テレ東ドラマ「生きるとか、死ぬとか、親父とか」8話親父の登場なし回

今回は珍しく親父の登場がなかった。その代わりトキコが、半年前に別れた男性パートナーが登場しました。

 

それはさよならの登場であり、これからの再出発の登場でもありました。

 

そしてこれが何を意味するかと言うのは、男として女として、どう生きてどう働くべきかという問題につながっていきます。

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打ち合わせ


今回は珍しくラジオオンエアからではなく、相談者悩む選ぶところから始まった。初めて見た打ち合わせの風景。

 

その時々子の携帯が鳴った。元パートナーからのメールだった。「時間があったら少し会えないかな?」

 

気になりすぐに返信したものの、忙しくてなかなか会えないと言う内容になってしまった。しかし結局気になり会うことになった。

 

それは、彼が宮城の実家へ帰ると言うことだった。彼はもともとフリーのライターで、授業も結構あった。

 

しかし「不況」の中で彼の仕事がどんどん減っていき、やがてなくなりそして主夫になった。

 

幸いトキコには仕事があったので、生活には困らなかったが、彼は主夫として満足していた。

 

家事や雑事をこなすことも、彼には苦ではなかった。だから主夫と言う立場にあぐらをかいてしまった。

 

 

今になりそれを後悔していると言う。あの時ブログでも何でも、「書く」と言うことをやっていれば、何かにつながっていたかもしれない。

 

しかし、実家の母が脳梗塞で倒れ体に麻痺が残る状態で、1人で暮らすわけにはいかないので宮城の実家に戻ると言うのだ。

 

そして彼は、主夫をしていく中で料理が上手くなっていく一方で、トキコから料理をするチャンスを奪ったと後悔していた。

 

トキコはあの時彼が何を考えているのか、思いもしなかった。そして彼の思いに気づくこともなかった。

 

最後、彼がバスに乗るときトキコは彼が上手に使っていた、中華鍋を持ってきた。それが最後のプレゼントのつもりだったが、

 

自分の体の為にも、しっかりと食事をとってほしいと言う彼の言葉を受け止め、中華鍋をそのまま持ち帰ってきた。

新人見学

ある日の放送終了後、スタッフから新人見学をしていた人たちを紹介された。2人の女性と1人の男性。

 

そのうちの1人が、「私の目標は東さんです」とうれしそうに語っていた。しかし頭の表情が少し曇ったように見えた。

 

お酒が飲めないトキコだが、珍しく東を誘ってバーに行った。東が行ったことのないバーに喜んでいたが、やはりどことなく元気がなかった。

 

トキコは自ら、半年前に別れたパートナーが実家に帰ったことを話し始めた。そしてそれぞれが後悔していることなども話した。

 

 

それが一段落してから東に「最近どう?」と尋ねると、やはり何か悩みがあったようで、少しずつ話し始めた。

 

1年前からお付き合いしている男性がおり、そろそろ結婚を考えているが、結婚したら仕事を辞めて家庭に入ろうと思う。

 

と言うのだ。アナウンサーの代わりなんていくらでもいる。と言うのは彼女の考えだった。

 

しかしトキコはその気持ちに反対を唱えた。いつも暴走する私にブレーキをかけてくれるのは東さんだし、相談者さんの原稿読むのも絶妙にうまい。

 

東さんにしかできないことがたくさんある。と彼女を励ました。すると東はフリーとしてアナウンサーを続ける道も考えてみる。と答えた。

気づき


今回は、突然の同僚のお悩み相談になったが、それは元パートナーが気づかせてくれたことかもしれない。

 

もし彼が一緒に暮らしていた頃の思いを、トキコに打ち明けていなければ、トキコは東の気持ちのSOSに気づくことができなかったかもしれない。

 

でもほんの些細な、表情の変化などから、彼女のSOSを掴むことができた。それは彼が最後にくれたトキコへの気づきなのかもしれない。

 

 

そして彼女は、彼に言われた通りに「自炊」をしようと思い、様々な食材を買ってきたが、なかなか自炊も難しい。

 

彼が上手に扱っていた中華鍋も、なかなかうまく扱えない。でもやってみると意外に楽しいもんだ。と気づくこともある。

 

今回は親父の登場がありませんでした。このドラマの中では異例の展開になったかもしれませんが、

 

次回からの放送は、親子の過去に迫る内容になるそうです。


 

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