなった労働時間と、余った時間を有効に使い分け、自分なりの最新医学の勉強をしていたのだ。
深澤はちょうど朝食を食べるところだったので、美月にもオムレツを作ってとても嬉しそうにしていた。そして、翌日美月は、桜庭に自分にも雑誌を貸して欲しい。高岡にはDVDレンタル。
成瀬にはセミナーがあったら声をかけて欲しいとそれぞれに頼んだ。そこへ重機操作ミスで入院していた男性がいなくなった。
美月が連れ戻し、男性に説教をしたがそれは5人から言われたことを、繰り返したブーメランのようなお説教だった。それを見ていたメンバーはみんな笑っていたが、
美月はようやく、本郷の「今自分がすべきこと」がわかった気がした。
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