「鹿楓堂よついろ日和」8話、1日鹿楓堂で働くことになった千利

鹿楓堂の近くにあるイタリアンレストランで見習いをしている千利。とても鹿楓堂を意識しており、

 

毎回きては熱心にメニューを食べて、研究していたが、今日は元気がない。スイが「もうメニューは食べ尽くしたのかも知れませんね。」

 

と、声をかけるとやはり元気がない。そこでオーナーの神子に電話をして、千利を一日預かることにした。

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1日働く千利が知ったこと

千利はスイの思いつきで、1日鹿楓堂を手伝うことになった。今ままで出てきたメニューだけを見てきたが、

 

中ではときたかが料理をしていた。「自分のお店を持ちたくないの?」と聞けば、スイに救われて

 

元々料理は得意でしたが、二人でなんとかやってきたし、接客は得意ではないから。

 

と答えが返ってきた。そして、椿は真剣に和菓子を作っっていた。それだけの腕があり、お店を持ちたくないの?

 

と、また同じ質問をぶつけた。すると、「スイに助けられていなかったら、僕はもうお菓子を作っていません!!」

 

と、キッパリと返事が帰ってきた。そしてぐれにも質問してみたが、やはり、スイへの感謝の気持ちだった。

 

すでに3人でお店を回し、4人目を雇う余裕などないはずなのに、手を差し伸べてくれたスイをとても慕っていた。

 

誰もがスイの元で本気で働きたい。と思っていた。そして肝心なスイはお茶だけの担当だと知り、改めて驚いた。

■関連作品

千利の本心と角先の狙いは何か?

スイは千利に質問してみた。「自分のお店をこの先持ちたいですか?」と。すると余計に千利は落ち込んだ。

 

いつもなんでも中途半端な自分。学校を卒業してもフリーターでフラフラとしていた。

 

そんな時にコンビニで働いていて、商品を忘れたお客さんを追いかけた。すると今度は手に持っていた傘を忘れた。

 

それが今のオーナー神子との出会いだった。そして親しくなり、初めてご飯を食べさせてもらった。

 

その味に感動して、この人の役に立ちたいと思うようになり、お店を手伝うことになったのだが、

 

寝坊で遅刻して、電話を入れると「今日はもう来なくていい!!」と叱られてしまったのだという。

 

役に立ちたいのに、邪魔をしているのではないかと心配を口にした。その頃、八京は角崎に絡まれていた。

 

「お腹が空いて死にそう〜!!なんか食べに行こうよ!!」と半ば強引に仕事の手を止めさせて、

 

「サバの味噌煮」と八京が言ったので、間髪入れず「いい店知ってる!!」とこれまた強引に連れていった。

 

そこは角崎の実家がやっている定食屋だった。角崎曰く「サバの味噌煮はここが1番!!」とほめちぎっていた。

 

そして、八京はどうして自分にかまうのか聞いてみた。すると、初めてショコラケーキを試食してもらったのが始まりだったという。

 

そして、それからも何だかんだ言いながら、必ず新作を試食してくれた。今までのオーナーは見た目重視で

 

試食すらしてくれたことがなかった。だから八京のことを信頼しているのだ。そして出てきた鯖煮定食を2人で食べた。

 

妹にご飯のおかわりを頼む角崎。妹は「1つでいいの?」と確認すると、八京が恥ずかしそうに「僕も」と答えた。

 

やっと八京の人間らしさが垣間見えた気がした。

 

■キャスト関連ドラマ

 

賄いへの誘いと、神子の気持ち

お店の看板をしまおうとおもてに出た千利。近くから奇妙な声が聞こえてきた。猫と戯れるスイだった。

 

今日の分と日当を受け取った千利。スイは賄いを一緒に食べるように誘ったが、断ろうとした千利。

 

しかし、メニューがグラタンと聞き、一緒に食べることになったが、みんなが椿と千利を比べ「お子ちゃま」

 

と言うので、猫舌の椿は意地で熱々のグラタンを食べた。そして負けじと千利も食べた。

 

今までお店のことをライバル視していたが、今日1日でかなり、このお店の仲間と打ち解けたようだった。

 

帰りに千利を神子のところへ送っていった。すると神子は腰が抜けたように座り込んだ。

 

「引き抜かれてもう帰ってこないと思った・・・。」実は、神子が妻がなくなりお店を閉めていたが、

 

また再開するきっかけになったのは千利だった。初めて家にきたときに料理を振る舞い、

 

とても美味しそうに食べてくれた姿に、力をもらったという。千利も知らないところで、すでにオーナーの力になっていたのだ。

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