「コントが始まる」9話奈伏線回収、潤平の気持ちと中浜姉妹の就職祝い

今回は中浜姉妹が、それぞれ就職が決まったことで、里穂子の希望により「ポンペイ」で5人と奈津美を入れて就職祝いが行われた。

 

「マクベス」が始まった場所で、里穂子は新たなスタートを切りたかったのかもしれない。つむぎはマクベスが所属する事務所のマネージャー見習いとなった。

 

途中電話がかかり席を外したつむぎ。「マクベス」の3人は姉妹の【冷戦】を気にしていた。里穂子は電話では謝ったが会うのは今日が初めて。と答えた。

 

コンテンツ

奈津美の父に会う

中浜姉妹の就職祝いの席で、潤平は奈津美の父に会いに行くことを報告した。奈津美は父が連れてきていいと言ったから。と説明した。

 

そして、つむぎから意味ありげな振りで、瞬太がみんなに発表したのは、マクベス解散したら「世界一周します!」と期待させて

 

みんなをがっかりさせた。期間は1年を予定しているらしいが、みんなはつむぎを心配した。

 

それに対して、「好きな人が楽しいことをしているのが幸せ」と答えるつむぎ。それを聞いて里穂子は微笑んでいた。

 

きっと自分よりも「周り」を大切にしてきたつむぎらしい考え方で、次の瞬太の夢を応援するのがうれしかったのだろう。

 

奈津美の実家

潤平は緊張した面持ちで、奈津美の父に初めて会った。しかしすでにお酒を飲んでおり、緊迫した空気が流れた。

 

そこで持ってきた【日本酒】を差し出すと、うちのじいさんも、ばあさんも日本酒が好きからありがたい。と言いながらリンを異様に打つ父親。

 

すでに何か怒っているのだろうか。そして「ご先祖様、なぜ娘まで私からうばうのですか?」と言い出した父に、

 

母は膝の手術で入院しているだけ」と伝える奈津美。やっと向かい合って座ることになったが、話しを切り出しにくい潤平。

 

だが意を決して「今日ここへ来たのは、結婚を許してもらうわけではないんです。結婚はまだしません。芸人を辞めたら、実家を継ぎます。」

 

「そして、自分の父にも一人前の後継ぎとして認められたら、あらためてまたここへ来ます。これが2人で出した結論です。」

 

奈津美も「お父さんにどんな人とお付き合いしているか、知っておいてほしくて今日は来たの」とつけくわえた。

 

すると、今まで緊迫した空気が一気にやわらぎ、いつの間にかお供えした日本酒を飲んでいた父は、潤平にも飲むように勧めた。

 

そして、帰る際に車のナンバーが「723」だと気づき、写真撮影の許可を取る潤平。すると奥にある原付も「723」と言うので、まずは原付の写真を撮りに行った。

 

その間に奈津美は父に「彼は723のナンパ―プレートの写真を集めてるの」と説明した。父にもどれだけ潤平が娘を想っているのかこれで伝わっただろう。

 

つむぎの就職祝い

里穂子は初めてつむぎがずっとアルバイトをしていた、「アイビス」へ初めて来店した。そして妹がお世話になったことと、

 

突然やめることになったことを謝罪したが、ママは「うちはそういうところだから気にしてないわ」と答えた。

 

そして、カウンターにママが我流で飾った【生け花】に感動する里穂子。花をこんなに愛する店で働けた、つむぎは幸せだったんだと実感した。

 

前に春斗に会社の面接の決めてを聞かれて、「会社案内のパンフレットに、受付の横に綺麗な生け花が飾られていた」と言っていたことからもわかるように里穂子は花を大切にする人に敬意を持っている。

 

そして、遅れてつむぎが店に来た。今日は2人でここで会う約束だったみたいだ。

 

就職祝い

里穂子は改めてつむぎに、「就職祝い」としてプレゼントを渡した。嬉しそうに包みを開けると、中から出てきたのは

 

「赤いストップウォッチ」

 

その理由を聞くと、マネージャーなら使うだろうと思って。そして、つむぎはそんな姉のチョイスに「私がマネージャーの時に使っていた赤いストウォッチ」と理解を示した。

 

「自分が輝いていたころに、使っていた物をみると元気が出るでしょ?」という姉に「よく見つけたね」とつむぎは言うも、里穂子は「偶然」だという。

 

でも、これだけ妹のことを見ている里穂子だから、きっと当時のストップウオッチを探したと思う。「自分が輝いていた時の物」ということは

 

色が違っても、使い方が違っても、もちろん持った感覚が違っても「当時」には戻れない。だからきっと【偶然】と言ったのは嘘だ。

 

真壁先生からの誘い

潤平が奈津美の家へ行っている間に、真壁先生から電話が鳴った。「今から打ちでBBQやるからこないか?」と2人は喜んで向かった。

 

そして、BBQを楽しむ2人だがふと、息子の太一から「マクベスは負けたの?」と聞かれ答えに困る2人。

 

瞬太は「負けていない。勝ち負けなんてない」と言うようなことを話すと、太一にはまだ理解が難しかったようだ。

 

そして、太一が産まれた時に病院に一緒に付き添っていたことを明かし、太一は「なんとなく覚えてる」と言って瞬太の髪を指した

 

「ざんねん!あの時はまだ髪の色は黒でした。」とあっさりウソがみやぶられてしまった。そこへ先生が息子を呼びに来た。

 

2~3時間で戻るから好きにやっていてくれ」と2人を家に残して出かけて行った。

 

いない先生

先生たちが出かけた後、2人は高校時代を思い出していた。元々なんの接点もなかった瞬太と春斗。

 

そのきっかけは、ある日春斗が屋上に来たことだった。瞬太はいつも屋上に行っていたのでいつものことだったが、

 

教室でその日沈んだ顔をした瞬太を見て、【悪い予感】がして屋上へ行ったのだ。するとその日瞬太は屋上から死ぬつもりだった

 

しかし、春斗が来たことで思いとどまり、そこから交流が始まったのだった。あの時春斗が屋上へ行かなければ、今のマクベスはなかったかもしれない。

 

太一が戻ってきたが、一緒に行ったはずの真壁先生ではなく、母親と戻って来た。「この子が歯が痛いってずっといってるから、今日こそ連れていく!!」

 

と、言ったらしいのだが、今日は【休診日】だったので、結局歯を診てもらうことはできなかった。

 

そして、2人でBBQで沢山食べてきたことを悔しがる潤平。違う日にしてもらえばよかったのに、とちょっとすねていた。

 

長いわだかまり

潤平には10年間、胸の中に「しこり」を残したままだった。それは、同級生の小林。それは奈津美の元彼。元々春斗と仲が良かった。

 

しかし、潤平が奈津美と付き合いだし、小林を避けるようになってから、春斗も小林と話さなくなった。自分が春斗と小林の仲にひびをいれてしまった。

 

思い切って「ボギーパットに集合!」とメールを打つと、仕事あがりの春斗が来た。そこに小林がいることに驚きつつも、潤平の気持ちはこれで少し軽くなった。

 

そしてここでも高校の思い出話をしていたが、小林と瞬太の接点はないように思えた。しかし、瞬太は覚えていた。

 

小林が突然菓子パンを何の前触れもなくくれたこと。小林は覚えてなかったが、瞬太は突然の出来事で鮮明に覚えていた。

 

その後パンを、潤平と半分にして食べたらしい。知らないうちに潤平も瞬太も小林からちょっとした施しを受けていた。

 

だから、前に話しがあった一緒に仕事することも、「お情け」ではなく、本当に小林は純粋に彼らと仕事がしたかったのだ。

 

最後のファミレス

いつものように「ネタ作り」で里穂子のいるファミレスへ来た3人。店長が「珍しく今日は長くいるわね。」と聞くと

 

里穂子は「3人がここへ来るのは今日が最後なんです。」と答えた。3人は特にネタを作るでもなく、ただその場所を離れたくない気持ちが強かったのか

 

夜が明けるまでずっとたわいもない話しをしながら、いつもの席に座っていた。そして、お会計が終ると

 

3人からそれぞれ里穂子に「お礼」を述べて行った。泣きそうになる里穂子。彼らが来る日は、必ず同じ席を空けて待っていたらしい。

 

そんな里穂子のさりげない優しさも、今までのマクベスを支えてきたのだろう。

 

Twitterの声

ハルハル@こじらせパズドラー女子@haruharu_pad3
「毎週ありがとうございました」 これ中浜さんだけじゃなくて、見ている視聴者の私達へのメッセージも含まれてるんじゃないかな
せっきー@ドラマ実況垢@KO6IoFJdp7pjTab
このドラマの感想は結局「菅田将暉すげぇ…」「神木隆之介すげぇ…」「仲野太賀すげぇ…」「有村架純すげぇ…」「古川琴音すげぇ…」「金子茂樹すげぇ…」に落ち着くんですよね #コントが始まる
酒上小琴【サケノウエノコゴト】@raizou5th
失敗していない。時間切れみたいなもの。そういう意味ではマクベスは「負け知らず」なんだな。マクベス御用達のファミレス「Makeshiraz」ローマ字読みすると「負け知らず」なのは、この解散に向けての伏線だったのかもしれない。 #コントが始まる
てれびっこ@EmFK7OT41riDtgW
1クール見てただけなのにマクベスの10年を見守った気持ちになってる #コントが始まる
ひまわり@family1951
周りの大切な人を満足させてみようと切り替えた 満足させる生き方できた時に初めて本当の意味で 自分を満足させられるような気してると言う お兄ちゃんに真剣な眼差しの春斗に、、#コントが始まる
みんなそれぞれにこのドラマから【得るもの】があるようですね。本当に高校時代や、結成当時の話しなどを織り込みながら
進んできたこのストーリーは彼らの「10年」を間近で見ている気持ちになりますね。
そして、マクベスを解散した後、何をするかただ一人決まらない春斗。様々な答えを模索する姿も切ないです。
コント:結婚の挨拶

伏線

チャラい男がやってきて、気難しい父親に突然「娘さんと結婚させてください」と切り出すも、父は何も言わない。

やっと言葉を発したのは、「結婚の挨拶に来て、ずっと貧乏ゆすりとは」と気持ちをがいしたようだった。

それから72時間が経過し、男性が立ち上がり、根負けしたかのように思えたが、父も立ち上がり、「君は貧乏ゆすりをしていたんじゃない。モールス信号で「結婚させてください」と3日3晩私に語り掛けてくれていた。申し訳ない」

と、父から差し出された手を強く握りしめる男性。その様子をずっと実況していた司会者も、涙ものの展開に「この勝負に勝ち負けなんてありません。敗者なんていないんです!!」

しかし2人は司会者に近づき「あんたもだよ。勝者だよ。」と3人で手を取り合い高く上げる。

  • 「72時間」=「3日」=奈津美
  • 72時間の長きにわたる「こう着状態」=潤平が気にしていた、自分が小林と春斗の仲を悪くしてしまった後悔の時間
  • 72時間の長きにわたる「こう着状態」=長く引きこもっていた春斗の兄。「休むことも悪くはない」
  • 敗者なんていません。=休診日に歯科へ行ったら【歯医者】がやっていなかった。でも司会(歯科医)はいた。
  • マクベス解散ライブの最後から2番目のネタ=太一が帰ってきた時「真壁先生がいなかった」名づけの元となった先生がいない、それはまもなくマクベスの解散する。
  • モールス信号を貧乏ゆすりと勘違い=奈津美の父が「結婚の挨拶と勘違い」していたが、本当はこれから先を見据えた挨拶。
  • 長い間見守り続けた司会者も勝者=マクベスを見守ってくれたファンへの感謝
  • 父から差し出した手を握る=春斗の兄が差し伸べてくれた手をつかみ前へ進みだした。
  • 72時間見守り続けた司会者=解散後長い旅に出る瞬太を見守るつむぎの姿
  • 72時間モールス信号を送り続けた男性=長い間姉妹として、互いに静かに見守り合い、妹のプレゼントにストップウオッチを選んだ里穂子。ずっとマネージャーとして輝けるように当時と同じ物を用意した。本当の意味でやっと妹に感謝を伝えられた里穂子。

※あくまでも個人の主観です。

 

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