将来有望なバレリーナを襲った悲劇「イチケイのカラス」5話

有名なバレエ団の振付師が、歩道橋の階段から転落し、頭を強打し「意識不明の重体」となった。

 

この振付師については、以前からバレエ教室に来る生徒たちへのわいせつ行為が絶えず問題視され解雇されていた。

 

しかし、男性が転落したとき、その場に居合わせたのはバレエ教室の講師の女性だった。

同時に他の裁判もあるので、この裁判に関しては板間が担当することになったが、書記官の文太の様子がおかしい。

 

このバレエ団に所属する、世界的に注目されている馬場恭子が在籍している。文太が中高の同級生で「初恋」の相手。

 

ということで、裁判の判決にはかかわらないが、法廷に私情を挟むことなく入ることができるかどうか、判断がゆだねられた。

 

文太はしばらく悩み、この案件の書記官を務めることを決めた。

 

 

そして「第1回公判」開廷すると、入廷してきた恭子は「文ちゃん!!」と驚きを隠せなかった。

 

しかし、私情は挟めないので、軽い会釈だけで終わらせたが、板間が驚いたのはそこではなかった

 

傍聴人席にみちおがいること!!なぜ入ってきたのだろうか!?するとみちお裁判を楽しみにしているファンの横に座り、

 

スケッチブックを借りた。そして、マジックで何かを書き出した。

 

「さっき食い逃げの裁判してきた」

「この事件と併合審理したい」

 

と、食い逃げと転落事故、まったく関係ない案件を一つにして裁判を進めたいというのだ。

みちおの狙い

ありえないことだった。違う事件を一緒に審理する。関連性が認められる案件ならまだしも、「食い逃げ」と「転落事故」につながりはあるのか!?

 

しかし、みちおはそこのところはしっかりわきまえているはずなので、何か考えがあるのは誰の目から見ても明白だった。

 

そこで「地検」と「裁判所」で話し合いがもたれた。するとみちおは、先ほどの食い逃げ犯は、 仕事もなくなりやけになり

 

「高級すし店」で5万円ほど食べると、トイレの窓から逃げた。その事件とどうして今回の事件が結びつくのか!?

 

それは、食い逃げした男性が逃げる時歩道橋の上で言い争う男女を見たという。しかも女性2人と男性1人。

 

日時は、「階段転落事故」と一致している。だからこそみちおのアンテナにひかっかたのだ。

 

 

転落事故の日は、解雇したことをめぐり、経営者と振付師が口論となり、誤って階段から転落した。ということになっており、

 

その場にいたのは男女1人ずつのはずだったが、男性は同じ背格好の女性が2人いたと証言していたのだ。

 

そして、男性に第2回の裁判で証言台に立たせると、所属するバレエ団員を見て、「この中にはいない」と断言したが

 

傍聴席にいる恭子を指さし、「この人です」確かにこの人を見ました。と大きな声で証言した。

 

しかし、犯行時あたりは暗くはっきりと顔が見える状況ではないが、彼は絶対に恭子だと言い張っていた。

職権発動

なぜ彼が「恭子」と言い切れるのか、状況を調べなおす必要が出てきた。

 

そこでまず、恭子の当日の行動を団員に聞くと、「回転の練習をしていました」と、どの団員も口をそろえた。

 

まるで「口裏合わせ」が行われたように、寸分たがわぬ証言が、数日前ならまだしも、かなり日の経った証言が見事に一致するのか!?

 

そして、実際に現場に行ってみると、夕方でもはっきりと顔は見えづらい位置に男性はいたことになる。

 

そして、暗くなるのを待つ地検と、イチケイ。暗くなると顔の判別は全くできなかった。するとみちおは「わかるまで待つ」

 

と、他の人たちを帰し、一人現場に残った。すると板間は仕方なく付き合うことにした。静かな時間・・・。

 

かと、思ったらみちおは居眠りをして、千鶴の方に頭をもたげた。その瞬間、現場付近が明るくなった

 

調べると、月に1度「デコトラ」の愛好者があの道をあの時間に列をなして走行するため、犯行時刻に男性が歩道橋の上をはっきり見ることが可能だった。

 


 

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