「イチケイのカラス」三重県ふるさと納税返礼品「白いカラス」は本当に存在する?

ついにみちおが、12年前の冤罪について裁く時が来た。そして駒沢もそれを望んでいた。

 

しかし地検は何かを隠しており、断固協力を拒否した。しかし井出は何らかの資料を見つけ証拠として提出したが認められなかった。

 

そしてみちおは日高の気持ちに語りかけるように、あの12年前の裁判で今も苦しんでいる遺族がいることと、それにつながる出来事で亡くなった人もいると日高に語りかけた。

 

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認めない日高

 

日高はどんなに質問されても、「あの時の判断は正しかった」と言って意見を曲げる事は絶対になかった。

 

そして、当時の裁判を担当した書記官からの証言で、最高裁から早く裁判を終わらせるように言われ、急いで判決を出したのでは?

 

と、問われても決してそんな事実はありえないと突っぱねてしまった。しかし駒沢はずっと心の中にしこりが残ったままだった。

 

その公判には途中から参加したので、最初のことはわからないが、あの判決はなぜか多数決で決まったのだ。

 

しかも、その公判に意義を唱えたものは、裁判から外されると言う異例の裁判だったことも記憶している。何の圧力なのか。

 

 

駒沢はその闇を知りたくてみちおを裁判官になるように勧めた。彼が冤罪だと主張していて、証拠も提出しているのに、その証拠に映った人物の証人喚問を日高は拒否した

 

そして冤罪が生まれ、「私は何もしていません」と短い手紙を残して、犯人に仕立て上げられてしまった仁科は自殺してしまった。

 

それが12年前の出来事。その後日高は順調に昇進し時期最高裁の判事になることが決まっていた。

 

しかし、「令和の大泥棒」と呼ばれた岸田が盗み入った会計事務所が、12年前に目撃された人物だと思われる志摩の会計事務所だった。

 

そして、その事件を追っていた新聞記者は、階段から転落し脳死状態から死亡に至った。そして彼が残した手帳から、志摩の事務所が脱税に関与していた証拠が見つかった。

 

そしてその中に12年前の記録が残っていた。当時死亡した人物が会計を担当しており、売り上げと金額が合わないのを疑問に感じ、脱税を疑い謎の数字を帳簿に残していた

 

その数字と、過去の帳簿の数字が一致したことから、確実に志摩と12年前に死亡した男性はつながりがあった。しかし日高はあの時関連性は薄いと言って拒否をした。

 

 踏み絵

 

みちおは「踏み絵」だと言った。裁判中日高は、正当性を消して崩さず、地検にも何の落ち度もなかったと言う証言をした。

 

それは踏み絵であり、地検のトップから真実を聞き出すための芝居だったのだ。日高の予想通り地検のトップは12年前の事件の真犯人を知っていた

 

当時国税局にいた志摩だった。日高は隠し持ったボイスレコーダーで、その会話を録音しメディアに公開した。

 

日高自身もあの判決には、上からの圧力があったことを暗に認めていたのだ。だからこそ今真実を明らかにしないと、深い闇はまた扉を閉ざしてしまう。

 

自分自身の地位がダメになろうとしても、みちおが強引にその扉を開けたなら、自らも真実を明らかにする義務があると思ったのだろう。

 

 

なので志摩は、巨額の脱税を指南した疑惑と、12年前の殺人に関わった疑惑と、新聞記者を階段から転落しさせた疑惑がかけられた。

 

そしてみちおと坂間は、裁判所から去っていく日高に声をかけた。日高は坂間に向かい同郷の者として、長崎弁で「私のような裁判官になってはいけない

 

と言うようなことを言い残して、裁判所は後にしようとしたが、みちおが手のひらから白いカラスを出し

 

三重県のふるさと納税の返礼品の白いカラスです。差し上げます

 

拒否した日高に向かって、白いカラスは勇者、悪い意味でははぐれ者と言われています。と言うと日高は受け取った。

 

三重県の白いカラス

 

2016年に実際に三重県で白いカラスが目撃されている。それは畑に現れる黒いカラスの中に紛れているカラスで、

 

カラスはもともと警戒心が強く、人間の前にあまり姿を現す事はないが、白いカラスは黒いカラスよりも警戒心がますます強い。

 

そして白いカラスが生まれた理由としては「アルビノ種」と言って黒い色素が欠落して生まれた変異種と言うことになる。

 

そして、そのまま大きくなるのは難しいと言われている。なぜならば親ガラスは白いカラスが生まれると巣から落とすと言う。

 

いろいろな説があるが、一番有力なのは、白は自然界では目立ち敵から狙われやすい色だと言われている。そのため他の雛たちを守るため、白いカラスは巣から落とされる。

 

もちろん生まれたばかりの白いカラスは、自力で生き延びることができない。そのため自然界に白いカラスがいる事はごく稀なことである。

 

ほとんどの白いカラスは、人間に拾われて成長したカラスであり、世界各国で目撃されている。

 

そしてカラスには意味があり、「闇を裁くもの」とされている。警戒心が強く人の前に出る事はないが、悪いことを表に出す象徴だと言われている。

 

そんな意味でも、みちおが日高に白いカラスを送ったのは深い意味を持っているのではないだろうか。

※本文とは関係ありませんが、白いカラスの動画を載せておきます。

三重県で目撃されたカラスは、画像が残されていないので、このようなカラスだったかもしれませんが、目撃情報からくちばしだけは普通の色だったと証言されています。

 

三重県で目撃された白いカラスは、くちばしの色が他のカラスと同じだったため、育つことができたのではないだろうか。

 

アルビノ種でも、頭だけ黒いカラスは生き残ると言われている。雛たちはひしめく中に、真っ白だと目立つので落とされてしまうが、

 

たまたまくちばしが、みんなと同じ色だったため親カラスは普通のカラスと判断し、子育てをしたのだと思う。ある意味幸運なカラス

【ふるさと納税】ご利益あり!幸運をよぶ鳥【那智黒石ふくろう】 岡室碁石

 

ふるさと納税の返礼品に実在するか探してみましたが実在はしませんでした。その代わりに同じようなものとして、ふくろうの返礼品がありました。

 

 

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