「コントが始まる」8話すべての伏線が回収されていく、ファミレス
もう今回は、出だしから瞬太のウェイトレスからやられちゃいました。
本当に別の女性が演じているかと思ったら、瞬太!!女神と言いウェイトレスと言い
彼には「女性」がよく似合う。そして潤平にはよくわからない役がよく似合う。
コンテンツ
ファンの妹
マクベスには【鉄の掟】がある。それは「ファンと恋愛してはいけない!!」というものだった。充分すぎるほど姉から聞かされているつむぎ。
ちょっとしたことがきっかけで、ぎくしゃくし【冷戦状態】となってしまった。それはつむぎが里穂子に
「マクベスってファンと交際禁止だよね。ファンの妹なら!?」と言ったことから始まった。もう尊敬してやまないマクベスの瞬太と付き合う!!
そのこと自体が里穂子には許せなかった。ファンの妹でも一緒に動画見たり、ひとりで動画見てることもあったじゃない!!
と、それは強制的に見せられたからとか、自分が見たパソコンの履歴を見るとか最低!!と姉妹は口を聞かなくなってしまった。
つむぎの引っ越しも近いのにこのままでいいのだろうか。しかし、里穂子の意志は固かった。妹から裏切られた気持ちが強かったのだろうか。
そんなころ、マクベスではラストライブに向けて「新ネタ」を作っていたが、一足早く実家の仕事を手伝うことになった潤平は一時実家へ戻った。
そんな中出来上がった新作は「引っ越し」完成を喜び、瞬太が躍り出すと、春斗もそれにつられて踊りだす。
とても幸せそうなシーンだった。しかし、時間は確実に「解散」に向けて動いているのだった。
4人目のマクベス
元々「マクベス」はフリーで5年間2人でやって来た。そこに瞬太が加わり3人となった時、瞬太のバイト先に常連の楠木が来た。
理由は「ゴルフが好きだから」、焼き鳥屋の店名は「ボギーパッド」とゴルフ用語になっているが、大将はゴルフ好きではなく、ゴルフ好きな人が好き。
と言う理由らしい。そこで3人が運命的な出会いをしたのだ。当時芸能事務所にいた楠木を大将が紹介したことにより、「4人目のマクベス」として
彼らを陰で支えるマネージャーとなった。そして各所に頭を下げてはどんな小さな仕事でももらってきた。
しかし、自然と彼らと向き合うことを自ら避けてきたのかもしれない。「忙しい」を理由にあまり積極的に関わらなくなった。
久しぶりに「ボギーパッド」へ楠木が来ると、里穂子と奈津美が、前に受けた面接の話しをしているところだった。
そこで、瞬太が奈津美を「潤平の彼女です」と紹介し、里穂子のことは「ネタ合わせするファミレスの店員さん」と紹介した。
すると楠木は、「じゃあ、あのファミレスのネタのモデル?」と聞くも、里穂子は冷静に「私は2年前から働いています。あのネタができたのは4年前なので違います」
と、訂正した。瞬太はマクベスに関して彼女はなんでも知っている。と自慢げに楠木に話した。
そして、瞬太が出入りするバーにも楠木は立ち寄った。そこでつむぎと瞬太に会い、さっき「ボギーパット」で奈津美と里穂子に会ったことを話した。
するとつむぎが「名刺ください」と唐突に言ってきた。その一枚の名刺が何を意味するのか分からないが楠木は渡した。
すると、数日後つむぎが「マネージャー志望」で面接に来た。野球部のマネージャーを辞めてから気力がなくなったつむぎ。
そんな妹に姉は「マネージャー」って呼ばれるだけでもテンション上がらない!?と以前に話したことがきっかけだった。
それぞれの別れが近づく
そして楠木はいつも3人がネタ作りをしているファミレスにも来た。里穂子にすぐ帰るから。
と、伝えると3人に最後のライブのネタ順を渡した。変えても構わない。と言って去って行ったが、去り際
里穂子に「妹さん、今度から打ちでマネージャーとして働くことになったから」と伝えたのだ。
冷戦状態のため、全く話しをしなくなった姉妹。しかし、姉が動き出した背中を見て、つむぎも背中を押されたのだ。
そして、春斗の兄もあの時の、弟からの着信で「住み込み」の従業員として働きだしたと連絡が母から来た。
だから、兄の部屋が空いたから、解散したら帰ってくるように言われてしまった。
瞬太はつむぎと一緒に暮らすのか、相変わらずお気楽な性格そのままに、周りの変化を見守っていた。
潤平は後継ぎとして認めない父に、土下座をして認めてもらおうと必死になっていた。
そしてつむぎは引っ越して行った。そのときベランダ越しに春斗と話していた。就職について、面接の決め手となったこと。
それは、「会社のパンプレットの受付に美しく花がかざってあったこと。」春斗はそんなとことで面接を受けたのかと驚くが
里穂子は、実際はそんな「些細な事」がきっかけで、人生が変わるのかもしれません。と話していた。
そして、仕事へ行き妹が引っ越した部屋に帰る里穂子。つむぎは遅れて出勤したが、その理由が分かった。
姉にちゃんとお別れも言えずに家を出ることに、謝罪を込めて様々な手料理と手紙をしたためていたのだ。
手紙を読みながら、肉じゃがを食べては泣く里穂子。改めてつむぎのことが大好きだと思った。
Twitterの声
コントが始まる。。。 今日はリアタイで見れた。 いろんな人間関係が細かく描かれててほんとにいい作品。 今日も泣けた おやすみなさい
それぞれの人生、それぞれの想いが印象的なお気に入りのドラマ「#コントが始まる」を毎週欠かさず観ています。当たり前だけど人は1人で生きてる訳じゃないんだなぁとか、つむぎの姉を想う気持ちとか、マクベスが解散するのを一番残念に思う楠木さんとか、いちいち最高。あいみょんの曲がぐっときます
伏線
パフェとちゃんぽん麺を注文したサラリーマン風の男性。いつものバナナがパフェにないことに怒る。しかし、ウェイトレスは「お客様バナナがお嫌いですから、外しておきました」そして、現れた店長風の男性「この子すごいでしょ?」そしてちゃんぽんもいつもより少ないことにクレームを入れる「お客様最近お太りになられているようなので、少なめにしておきました。」そしてバイト歴30年の男性店員が「もうすぐ奥様がこちらにお見えになります。離婚届を渡されますが、こういってください。”食事に行こう”」
「えっ!?もしかして、そのために、パフェもちゃんぽん麺も少なめに・・・?」にこりと笑う店員たち。
- いつもそばにいたつむぎが引っ越してしまう。でも黙って行ってしまったと思っていたら、手紙と料理を残してくれた。改めて妹がいてくれたことに感謝する里穂子。
- そして4人目のマクベスとして楠木は、全身全霊で応援していたが、知らず知らずに距離ができていた。しかし、最後の解散ライブは楠木のリスト通りに進めることにしたマクベスの3人。そのリストが離婚届と、冷え切った夫婦関係。
- 帰る場所がなく、いつもファミレスにいるサラリーマン。それは春斗であり、潤平であり、瞬太。でも、最後のライブが終ればそれぞれに帰る場所が用意されている。
そして楠木が渡したリストがこちらです。
- 水のトラブル
- 屋上
- 奇跡の水
- 捨て猫
- カラオケボックス
- 金の斧、銀の斧
- 無人島
- ファミレス
- 結婚の挨拶
- 新作ネタ
全てが、ドラマの進行通りになっており、それぞれの人生の伏線を回収してきた順でもあります。
そして、楠木は何より、そのネタができた順番をしっかりと見ていたということです。
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