「イチケイのカラス」福岡のふるさと納税返礼品【カラス天狗】が板間を救う!?
今回入間みちおが取り出してきた「ふるさと納税の返礼品」は福岡県のカラス天狗にまつわものでした。
それを板間千鶴にあげたのです。見た目はカラスの形をしていますが、ボタンを押すと天狗の仮面を被ります。
そしてもう一つのボタンを押すと「かーかー」と鳴きます。どういう意味合いで千鶴に渡したのでしょうか?
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カラス天狗とは?
入間みちおの趣味は「ふるさと納税」です。ふるさと納税をすると、その土地にちなんだ品物が返礼品としてもらいます。
今回は「カラス天狗」でした。やはり【イチケイのカラス】なので、カラスにちなんだ返礼品を選んで、ふるさと納税をしているのでしょうか。
そして「カラス天狗」とはどういった存在なのでしょうか?調べてみると福岡県に実際に、カラス天狗を祭る、お祭りが毎年あるそうです。
天狗に似た風貌でありながら、猛禽類のように羽を生やした生物。あの剣豪で有名な「牛若丸」に剣術を教えだと思言われています。
古くは平安時代の書物に出てきます。上皇崇徳院が讃岐の島に流され、亡くなった時に怨霊として現れたのが「カラス天狗」の姿だったと言われています。
しかし、「ミイラ」が存在するそうですがそれは福岡県ではなく、和歌山県にあるのですが、これは後に模造品だということが判明しました。
カラス天狗は仏法を守るものとして、崇められている「カルラ」から来ていると言われています。
しかしなぜ福岡県に由来があるのでしょうか?日本に初めて天狗が登場したのは、「飛鳥舒明天皇の9年」と言われています。
雷を轟かせ、都の上空をまう不思議な生物。それを見た人々は不吉の前兆だと言いましたが、中国に留学していた僧侶が「あれは天狗です」と言ったことから、
その生き物人々は「天狗」と呼ぶようになり、天狗は日本各地の上空を舞い、最終的に福岡県の求菩提山に舞い降り住みついたと言われています。
天狗は不老不死の象徴でもあり、子供が生まれると言う可能性は、しばらく後の事となります。なので16世紀ごろに子供が誕生したのではと言う説があり、
その子供がカラス天狗と言うことです。そしてその誕生を祝うため、福岡県の豊前市ではカラス天狗にまつわる祭りが開催されています。
なぜ千鶴にあげたのか?
みちおは数多くの返礼品を持っていますが、その多くはコレクションとして、イチケイのみちおのデスクの後に飾られています。
しかし時として、「この人にふさわしい」とされるときには、惜しみなく返礼品をプレゼントしています。
日高裁判官が、真相を明らかにし退職する時にも、白いフクロウをプレゼントしました。そして板間千鶴の妹が上京した時にも、
何かの飾りを確かプレゼントしていました。それは妹が旅先のお土産として姉に渡していた飾りととてもそっくりなものでした。
そして今回初めて千鶴にみちおがプレゼントしました。千鶴が何者かに後をつけられている。そして非公式のSNSで、
イチケイのファンたちが投稿している裁判の様子に、毎回絡んでくるユーザーがいるのです。そこにみちおは天性の勘で、何か不吉なものを感じたのでしょう。
1部の地域では「カラスが家の上を旋回すると、その家で不吉なことが起きる」と言う言い伝えがあります。
そのため、みちおもなんだか不吉なことを感じたのかもしれません。そして小さく「かーかー」と鳴くことにも意味があったかもしれません。
実際にその後、千鶴を警護をするために文ちゃんが自主的に送迎をしますが、階段から突き落とされそうになり、文ちゃんが助けたと語っていました。
実際に起きた不吉なこと
今回の裁判は「裁判員制度」を利用した、民間人と共同で行う裁判でした。そしてその判決が無事に出たことで、裁判員たちの仕事も無事に終りました。
そのお礼の品を取りに行った千鶴は、1人で行動していたのですが、その前にみちおが傍聴席で見た事ある顔を見かけました。
千鶴がつきまとわれていると言うことが気になり、彼女が過去に担当した案件を見ていた時に、その顔があったことを思い出しました。
眼鏡をかけていたので、わかりづらかったのですが、千鶴の裁判の判決に不服があり、逆恨みした男性がすぐ近くにいたのです。
お礼の品を取りに行った千鶴は1人です。男にとっては好都合のチャンスです。みちおは「2度あることは3度ある」と言って部屋を出て行きました。
ちょうどその頃、千鶴が階段を上っていると、上から見下ろす男性がいました。千鶴にも見覚えのある顔でした。
とっさに身の危険を感じて、ポケットに入れたままになっていた「カラス天狗」のボタンを押しました。
「かーかー」と小さく鳴くだけで、防犯ブザーのような役割は果たしませんでしたが、男が千鶴を階段から突き落とした時、
寸前のところで、みちおが千鶴の下敷きになることにより、千鶴が怪我を負わずに済みました。やはり何か不吉なことを感じて、守るために渡したのかもしれません。
そしてたとえ小さな音でも、「カーカー」と鳴くことで、みちおが不吉な予感を感じて部屋を出たときに、千鶴の居場所がすぐにわかることができたのでしょう。
本来ならば、文ちゃんが千鶴のことを好きで、文ちゃんが守りたかった人ですが、千鶴の気持ちは妹とのメールのやり取りから、だんだんとみちおに気持ちが傾いているようですね。
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