「イチケイのカラス」7話ふるさと納税謝礼品が日高の気持ちを動かしたのか?

ついに12年前の「殺人事件」と今回の大泥棒事件から発展した、法事税法違反をしている志摩の事件がひとつにつながる時が来た!

 

本来12年前に判決が出ており、最高裁で「無期懲役」が決定したが、みちおが【冤罪】を訴えたが退けられ、犯人とされた仁科は自殺してしまった。

 

一方、その時みちおはドライブレコーダーの映像を入手し、「現場から立ち去る人影を見た」と、証言した仁科の言動を証明する人影を発見した。

 

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異例の再審請求

異例の異例、12年前に日高裁判長が判決を下した事件を、再審請求するとはきわめて異例な事であり、

 

大きな注目が集まった。これで地検から3日以内「即時抗告申立書」が提出されなければ裁判は行われる。

 

城島は「俺に任せろ」と井出を加えようとしなかった。そしてイチケイでは3日が過ぎるのを待った。

 

「即時抗告申立書」は提出されなかった。城島は地検に呼び出され叱責されていたが「提出し忘れた」ということで、今回の裁判から外れることになった。

 

彼自身も自分の「正義」に賭けて、地検が何を【隠しているのか】はっきりさせたいのだ。

 

 

駒沢は以前、日高に「我々もいつか、彼に裁かれる時が来ますね」と言っていたのは、この12年前の事件に事だった。

 

あのとき3人の裁判官で意義を唱えたのは、駒沢だけで多数決で、1対2で「無期懲役」となったのだ。駒沢自身も納得のいっていない判決だった。

 

しかし、その時の裁判長は日高であり、日高も何らかの圧力により仁科に罪を着せようとしている気がした。

 

その正体が何なのか、駒沢も本当のところをずっと知りたいと思っていた。

 

今回も弁護士主導で「職権」が発動された。そこでそれぞれが12年前の事件から手を付け始めた。

 

裁判官の排除


城島が地検として参加しない代わりに、この事件の真相について何か知っていると思われる人物が井出と組んだが

 

何かと「憶測」だといい、協力を拒んできた。そしてついに2審で「忌避申し立て」を行い、3人の裁判官をこの裁判から外す申し立てをした。

 

坂間は却下したいが、みちおと駒沢はこの狙いをわかっていた。こちらが却下するとみて、最高裁の日高に地検が意見を申し立てる

 

すると、早いうちにに裁判はできなくなる。それを見込んでのことだった。もう時間がない。急がないと判決を出せない。

 

当時の書記官で、駒沢と入れ替わりに辞めた人物書記官の友坂が証言をしてくれることになった。

 

 

予想より早く1週間以内に「忌避申し立て」が認められるようになった。本当に急がないと裁判が途中で終わってしまい

 

また【闇】に葬られる。そして一番の証人である志摩の妻はブティックを経営しているが、話しを聞きに行くとみちおは気づいた。

 

「新作」と言うジャケット。先日の裁判を傍聴する志摩が身に着けていた。そして、赤字を個人資産から補填しているが、その出所が不透明。

 

そして、2人は離婚している。きっとこれは裁判を混乱させるために志摩のアリバイを偽装している。

 

次が最後なら、次長検事の中森と、最高裁の日高を呼びたいとみちおは言った。坂間も気持ちを押さえて真実のために願った。

 

最後の裁判

やはりメディアは大きく3回目の審理を取り上げた。しかし、証拠の提出を求めた志摩の元妻が買い付け名目で出国

 

志摩の当時の歩き方がわかる証拠も提出されなかった。ニュース映像から70%の整合性があったが証拠として認められなかった。

 

弁護士が何を証言しても、地検は意義を申し立てる。ついに中森の証人尋問が行われた。しかし、彼は弁護士の質問に「たわごと」だと笑った

 

すると、井出が判断材料となる資料を事前に申請しず提出した。城島が懸命に止めていたのはこのことだった。

 

事前に申請してしまえばつぶされてしまう証拠だからだ。しかしそれを元に尋問すると逆に仲間内から【告訴】と言われてしまった。

 

 

次に始まった日高の証人尋問。当時の書記官友坂から、日高は当時最高裁から審理を早く終わらせるように指示されていた。と証言した。

 

しかし、そんな証拠にはならないときっぱりと言い放ち、毅然とした態度に出ていた。

 

そこにみちおは、日高の前に立ち「当時志摩の証人尋問を行っていれば、仁科さんと、今回の新聞記者真鍋さんは、命を落とすことはなかった」と訴えた。

 

司法により奪われた命と、遺族の気持ちを日高に訴えかけた。そして改めて「上に忖度したか?」と聞くがしていない。ときっぱりと答えた。

 

 

逆にみちおたちの行いがおかしいと訴え、みちおは「裁判官失格」と言われてしまった。

 

その後、中森と日高は屋上で話していた。当時のことを話して欲しいと中森にお願いしていた。しかし、それには裏があったのだ。

 

メディアを集め、中森の話しを隠し撮りしており公開した日高。そして、2つの事件について真犯人を暴く。

 

それを遠巻きで見ている坂間達。裁判でみちおたちのやり方を批判し、中森の肩を持つように見せ、真相を聞きだす。

 

そしてみちおは、日高に「三重県のふるさと納税の返礼品」と言って、帰っていく日高に【白いカラス】を手渡した。

 

いらない。と突っぱねたが、いい意味では【たぐいまれなる人物】悪い意味では【はぐれ者】といわれるそのカラス。

 

日高は受け取った。自分はどちらの意味として受け取ったのだろうか・・・。はぐれ者だろうか!?

 

 

 

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