「コントが始まる」7話伏線回収、4人目のマクベスの存在

今回の事は「無人島」事前のアンケートで無人島に持っていくものが1つだけ決まっていた

 

春斗はライター駿太は国語辞典潤平はそんなに重要なことだと思わなかったため、何も持っていなかった。

 

そして里穂子は、前日の夜に酔っ払って春斗に絡んでしまったことを謝りにアパートにやってきた。しかし春斗はめんどくさくて会わなかった。

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兄妹みたいな関係

つむぎは引っ越しに向けて着々と準備を続けていた。里穂子がそれを黙って見ているしかなかった。決しておいていかないで。なんて言えなかった。

 

きっと里穂子の中では、つむぎは体と心の1部であり、それがなくなることがとても不安になるのだった。しかもアルバイト先の店長から勧められた社員の話も断ってしまった

 

つむぎだけが前をずんずん歩いていく。それをまた置いてきぼりにされていくのが里穂子にはとても辛いことに思えたのだろう。

 

でもそれを口にできない里穂子はもどかしい気持ちでいっぱいだった。そして前日に酔っ払って、春斗に絡んでしまったため

 

謝罪のためにアパートに行ったが、春斗は居留守を使って会ってくれなかった。でも昨日の夜の詳細は、すべて2人に伝わっていた

 

潤平はそれを敏感に感じ取っていた。里穂子がそうなるくらいに、この先に不安を感じ、とても孤独の中にいること。

 

だから奈津美に相談して、会社と個人をつないでくれるエージェントの仕事をしている友人を紹介してくれた。

 

 

その頃つむぎは、新しい部屋に置くソファーを見に駿太と家具屋さんに来ていたが、気に入ったソファーが2色あった。オレンジと黒。

 

どちらがいいのか決められなかった。駿太にどっちかに決めてほしいとお願いしたが、駿太ははっきりと言わなかった。

 

それがつむぎを怒らせてしまった。兄妹みたいな関係と言ったのに、相談に乗ってくれないなんてと。そしてそのままぎくしゃくして別れてしまった。

 

駿太はいつものようにスナックにいたが、つむぎはいなかった。そしてママからつむぎの気持ちを聞いてしまった駿太のことが好きだからだよ。

 

そんな事は思いもしなかった。本当に兄と妹のように思っていたから。この関係が崩れるのは駿太は強かったのかもしれない。

 

その後つむぎにメールをしても返信はなかった。しかしつむぎに気持ちを伝えるために、得意のぷよぷよをやっていた。

 

絶対に抜けない記録を作ってやった」と写真付きでメールを送った。つむぎがすぐに来ることを予想して。そしてやっぱりつむぎが来た。

 

駿太の記録に挑戦するも、かすりもしなかった。でもそのかすりもしなかったおかげで、駿太からのメッセージを読むことができた。

 

最高記録書の名前。それがメッセージだった「ソファーはブラック」すぐにつむぎもメールした。1文字ずつ。

 

「キ」「ス」「ガ」「ロ」「ク」「モ」「シ」「タ」「ワ」

これは逆から読むと「私も黒が好き」駿太への回答だった。これでなんとなく落ち着いた2人。しかし里穂子はまだ動き出せないでいた。

 

お詫びの笹かまぼこ

里穂子はお詫びに笹かまぼこを持ってきた。春斗はこれじゃお詫びの気持ちが伝わらない。と不満を言いながらもマヨネーズをかけておいしそうに食べていた。

 

潤平が「そうかなぁ。ほらこうするとお詫びしてるみたいじゃん」と言って笹かまぼこを折り曲げてすみません。とふざけてみせた。

 

その頃駿太は、高校生の時にぷよぷよの大会で優勝した賞金で、購入した真っ赤な車を売るため中古車屋に来ていた。

 

そこは先輩の芸人でもあり、駿太が初めてステージに上がった時に、楽屋で喧嘩したコンビの1人が働いている中古車屋さんだった

 

あまりにも年式がいっており、さらに走行距離も行っているため、かなり厳しい状態にあったが、何とか中古車として引き取ってもらえることが決まった。

 

次の地方ライブを最後に、この車とさよならすることにした。それを2人に伝えると、それならば日帰りを止めて、車の中で泊まろうと言う話になった。

 

この車で、どこまでも行った。ライブで交通費を浮かせ、宿泊代も浮かせるために。この車はいつも一緒にいてくれた。

 

しかし、維持費もかかるため駿太は手放すことを決めたのだ。だから最後は昔のように過ごそうと決めた。

 

 

最後の地方ライブでは、里穂子が応援に来てくれた。そして楽屋まで訪ねてくれたが、潤平と駿太は発泡酒を買ってくると言っていなくなってしまった。

 

2人きりになった春斗と里穂子。話は沈黙のままだった。しかし春斗が口を開いた「さっきたまたま辞書見たら深酒であったんですよ。」

 

そして続けて「深酒の前の文字は何だったと思いますか?」考える里穂子に「不可抗力」と答えた。深酒の前には不可抗力があった。

 

そして今回もお土産を持ってきた梨穂子は、3人にお土産を渡した。今度は「瓦せんべい」意味は「これからも変わらず応援します」とかわらをかけていた。

 

4人めのマクベス

駿太はまたつむぎと今まで通り話せるようになった。そしてゲームセンターのメッセージがわかったかどうか聞いてみた。

 

わかったと言うつむぎは、逆に自分からのメッセージはわかったかと駿太に聞いた「6回もキスをしたいかと思った」

 

笑うつむぎの肩を掴み、駿太はつむぎにキスをした。これで2人は兄妹ではなく恋人同士と言うことになった。

 

マクベスの歴史の中に、必ずいた駿太の赤い車。いよいよ中古車屋さんに渡す時が来た。しかしあまりにも汚いので、3人で最後に洗車をしようと言うことになった。

 

 

洗車をしながら、この10年間の思い出を語りあった。山の中でガス欠になり、10キロも歩き、やっとスタンドを見つけたときに潤平が泣いたことなど、

 

本当にいろいろな思い出が詰まっている。そんなことを春斗が思っていると、だんだんとこの車がますますいとおしくなってきた。

 

こいつは4人めのマクベスだ。」駿太は自分の車がそんなふうに言われてとてもうれしかった。

 

この車を中古車屋さんに渡したら、帰りはバスになる。そんなことを思うと少し寂しくなったが、子供のように洗車しながら水で遊んでいる3人。

 

 

その頃里穂子は、奈津美に紹介してもらったエージェントから話を聞いていた。いくつか紹介してもらったようで、奈津美の友達が帰った後に2人で話していた

 

面接に受かっても気に入らなかったら断っちゃってください。まさかの言葉にびっくりする里穂子だったが、「マンション内覧だって、気に入らなかったらことあるでしょ?」

 

「そのくらいの気持ちで、こっちから選んでやると言う気持ちで、面接頑張ってくださいね。」と言うと里穂子は1社気になる会社があると言う。

 

早速その会社の面接を受けることになった。やっと動き出した里穂子。動き出せない春斗の前を「先輩」として歩かなければいけない。泥酔したときに先輩と呼ばれ多分がんばらなくてはいけない。

 

Twitterの声

今回も多くの伏線がはられ、回収されていきましたね。しかも先週の続きが伏線になっていたとは…。

ただのファンと芸人ではなく、すでに5人が一体化した「マクベス」のように見えてきました。

コント:無人島

伏線

無人島に3人が持ってきたものは、国語辞典とライター。そこで生活するうちにだんだんと居心地が良くなってきたが、やっと脱出するためのサポートが出来上がった。いざ脱出しようとすると居心地良くなった6人とも悪くないと思い出した。しかしその矢先にサーフボードが折れてしまった。

今回はまず先週の里穂子失敗から伏線が回収されている。「深酒」の前の言葉は「不可抗力里穂子と春斗は、新しい道を歩き出さなければいけないと言う、抵抗できない力に押さえつけられている。

 

そして、駿太がぷよぷよの記録で作った「sofa BLACK」に対してのつむぎの、逆さのたて読みは途中まで「キスしてほしい」を意味している。

 

そして里穂子が謝罪に持ってきた、笹かまぼこの形状と、今度で使ったサポートの形状が同じであることと、潤平がふざけて笹かまぼこを折り曲げて謝罪した。

 

コントの最後でも、ささかまぼこと同じ形をしたサーフボードが、潤平のミスで折れ曲がってしまった。そして最後にすみません。サーフボードと一緒にお辞儀した。

 

そして最終的に無人島からの脱出手段がなくなるが、それは4人めのマクベスである駿太の車を手放すと言うことではないだろうか。

 

そして里穂子が28歳で中途採用をしたこと、そして奈津美から見ている人はちゃんと見ているから。そして4人めのマクベスにつけられた値段が同じく28万円と言う数字、そしてわかる人が買っていく。この重なり合った偶然。

 

潤平が無人島何も持ってこなかったのは、「酒屋」と言う就職先が既に決まっており、そこに向かって既に動き出していると言うことではないだろうか。

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