自分は3番手だった。解散決断後の騒動!「コントが始まる」2話
里穂子がやっとマスベスのライブにいけたのにいきなりの「解散宣言!!」それはとても唐突だった。
マネージャー楠木にも事後報告だったため、考え直すように諭される春斗。親との約束を【言い訳】にしているようにしか見えない。
もっと彼らには持つべき実力を発揮するチャンスがあるべきだと、楠木も今まで無理にライブにねじ込んでもらったり、努力をしてきた。
コンテンツ
3番手
最初に「お笑い」の世界に春斗を誘ったのは、潤平だ。しかし「プロとして芸人を目指す!」と言ったのは春斗。
それでも潤平は後ろめたい気持ちがあった。2人をプロの道へ誘い「解散」の決断をしなくてはいけない状況にしてしまった春斗。
少なからずも、ネタを書いている春斗が一番責任を感じている。しかし、潤平は言い出せなかった。高校の文化祭で誘った時
最初の候補者に断られ、瞬太は「ゲームの試合」があるからと断られ、そして最終的に春斗を誘った。
そして、今春斗が一番責任を感じている。もしあの時文化祭に春斗を誘わなければ、今の状況は生まれなかった。
しかし、瞬太がふと春斗と2人の時に口にしてしまった「あの時、俺が誘われて断ったから、春斗を誘ったんだよ」
春斗が初めて知る事実。ずっと潤平は最初から自分を頼ってくれていると思っていた。
しかし、自分は最終的に残った3番目の駒だったのだ。それが本気になり芸人目指すために3人を巻き込んだ。
なぜ潤平はそのことを隠していたのか・・・。腹立たしい気持ちがおさまらなかった。
里穂子の心配
里穂子にはひとつ心配があった。本当に「飛び移れそうなくらい」近い距離に住んでいるマクベスと、里穂子姉妹。
洗濯物を干すふりをして、ベランダにいる春斗に相談したのだった。それは瞬太のこと。
いつもネタ合わせするファミレスで働く里穂子は、ファミレスで「遺書を書いている瞬太を見た」と言う。
しかし、春斗はそれは「屋上のコントの小道具」と相手にしなかったが、里穂子は「その中身を書いていた」と言うのだ。
コントで使うのは「遺言書」と大きく書かれた封筒のみ。中身などいらない。でもそれを描いていた。
そして、里穂子は瞬太がゲーマー時代のインタビューで「自分は27歳で死ぬ」と言っていた。と口にする。
間もなく瞬太は27歳の誕生日を迎える。だからこそ余計に心配が募っていたのだった。
そういわれると春斗も気になり、こっそりとコントの小道具を見ると、本当に中身が存在した。
でも、瞬太は2人で居酒屋で飲んだ時、プロゲーマーをやめて「マクベスに入ろうと2人を呼び出した」あの日、
春斗から「マクベスにはいらないか?」と言われてうれしかったといった。本当に彼は27歳で死ぬのだろうか!?
潤平は春斗と決まづくなってから、部屋でも顔を合わせていない。そして、恋人の奈津美の元彼が出世していることを口にすると
奈津美は「今の人生に後悔していない」と言い、2人でブランコで靴飛ばしをして遊んだが、潤平は片足の靴をなくしてしまった。
なんだか、気分がめげてしまう。グループは解散へ進むし、恋人に励まされるし、靴をなくすし・・・。
瞬太の気持ち
春斗は気になり、すぐに瞬太に電話をした。そこから動かないように告げると急いで瞬太の元へ向かった。
瞬太は春斗が言うから「この場所を動かない」いつでも、瞬太は春斗を信じてきた。たとえ売れない芸人でも春斗を信じてきた。
自分が27歳で死ぬといっていたのは、父親が27歳でなくなったから。そして父が尊敬するアーティストも27歳で多くの人が亡くなった。
だから漠然と自分も「27歳で死ぬ」と思い、インタビューで軽く答えていたのだった。
春斗が駆け付けるのと同時に、里穂子もその場に付いた。よかった瞬太はちゃんとそこで待っていてくれた。
そして翌日は瞬太の誕生日。実は瞬太は里穂子の妹、つむぎが働くスナックの常連客だった。
そこで誕生会が開かれることになり、春斗と里穂子、潤平も同席し、潤平がずっと春斗に3番手だったと隠していたことの仕返しのように、
潤平の恋バナをここぞとばかりに、みんなに披露した。もちろん潤平も知らない事実。
潤平が告白する日、2人は体育館倉庫の跳び箱に隠れて、瞬殺で「無理!!」と振られる潤平を見ていた。
それでもめげずにアプローチし続け、今では10年にわたる付き合いが続いている。潤平は最初を見られていたことを知り恥ずかしくなった。
しかし、いつの間にか3人の空気はいつものように戻っていた。果たしてマクベスは「解散」へ向けて本当に動くのか!
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